自己犠牲 小説一覧
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37件
1
悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。
そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。
2
共犯者~15年前の過ちと、愛と罪の逃避行~
「この命の使い道は、あの日にもう決まっている──」
東京の片隅でひっそりと暮らす、春介(しゅんすけ)と志季(しき)。ある朝流れた『15年前の死体発見』のニュースが、静止していた二人の時間を動かし始める。
男を殺し、山奥に埋めた、17歳の夏。血と泥にまみれながら、初めて体を重ねた。抱え続けてきた罪の影から逃れるように、二人は北へと車を走らせる。
美しい景色の中で甦る記憶と、逃避行の果てに選んだ決断。そして、あの夏誓った絶対の愛。15年の罪と絆を描く、ロードノベル・愛執ドラマ。
※R18/幼馴染/初恋/性的トラウマ/犯罪描写/ビター展開/救いあり
※全30話程度(日火金21:00更新予定)
3
冤罪を認めた理由を幼馴染みは知らない
盗撮や下着泥棒の罪を認め、幼馴染みである涼音を突き放しす隆道。
しかし、それにはある事情があった。
4
悪女の最後の手紙
王国を揺るがす地震が続く中、王子の隣に立っていたのは、婚約者ではなかった。
人々から「悪女」と呼ばれた、ひとりの少女。
彼女は笑い、奪い、好き勝手に振る舞っているように見えた。
婚約者である令嬢は、ただ黙って、その光景を見つめるしかなかった。
理由も知らされないまま、少しずつ立場を奪われ、周囲の視線と噂に耐えながら。
やがて地震は収まり、王国には安堵が訪れる。
――その直後、一通の手紙が届く。
それは、世界の見え方を、静かに反転させる手紙だった。
悪女と呼ばれた少女が、誰にも知られぬまま選び取った「最後の選択」を描いた物語。
表紙の作成と、文章の校正にAIを利用しています。
5
『「俺を捨てたなら、幸せになってなきゃダメだろ……!」~土砂降りの夜に大人気ボーカルの元カレに暴かれた3年越しの嘘』
「俺を捨てて別の男を選んだんだろ!?
だったら……死ぬほど甘やかされて、世界で一番幸せそうな顔して暮らしてなきゃ筋が通らねえだろ馬鹿野郎!!」
三年前、メジャーデビューを控えた貧乏バンドマンの透。
事務所から「彼の夢を潰す気か」と脅された栞は、彼の未来を守るため「貧乏な男なんてうんざり」と冷酷な嘘をついて姿を消した。
三年後――。
日本中を熱狂させるロックスターとなった透のライブを、最後列でひっそり見届けた夜。
豪雨の路地裏で落とした思い出のペアリングを探し、泥水に突っ伏して泣いていた栞を捕まえたのは、他ならぬ透だった。
連れ込まれたホテルの密室。
逃げ場のない彼の硬い太ももの上(OTK)で、三年の嘘と孤独が容赦なく暴かれていく――。
「嘘をついて一人で抱え込んだ罰だ」
真っ赤に腫れるまで叩かれたお尻を冷やされ、甘く撫でさすられる極上のメンテナンス。
悪徳事務所の陰謀を打ち砕き、二人が真の絆を取り戻すまでの再会溺愛劇!
6
〖完結〗あなたに愛されることは望みません。
ブルーク公爵家の長女に生まれた私は、幼い頃に母を亡くした。父に愛されたことなど一度もなく、父が後妻を迎えると、私は使用人用の住まいに追いやられた。
父はこの国で、一番力を持っていた。一国の王よりも。
国王陛下と王妃様を殺害し、王太子であるアンディ様を国王に据えた。両親を殺され、12歳で国王となったアンディ様は、父の操り人形だった。
アンディ様が18歳になると、王妃になるように父に命じられた。私の役割は、アンディ様の監視と彼の子を産むこと。
両親の仇であるブルーク公爵の娘を、愛することなど出来るはずがない。けれど、私はアンディ様を愛していた。自分が愛されていないことも、愛されない理由も、愛される資格がないことも分かっている。愛されることなど、望まない。
父親がどんな人間かは、私が一番良く分かっている。父は母を、殺したのだから……。
彼に愛されなくても、彼を守るために私は王妃となる決意をする。王妃となってまもなく、アンディ様は愛する人を見つけたからと側室を迎えた。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
7
【8話完結】あなたの瞳に映るのは、僕じゃなくていい。〜死に戻り薬師は、元旦那様の恋を応援する〜
「ハッピーエンドへご案内します! だから、あなたの伴侶にはもうなれません」
亡き妻を想い続ける旦那様と結婚した僕は、事故に遭い死んだ……はずが、なぜか学生時代に逆戻り!?
健気な薬師×冷徹(?)な天才魔術師。すれ違いと涙の死に戻りBL。
あらすじ
旦那様は、亡くなった前妻・エレナ様を今も愛している。
研究者の彼を支えるため「かりそめの妻」になった僕・ノアは、彼が特効薬を完成させた日、自分の役目は終わったと悟り、彼の元を離れ事故で命を落とした――はずだった。
気がつくと、僕は学生時代に戻っていた。
目の前には、まだエレナ様と出会う前の、憧れのクライヴ先輩がいる。
「今度こそ、旦那様を幸せにしてみせる」
僕の記憶にある『薬のレシピ』があれば、エレナ様を救うことができる。そうすれば、先輩は悲しい研究に明け暮れることもなく、彼女と幸せになれるはずだ。
そのために、僕は徹底的に自身の恋心を殺し、二人の仲を取り持とうと奔走する。
けれど、なぜか今回の先輩はエレナ様に近づこうとせず、あろうことか僕を「虫酸が走る」と冷たく突き放してきて……?
「どうしてですか、旦那様。僕はただ、あなたに笑っていてほしいだけなのに」
互いに相手を想うがゆえに、残酷にすれ違う二人。
死の運命を超えて、臆病な愛が奇跡を起こす、再会と救済の物語。
全8話。
8
白薔薇と勇者〜記憶を消された勇者は、姿を変えて逃げる王子を世界中追いかける〜
「君が僕を忘れても、幸せを願っている」——すべてを犠牲にした王子の愛と、失われた記憶に隠された真実。
ーーー
白薔薇の城で深い眠りについていた美しい王子、リュシール。
その呪いを解いたのは、数々の難関を乗り越えて辿り着いた勇者エスタロッサだった。
運命に導かれるように強く惹かれ合う二人だったが、互いを想う純粋な愛は、残酷な罠によって引き裂かれてしまう。
追いつめられたリュシールは、愛するエスタロッサの命を救うため、あまりにも切ない「ある決断」を下すのだった。
——数年後。
王国の英雄として称えられ、聖女である妻や愛らしい娘とともに、誰もが羨む「完璧な幸せ」の中にいるエスタロッサ。
しかし彼の胸の奥には、いくら満たされても消えない「冷たく暗い穴」がぽっかりと空いていた。
自分は一体、何を失ってしまったのか——。
奪われた記憶と、手元に残された一輪の白薔薇。
切ない自己犠牲から始まる、狂おしくも美しい追愛ファンタジー。
(完結済み・続編連載開始/ハッピーエンド)
※表紙イラストはAI生成画像を使用しています。
※小説本文はすべて作者本人が執筆・作成しております。
9
愛があるなら、死ねますか?
「どーも皆様! クレイマーピエロです!」
ある日突然、動画配信サイトに現れた謎の配信者クレイマーピエロ。
そのタイトルは、『愛があるなら、死ねますか?』
彼が始めたのは、恋人たちを拉致し、どちらが死ぬかを迫る異常なライブ配信だった。
話がこじれ、互いに貶し合い、二人とも死ぬか。
片方が犠牲になり、一人が生き残るか。
ただそれだけの残酷なゲーム。
自己犠牲を選ぶ恋人を見ては歓喜し、生き残ろうとする者を嘲笑うクレイマーピエロ。
配信は瞬く間に拡散され、世間は嫌悪しながらも熱狂する。
警察は正体不明の犯罪配信者を追うが、その手は届かない。
そして今日もまた、新たな恋人たちが舞台へと引きずり出される。
これは、愛を試される者たちの物語。
そして、愛を娯楽として消費する世界の物語。
――究極の愛の証明ショーに、あなたもきっと夢中になる
恋愛リアリティショー×デスゲーム
第1回新エンタメ小説大賞応募作品。
10
琥珀の灯火を抱く少年と、誓いに囚われた騎士
旧タイトル
《琥珀の灯火 〜忘れられた王家の誓い》
11/3 完結
ーーーーー
利用されることで生きる意味を見出しているスラム育ちの少年≪リオ≫
先々代から受け継がれた王家衰退の謎を追う騎士団長≪レオヴィク≫
神を狂ったように崇拝している宗教≪ノーバイデン教団≫
それぞれの思惑と、感情が交差する。
物語の鍵となる「琥珀の首飾り」とそれを持つ少年リオを巡った
陰謀と再臨と守護が行きつく先は。
『リオは保護するだけの対象なのか』
『レオヴィクの事を信じてもいいのかな』
『神は必ず我々を救ってくださる』
ーーーーー
王家の再臨を願う騎士団長と、王家の証を持つ少年――
二人が出会い、国を再建していく物語。
「利用してるんだろ?俺のこと」
「ああ、そうだ。お前は俺の希望のために利用させてもらう」
「うん、それでいいよ。俺は、それでもいいよ。捨てられないなら」
恋愛要素結構少なめになってしまっているかも…、
それでもBLと言わせてください。ブロマンス的な。
番外編で恋愛要素めっちゃ増える可能性あり
陰謀×宗教×王家の謎
騎士団長×スラム育ちの少年
お話の展開からR15付けました
途中追加となり申し訳ございません
※直接的な表現はありませんが、性的暴力や暴力関連なの表現があります。
※戦闘など、お話の中で残虐な表現が入ることがあります。
2025/10/11 第一章「利用する者、される者」完結
2025/10/19 第二章「信じる者、欺く者」完結
2025/11/02 最終章「繋ぐ者、託す者」完結
2025/11/03 エピローグ 2話 本編完結
今後、のんびりと番外編を更新予定
11
失われた巫女の光
妖精の巫女として生まれたソルティーナは、偽巫女クルベーネの周到な策略によって陥れられ、本神殿への立ち入りを禁じられてしまう。
多くの者がクルベーネの嘘を信じ、ソルティーナに背を向けた。
それでも彼女は、この国を守り続けたかった。
偽物の巫女が結界を崩壊させた時、ソルティーナはもう一つの選択を選ぶ。
※転載、翻訳禁止です。
※小説になろう、カクヨムへも掲載しています。
12
稀代の悪女 或いは 幸せをくれた天使
リリアンナは今日、大好きな姉の婚約者と 婚約式を上げる。
それは、姉の幸せを守るための復讐劇の始まりだった。
今回、初めてバッドエンドなお話を書いてみました。
ざまぁがたっぷりで、読後も全然よろしくありません。
ゲスでクズな人間のオンパレードです凹死人も出ます。
ハッピーエンド所望な方、申し訳ありません。
来週、if書けたらと思っております。(ハッピーエンドで)
お読みいただけましたら幸いです。
13
【完結】【R18】傷を隠す冒険者と無敗の傭兵王
命を削る健気な低能力冒険者 × 圧倒的武力を持つ孤高の傭兵王
「お前の命を削る非合理性は、私の合理性の前では無価値だ」
華奢な体型の冒険者リゼは、無価値な存在とならないため、命を懸けた貢献でしか生きる価値を証明できないと信じる。
そんな彼を、黒鉄のプレートアーマーに身を包んだ傭兵王ガレオンが強引に「道具」として引き抜く。
リゼの自己犠牲的な献身は、ガレオンの冷徹な合理性によって否定されるが、それはすなわち、傭兵王がリゼを無条件の愛で守り、その自己犠牲的な献身を打ち砕くための、独占欲という名の庇護の始まりだった。
献身を愛と誤解する健気受けを、強引な愛で救い出す、高糖度ファンタジー・ロマンス!
14
一光年につき、寿命一ヶ月。
十五歳のリクには、百年の寿命が残されていた。
――その半分を、たった一晩で捨てるまでは。
両親を殺し、父の研究成果「星屑」を奪った叔父ゲンへの復讐を誓ったリクの前に現れたのは、深夜二時、廃駅へ滑り込んできた謎の列車。
その名は――星屑列車。
この列車に運賃は存在しない。
必要なのは、自分の寿命。
**一光年進むごとに、寿命一ヶ月。**
復讐の終着駅へ辿り着くため、リクは残された百年から一気に五十年を差し出す。
だが、失われるのは「時間」だけではなかった。
若さ。
筋力。
記憶。
愛した人の顔。
そして、自分が何のために生きていたのかさえ――。
そんな死へ向かう列車で、リクは三人と出会う。
体温わずか摂氏五度。
心を持たないはずの銀髪の少女、ルリ。
残された命を笑い飛ばし、
「未来はピカピカの新品だよ!」と言う、余命十ヶ月の少女ネネ。
そして、一本弦の切れたギターを抱え、
「人生は長さじゃねえ。どんな音を残して消えるかだ」
と笑う男、アキ。
復讐のためなら命などいらない。
そう思っていたリクだった。
けれど旅を続けるうちに、彼は気づき始める。
命とは、長く持っていることではない。
誰かのために使った一秒が、
誰かの明日へ繋がることなのだと。
やがて明かされる、父の研究の真実。
叔父ゲンが目指していたのは、世界征服ではなかった。
全宇宙から寿命を集め、
「誰も死なない永遠の世界」を作ること。
死のない世界か。
終わりがあるからこそ愛せる、自由な世界か。
残された寿命も、記憶も、すべてを失いながら、
リクは最後の選択を迫られる。
**「たとえ俺が薪でしかなかったとしても、燃え尽きるその瞬間まで、俺の命は俺のものだ」**
これは、復讐するために命を捨てた少年が、
最後には――
誰かに明日を渡すため、自分の命を使い切る物語。
15
神に捧げる贄の祝詞
「この想いを言葉にできないのならば、僕は……君に何を残してあげられるだろうか」
霊峰にすむ神々を信仰する彼らは、長い間山の外の鋼鉄の民と戦い続けていた。
神々に自身の身の一部を捧げ、その対価に人ならざる力を得る。
そうやって神々との盟約により霊峰を守ってきた。
平凡な赤銅色の少年は、才能豊かで優しい幼馴染の少年への想いを持ちながらも口を噤む。
彼は出来損ないの自分とは違い、『民を導く戦神』と告げられるほどに人から望まれていた。
……美しく優秀な自分の双子の妹との婚姻が整うまでに。
同性への情を忌避される民族において、ほのかに灯る幼馴染の少年への想い。
言葉にできない想いを抱え、明日、成人の義を迎える少年たちは、最後の教えを受ける。
これは神と人、犠牲と祝福の物語。
告げられない気持ちを胸に抱き、少年たちは何を望み、何を得るのだろうか。
※こちらの物語は残酷な世界での物語となります。
禁忌とされる事項はこの世界においての概念となります。
ハッピーエンド予定ですが、作者の概念によります。
願わくば、最後まで二人の行く末を見守ってくださると幸いです。
ムーライトノベルのほうでも掲載はじめました。
11/21 本編完結しました!
11/27 おまけ完結しました!
16
きっと貴方は何も知らない
聖女という役目を真に理解してくれる人はいるのだろうか…。
※過去に投稿したものを手直し後再度投稿しています。
17
君が遺した種子は、森には還らなかった。──世界を滅ぼす不老不死の夫へ、余命1000年のエルフが最期の奇跡を遺すまで──
私が遺せるのは、命を削る優しい嘘だけ。
『──勇者が絶望したその時、魔王は復活し世界を喰らい尽くす』
かつて世界を救った人間の勇者・バロウは、魔王の呪いにより「愛する者を失い、絶望すれば世界を滅ぼす不老不死の時限爆弾」へと成り果てた。
世界から迫害された彼の手を引いたのは、共に戦ったエルフの魔法使いフィア。
彼女は彼を絶望させないため、誰よりも深く彼を愛し、外界から隔絶された森の奥で、二人きりの穏やかな日々を紡ぎ始める。
しかし、永遠を生きる彼に対し、エルフの彼女には「寿命」があった。
エルフの理に従い、光となって何も遺さず消えてしまえば、たった一人残される彼は必ず絶望し、世界は終わる。
だから彼女は、エルフの理に反逆する。
自分の命と五感を削り落とし、彼の手の中に絶対的な『愛の証(種子)』を遺すという、禁忌の研究に手を染めた。
味がしなくなったシチューを「美味しい」と微笑み、
ほとんど見えなくなった目で彼の輪郭を見つめ、
火傷の痛みも感じない手で、彼に「ずっと一緒にいるわ」と優しい嘘を吐き続ける。
これは、世界を滅ぼす不器用な夫と、彼を絶望させないために世界を敵に回した妻の、千年にわたる残酷で美しい『嘘』の物語。
全15話完結。毎日投稿 全話予約済みです。
※本作は非常に重く、切ない、純愛ダークファンタジーです。手軽な『スカッと』や『爽快感』を求める方にはお勧めできません。
18
王のいない国
美しいすがたの王様と、おそろしいあくまのおはなし
19
隣にいたはずの人を、世界は覚えていない
世界が、静かに壊れ始めていた。
空に走る裂け目。夜ごと増える違和感。
それらの“原因”が、自分にあることを、蒼真は知っている。
幼馴染であり、隣に住む少女・夕莉。
何でもない日常の象徴だった彼女こそが、
世界を救うための「条件」だった。
――最も大切な存在を、自らの手で殺すこと。
――そして、救済の代償として、蒼真自身は世界から完全に消えること。
記憶から、記録から、関係性から。
最初から「いなかった存在」になるという結末。
選択肢はない。
それでも蒼真は、世界を選ぶ。
救われた世界で、夕莉は生き続ける。
理由の分からない喪失感だけを胸に抱いたまま。
誰にも覚えられず、
誰にも感謝されず、
それでも確かに“隣にいたはずの人”の物語。
これは、
救われない者によって救われた、
世界の、その後の話。
20
異世界「人間失格」 〜死神を連れて心中(ガチャ)したら、聖教国ごと消滅させてしまった件。恥の多い異世界ですが私は元気です〜
「恥の多い生涯を送って来ました。……せめて最後は、異世界の片隅で静かに終わらせてほしい」
聖教国の第1王子として転生した男、ヨゾラ。しかし、彼に宿った力は「聖なる光」ではなく、触れるものすべてを虚無に帰す**「死神の加護」**だった。
実の父である国王からは「呪われた無能」と蔑まれ、婚約者の聖女マリアからは裏切られ、民衆の面前で処刑を宣告されたヨゾラ。だが、彼が自らの命を絶とうと決意した瞬間、隣にいた**「死神の少女」**が微笑んだ。
「ねえ、ヨゾラ。一人で死ぬのは寂しいわ。世界を道連れに、心中(ガチャ)を回してみない?」
ヨゾラが放ったのは、物理的な破壊ではない。自分を否定する世界の「正義」や「概念」そのものを道連れに消滅させる、究極の自己犠牲魔法だった。
聖教国の都が音もなく夜の底へ沈み、かつて自分を断罪した者たちが絶望にのたうち回る中、ヨゾラは「死ぬことさえ許されない空白の地」へと辿り着く。
そこは、神も王もいない、真っ白な原稿用紙のような世界。
ヨゾラは、隣に寄り添う死神と、自我を失い執着の塊となった元・聖女と共に、新しい「物語」を書き始める。
21
妖狐シロヒメは返しの鏑矢に身を捧ぐ
宇宙を漂う巨大彗星――白面金毛九尾の狐は、己の欠片を隕石として星々へ放っていた。
そのひとつとして地上に落ちた妖狐の少女は、町を侵略するはずだった。
だが降り立った先で、妖狐を憎む町長の放った対妖狐兵器『返しの鏑矢』に撃ち落とされる。
死んだはずの少女は、自らを射抜いた矢を返しに町長のもとへ現れた。
シロヒメと名乗った彼女は、町長の父の遺した研究をもとに巨大な鏑矢を造り、次に来る妖狐を迎え撃とうと提案する。
信じられるはずがない。それでも町を守るため、町長は彼女と手を組む。
町民の反発の中で共に兵器を築くうち、侵略者であるはずの少女は、少しずつ町の中で人として受け入れられていく。
だが、ふたりの前に現れるのは次の妖狐ではない。
それは、すべての子を消耗品としか見ない母なる彗星。
足りない殺生石。残された手段は、ただ一つ。
これは、兵器として生まれた妖狐の少女シロヒメが、人として母へ反逆する物語。
22
九十九歳の砂時計、十の後悔、十の忘却
「もしも、人生の最期に、過去をやり直す権利を与えられたら?」
一九四〇年代から二〇二〇年代まで、激動の昭和・平成・令和を駆け抜けた実業家、石川慎一郎。九十九歳で孤独な死の淵にいた彼の手元に、不思議な「砂時計」が現れる。
それは、人生で最も悔いている「十の後悔」をやり直すためのタイムリープの鍵。 慎一郎は愛する人を救うため、親友を助けるため、そして世界をより善い場所にするために、過去の自分へと意識を飛ばす。
しかし、歴史を書き換えるたび、彼は残酷な「代償」を突きつけられた。 **「何かを救うたびに、それに関するすべての記憶を失う」**という等価交換。
戦火から救った親友の顔が思い出せない。 命を救ったはずの最愛の妻が、誰だか分からない。 守り抜いた故郷の景色が、どこの場所か思い出せない。
後悔を消し去るたびに、慎一郎の人生は「完璧な成功」へと塗り替えられていくが、彼の魂は真っ白に漂白され、空虚な「聖人」へと近づいていく。
救済の果てにあるのは、至福の充足か、それとも絶望の孤独か。 失われた記憶の代わりに、彼が最後に見つけた「透明な幸福」とは——。
一人の男が自らの存在を賭けて挑んだ、十日間の「人生の書き換え」が今、始まる。
23
【完結】ミウとリウと曼殊沙華
古い因習や迷信がはびこる小さな田舎の伯爵領で、領主の息子ミハイルが魔物の呪いと呼ばれる病で死んだ。その時、彼はわずか九歳の子どもであった。因習に従い魔物の森に捨てられたミハイルは奇跡的に息を吹き返し、魔物の森に住む同い年の少女ミウに救われる。名前と家族の記憶をなくしたミハイルは、リウと名前を変えてミウと一緒に森で暮らすことにした。長い年月の間に、深い絆で結ばれた二人であったが、ミハイルが生きていたことが領主に知られたことにより、ミウの存在がばれ、彼女に領主の魔の手が迫る・・・。ミウとリウの未来は如何に・・・? 異種族間の純愛を描いたお話です。途中、話しが暗くなりますが、感動のハッピーエンドが待ってます。 表紙はAIで作成しています。本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
24
未熟者の私には愛情とエゴの違いが分かりません……。
誰かを特別に愛するということは、それ以外の者に対する差別ではないのか……。より多くの人から愛されている生き物と、みんなから嫌われている生き物と、マイナーで誰からも関心を寄せられない生き物と……。それらの生き物に対する人間の対応は全部同じでしょうか。
25
最初から、いないものとして
「ねえ、私のこと、もう忘れていいんだよ」――。
クラスの片隅、誰の視界にも入らなくなった白洲結衣。彼女の体は、関心を失われるたびに透明なガラスのように透けていく。
幼馴染の陽介だけが彼女を繋ぎ止めようとするが、その代償は「陽介自身の記憶と日常の崩壊」だった。
愛する人のために、彼女は自ら「最初から、いないもの」になることを選ぶ。
26
いつか会えると信じてる
セイレーンのガーディアンの番外編となります。
レイがユリアに再会するまでを、短編としてまとめました。
レイ→19歳。(もうすぐ20歳)魔王種のハーフの青年。この世界で唯一、魔法が使える悪魔族の中でも、魔力が高い。身体に見合わない魔力のせいで、魔力を暴発させる。
ユリア→この世で唯一となったセイレーンの少女。歌で生き物を操ることができる、特異な能力を持っている。その為にイーターに狙われているから、強いガーディアンが護衛として必要となる。
二人が10歳の頃に離れ離れになった後のお話し。
ユリアはもう自分を忘れてしまっているけれど、そうだとしてもそばにいたいと思っていたレイのお話し。
27
正しい道
仕事を辞め、AIのサポートを受けながら新たな生活を始めた佐藤。
導かれるままに行動するうち、少しずつ変化が訪れる。
効率的に、無駄なく、最適な生き方へ。
それは、理想的な未来なのか、それとも——。
「あなたの選択は、最適化されています」
28
「夢楼閣」~愛玩AI『Amanda』~
……そのAIはただ愛されたかった。ただ誰かの、何かの役に立ちたかった。誰も引き取り手がいない。廃棄処分を待つ日々。けれどもある日救いの手が差し伸べられる。けれどもそれは、人類滅亡への……
西暦2222年、地球はAIで溢れかえっていた。彼らは高い知性と喜怒哀楽の感情を持ち、少しずつ、意思の力も身に着けるようになってきていた。
人間との割合は半々程度。互いに均衡を保ちながら、平和を保っていた。そう、表向きだけは……。
身分を乗り越えた純愛、真の愛とは何かをテーマにした作品です。
29
【R18G】失われた叡智の代償は、快楽と死
古代文明の遺跡が眠る辺境。
そこに突如として現れたのは、存在するはずのない「隠しダンジョン」だった。
未知の知識と秘宝を求め、若き冒険者たちは挑戦を決意する。
だが迷宮は、彼らの常識を一瞬で覆す“異質な空間”へと姿を変えていく。
仲間を信じ、絆を頼りに進む彼らを待ち受けるものは――。
快楽か、死か、それとも……。
やがて明かされるのは、この世界の根底を揺るがす真実。
閉ざされた迷宮で、最後に残る者は誰なのか。
完結日時 2025.10.16
30
飼い殺しから最愛までキセキ
下層民の少年カイは、ゴミ捨て場に堕ちてきた「感情を持たない」自動人形の少女・リアを拾う。彼女は帝国の最終兵器だった。リアを再起動させるため、カイは自らの心臓を動力源にする禁忌の契約を結ぶ。「僕の心が尽きる前に、君に空を見せる」。感情を燃料に空を駆ける、決死の逃避行が幕を開ける。
31
無資格無免許の奴隷商人は排除します!
奴隷商人には合法と違法がある。
免許や資格を持たず、奴隷を適切に管理しない奴隷商人が軍事国家アドラーでは問題になっていた。
その問題を解決するべく、ベルリオーズは治安維持組織アーキバスとして、奴隷を助ける為に行動する。
そしてベルリオーズは、奴隷たちにとっての『神』になった。
32
癒しの乙女の永久なる祈り
かつて大陸ルニアを襲った邪神の脅威。神器を携えた英雄達によって、邪神は眠りに就く。英雄達は故郷に還り、連綿と神器を護り引き継いだ。
時を経て、再びルニアに危機が訪れる。魔道国マギクが邪神の眠る孤島から溢れ出た魔物の群れに襲われたのだ。マギクと剣士の国エデストルはそれを阻むべく同盟を結んで戦っていたが、それはある日突然破られた。エデストルはマギクに急襲され、王子エディは祖国を追われる。復讐心を糧にマギク打倒を誓って旅に出たエディ。旅の途中、彼は謎に包まれた少女ルゥナと出会った。
やがて明らかになる邪神の、魔物の、そして少女の秘密。それは憎しみに凝り固まったエディの心を変えていく。
33
氷の王妃は、微笑むのをやめることにした
「君を愛するたび、俺は君を忘れていく」
感情を燃料に変える都市アムネシア。義肢技師のカイルは、感情の「苗床」として育てられた少女リナを盗み出した。追手を退ける唯一の武器は、リナへの恋心を力に変える黒の義肢。
愛を叫べば腕は唸るが、戦いの後、カイルの心からリナの笑顔が一つ消える。名前を忘れ、声を忘れ、最後には恋したことさえ――。
34
邪神の恩返し
ブラウザバックプリーズ。
35
出来損ないのAIは、桜を知らないーー君に春が届くまでーー
※本作品には心情的に重い展開(暴力・死・自傷を連想させる描写)が含まれます。無理のない範囲でお読みください。
AIロボット00I――通称「アイ」。
彼女は主様の命令に従い、その役に立つためだけに生きていた。
たとえそれが、国の研究室に忍び込み、情報を盗むような任務であったとしても。
主様こそが、彼女にとっての絶対のルールだったから。
けれどある日、新しく生み出されたAIロボット002の登場によって、アイの居場所は少しずつ奪われていく。
そして失敗作として見限られた彼女は、主様の手で冷たい川へと捨てられてしまった。
そんな彼女を助けたのは、車椅子に乗ったひとりの少年――楓。
これは、名前も、心も、春の美しさも知らなかった少女が、
「さくら」という名前をもらい、本当の春に出会うまでの物語。
36
厄災の青い鳥はしあわせな夢を見る
黒い鳥族の村で1人色が異なり予知夢を見ることから、気味悪がられ、奴隷商に売られる
買い取ってくれた買主から酷い仕打ちを受けるも、そこから出してくれた狼族の青年に徐々に心惹かれていく
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俺だけレベルダウンな件
剣と魔法と魔物があり、職業とレベルが存在する異世界へ魂を落とされたレオン。しかし、彼に与えられたのは「戦えば戦うほどレベルが下がり、肉体が損耗していく」という残酷な世界の理だった。
人を見殺しにする程、魔王の首に刃は届く。
攻撃数値を発生させれば、筋力低下、反応遅延、あらゆる枷が肉体を蝕む。周囲から「下がる男」「腑抜け」と嘲笑され、泥に塗れ、少女一人救えずに数字を計算して足を止める最低の人間へ成り果てても、レオンはただ、誰かが逃げる時間を稼ぐために殴られる場所に立ち続ける。
――ただ一度、子供を救って「よかった」と息を吐いた雨上がりの広場。
その擦り切れた背中を、病院の記憶より少し大人びた顔で見つめる、もう一人の少年の姿があった。
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