大阪万博閉幕、夢洲はどうなる?レガシーか再開発か、問われる万博跡地の真価
2025.10.21
ビジネスジャーナル
一方で、学校側でも2025年の中学入試で変化が表れている。それは、英語入試を志願した受験生が大幅に増えたことだ。
2025年入試では首都圏の中高一貫校のうち、140校が英語入試を実施した。実施校は昨年よりも2校減った一方で、受験者数は前年の3298人から365人増えて3663人だった。前々年の受験者数は2560人だったことから、わずか2年で1100人も増加した。英語入試を実施する学校は2015年頃から増えていて、受験者数は過去最も多い水準になっている。
割合まではわからないものの、英語入試には外国籍の受験生がある程度含まれているとみられ、増加している中国人受験生の受け皿になっている可能性もある。北氏は今後について次のように分析している。
「正確なデータはないものの、移住によって中学受験に臨む中国人家庭が増えていることは、大手塾でも個別指導塾でも感じています。おそらく日本で中学受験をする中国人家庭のコアな層は、物価の高騰や不況などの影響は受けないでしょう。中国人の富裕層は何千万人もいるわけですから、まだまだ日本で中学受験をする家庭が増えてもおかしくないのではないでしょうか」
首都圏の中学受験ブームが続く中で、中国人受験生の存在が大きくなっているのは間違いなさそうだ。
(文=田中圭太郎/ジャーナリスト)