忘却 小説一覧

17件
1

最初から、いないものとして

「ねえ、私のこと、もう忘れていいんだよ」――。 クラスの片隅、誰の視界にも入らなくなった白洲結衣。彼女の体は、関心を失われるたびに透明なガラスのように透けていく。 幼馴染の陽介だけが彼女を繋ぎ止めようとするが、その代償は「陽介自身の記憶と日常の崩壊」だった。 愛する人のために、彼女は自ら「最初から、いないもの」になることを選ぶ。
2

これが最後の

 人々が自分の記憶を自由に消去できるようになった時代。  愛花の恋人である聡は、別れた後に愛花と恋人だった記憶を消してしまう。  ところが偶然再会した聡は、また愛花のことを好きになったと言う。  再び聡と恋人になる愛花。しかしそれは、繰り返される忘却の始まりだった。  私はあと何回、「久しぶり」と言うのだろう。
3

君を忘れた世界で 〜救うたび、俺は誰かの記憶から消えていく〜

白い紋章を持つ少年レインは、勇者として王都へ向かうことになる。 彼には、どうしても見捨てられないものがあった。 傷ついた人。 倒れた仲間。 助けを求める声。 レインが白い光を使うたび、誰かは救われる。 ただし、その救いには代償がある。 レインに救われた者は、彼のことを忘れてしまう。 命は残る。 傷は癒える。 けれど、助けてくれた少年の名前だけが消えていく。 それでもレインは、目の前で誰かが死にそうなら手を伸ばしてしまう。 人間だから救うのではない。 味方だから救うのでもない。 死んでほしくないから、救う。 これは、世界を救うたびに世界から忘れられていく勇者の物語。
4

The STELLA ― 星を支える者たち ―

突如現れた生命体「ステラ」は、巨大化し、星を喰らい、文明を崩壊へと導いた。 人類は新たな兵器で対抗するが、その力には残酷な代償があった。 それは、戦うほどに記憶を失っていくという副作用。 一人の兵士は、その代償を承知で戦場に立つ。 世界を救うために、自分自身を削りながら。 一方、かつて彼と同じ時間を生きた一人の女性は、英雄となった彼を、ただ一人、覚え続けていた。 忘れていく英雄と、忘れられなかった者の物語。
5

ログティア~忘却の大地と記録の旅人~

霧の大地と呼ばれる世界がある。 その霧は世界の記憶。放っておけば霧は記憶ごと消えて行き、やがて誰からも忘れられてしまう。 セイル・ヴェルスは、失われていく記憶を自分の内に保管する、記憶の保管庫――ログティアと呼ばれる者達の一人だった。 これは世界が忘れた物語と、忘れ続ける世界に生きる者達を描くファンタジー。 ※小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
6

空白の叙事録〜誰が忘れた罪禍の記憶〜

七千と二百年前に起きた災厄。 世界を滅ぼしかけた黒き夜の獣の存在。 そして、黒き夜の獣がもたらした終滅の闇夜を切り裂き、滅びかけた世界に光ある平穏を取り戻した、白銀の騎士。 それはこの世界に伝わる英雄譚の一幕だった。 そんな伝承の残る大地で、冒険者であるトゥリアは今日も相棒であるライと共に仕事の依頼をこなす。 今回の依頼は辺境の村々を襲うウルフハウンドの討伐依頼。 その依頼の最中にトゥリアは依頼外の獣の襲撃を受け崖から転落してしまう。 トゥリアを助けた少女との出会いを始めとした不思議な出来事の数々。 それがトゥリアのかつて交わした“約束”を果たす為の始まりだった。 英雄となった白の王と、白の王が愛した白の姫、そして夜の獣の真実を巡る物語。 ・・・と、壮大な前置きを持たせる予定の物語です。 なろうの方でも活動させて頂いております。 『空の詠(うた)』の編集です。
7

破裂する聖者。君に伝えられなかった想いが散らばっていく

陽介は同級生3人と一緒に異世界へ召喚された。 召喚先で勇者亮太を筆頭に奏、夏子と4人で勇者パーティーを作って、魔王討伐に向かった。 「禁断のフレイム」という自爆スキルを持つ陽介は聖人。 なぜか想い人の夏子は聖女。 魔王と対峙した4人。陽介は決断を迫られる。 長編を作らせてもらう前に、このスタイルで出させていただきました。
8

無名の君へ

溺れる様な感覚の苦しみで、僕は目を覚ました。周囲を見渡すが、数多の宝石が飾られた部屋に見覚えは無い。 ここは一体、どこなのか――。 「――おや、ようやくお目覚めかい、君」 振り返れば、そこには【魔女】が、凍える黄色の瞳を眠たげに細めていた。 「まず聞くが――君は、誰だ?」 【魔女】の問いに、僕は混乱した。それは根源的なものであり、ともすれば僕の自我が根底から揺るぎかねない類の問題――。 「僕って、誰だ……?」 記憶を失った僕に、【魔女】は一つの選択肢を提示した。 「記憶を取り戻すなら、知人に聞くのが手っ取り早い」 【魔女】の手で揺れる赤いブローチ。それは、僕と一緒に倒れていた人物が持っていたものだという。 「――尤も、その者の未練が、君に牙を剥く可能性もあるがね」 それは、未練を残してこの世を去った者を弔う僕が、記憶を取り戻す為の確かな足掛かりだった。 ※画像はAIを使って生成しています。初投稿なのでお目汚しにはなってしまいますが、よろしければ一読頂ければ幸いです。
9

愛してる。だからばいばい

 ヘルザン国には、遥か昔から蔓延する不治の病がある。その病に、ヘルザン国王太子であるセリシール・ヘルザン──僕の婚約者が侵された。  婚約者の名は、ローズ・ミェイアル。赤毛に翠色の瞳を持つ公爵家の令嬢だ。  僕は、心の底からローズのことを愛していた。しかし、死ぬと分かっている人間を王太子妃になどはできない。それは、僕もわかっているつもりだ。 「セリシール様、婚約を解消しましょう」  けれど、ローズから直接告げられたその言葉は、覚悟していたはずなのに、どこまでも僕を堕としていって──  かつての英雄は嗤う。 『どうだ、あいつの為に死んでみるか?』 *本編までは執筆済み *1話1000文字程度 *本編全10話+‪おまけ *おまけタイトル横の記号は以下を示します(○→あったかもしれないその後 △→あったかもしれない世界線 □→あったかもしれない日常) *その内作品下ろすかと思います。ご了承ください
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キッチンカー『ジェット』

受けのご飯大好き クールな動く美術品攻め × 忘れられることにトラウマを持つ 訳ありお弁当屋さん受け の『食』を通してお互いを想いやるお話 ────── ※基本受け視点 ※受けに特殊な設定(能力)アリ 現代ファンタジーとしてお楽しみください ※(後々)ヤンデレ注意! ※ジェット  石言葉 : 忘却
11

恋は、記憶のふりをする ―忘れられた名前

春の光が、まだ冷たさを含んだまま教室に差し込む。駅で偶然見かけた少年の姿が、遥の胸に小さな波紋を広げる。 名前も知らないはずの相手なのに、視線が絡むだけで心がざわつく――。 忘れられたはずの感覚、記憶の奥に潜む違和感。 それは、やがて遥の世界を少しずつ揺るがしていく。 甘く切なく、少し不思議な青春の片想いの物語。 全12話構成予定  視線がすれ違うだけで、胸が高鳴る――。 知らないはずの少年に、なぜか引き寄せられる心。 小さな違和感は、春の光の中で静かに膨らんでいく。 春風に混ざるのは、ほんの少しの恋の予感。 【2025年10月にノベルデイズに投稿した「桜のあとで」のリメイク版です】
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忘却ブレンド

※端的に言おう、この小説はくたびれた店主のおっさんが嫌々仕事をする短編お仕事小説である※ ……忘れたいと思う記憶や思い出を消せるという不思議な珈琲の噂があった。 これは忘れたい記憶を持つ人間に忘却という救いを与える珈琲と、その珈琲を提供する店主のお話である。
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朽ち果てた墓碑

道端で朽ち果てていく誰かの墓碑。 そこには確かに「死」があり「悲しみ」があった。 時の流れはそれすらも忘却の彼方へと運び去っていく。 今、そこにはもう何もない。 だから僕は……この記憶を何かに残したいと思った。 そこにあった「死」とかつてあった「生」を忘れないために。
14

女生徒の霊と教師

高校の担任の葬式に行く事になった。 そして、 担任の人生に起こった些細な そして恐ろしい出来事を知った。
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ただ言って欲しい言葉がある。

一緒に住んでる同性(男性)カップルの話。 記憶と忘却。切ないかな…。 R18は保険。 第1話》 『やめてくれないか』 やめるにはどうすればいいのだろう。 雨の中を歩き続ける……。 嫌な顔を見たくない。その為に忘れよう…記憶から消してしまえばいいんだ…。出来るのか? 第2話》 何がきっかけで、どうしてこうなった? 呪いを解く事は出来るのか。 視点違いで話が綴られます。 第3話》 ーーー
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地下牢に閉じ込められていたシリアスキラーが20年後に突然解放されたら、勇者は、雑魚だった。

【毎週土曜19時更新予定】 シリアスキラー。 名前は、ない。 俺は、ついに捕まった。 馬鹿みたい。 なんで人を殺してたんだろう。 その記憶さえも、忘れてしまった。 そして、意味のない20年を過ごしたある日。 俺は、突然、地下牢から解放される。 そして、俺は、シリアスキラーであることを忘れて、旅に出るのだった。 ✴︎ シリアスキラー要素少なめ 最初の方は、本当にないに等しいです。 シリアスキラーって語源化するの難しい
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小さな奇跡

入学式と言っても、桜はだいたい散っている。しかし入学式はいろんな人の希望という名の芽が集まっている。 希望という名の芽が開く事は、芽を出すよりかは小さな奇跡に過ぎないないと誰かが言っていた。 そう俺は今日入学する!! 希望とう名の芽を持たずに。 記憶を失った天才サッカープレイヤーと、それを支える1人の女性の物語
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