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時は明治。近代化の波が押し寄せる、北の大地。
内戦に敗れ、捕虜となり、過酷な労働現場から逃げ出した一人の男がいた。
仲間も家族も、そして名前さえも失った男――ナナシ。
生きるためにたどり着いた新たな労働現場もまた、暴力と搾取が支配する場所だった。
そこで出会った、故郷の幼馴染との再会を願う青年・西野。
そしてある夜、ナナシの前に現れた謎の女は、彼にこう告げる。
「あなた、鬼よね?」
人間として生きたい男と、人間よりも残酷な人間たち。
雪に閉ざされた北の地で、ナナシがもう一度「鬼」になるまでの物語。
※同人作品から発掘した未完の短編です。途中から当時作成したプロットでの掲載となります。
文字数 6,083
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.04
杉の森。たくさんの杉が生えている。
中にお互いを支え合うようにして立っている、2本の木があった。
人々はそれを夫婦杉と読んだ
文字数 566
最終更新日 2025.11.05
登録日 2025.11.05
大学三年の夏。
富士山の山小屋でアルバイトをすることになった椿は、そこで去年ほんの少しだけ付き合った青木君と再会する。
一年ぶりに会った彼は、相変わらず優しくて。
去年話したことまで覚えていて。
目が合うだけで、どうしようもなく心が騒ぐ。
――私はまだ、青木君が好き。
だけど彼からは、この一年、一度も連絡がなかった。
きっとあの恋を引きずっているのは私だけ。
そう思っていたのに。
一年越しのすれ違いから始まる、富士山の山小屋での再会恋愛。
文字数 3,951
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.11.03
2024年某日。歯医者に行った。
歯列矯正の精密検査をするためだった。
昭和生まれ。もう若くない私がなぜそんなことになったのか。
理由は顎関節症。
若い頃から悩まされてきた。
医者に行っても、特効薬になるものはないと。
どうしても治したいなら手術だと言われていた。
そんな私の矯正日記である
文字数 2,521
最終更新日 2025.02.28
登録日 2022.09.27
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