樋川 凛斗

樋川 凛斗

広く浅い趣味の人間です。よろしくお願いします。
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ファンタジー 完結 短編
溺れる様な感覚の苦しみで、僕は目を覚ました。周囲を見渡すが、数多の宝石が飾られた部屋に見覚えは無い。 ここは一体、どこなのか――。 「――おや、ようやくお目覚めかい、君」 振り返れば、そこには【魔女】が、凍える黄色の瞳を眠たげに細めていた。 「まず聞くが――君は、誰だ?」 【魔女】の問いに、僕は混乱した。それは根源的なものであり、ともすれば僕の自我が根底から揺るぎかねない類の問題――。 「僕って、誰だ……?」 記憶を失った僕に、【魔女】は一つの選択肢を提示した。 「記憶を取り戻すなら、知人に聞くのが手っ取り早い」 【魔女】の手で揺れる赤いブローチ。それは、僕と一緒に倒れていた人物が持っていたものだという。 「――尤も、その者の未練が、君に牙を剥く可能性もあるがね」 それは、未練を残してこの世を去った者を弔う僕が、記憶を取り戻す為の確かな足掛かりだった。 ※画像はAIを使って生成しています。初投稿なのでお目汚しにはなってしまいますが、よろしければ一読頂ければ幸いです。
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文字数 27,948 最終更新日 2026.06.22 登録日 2026.06.20
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