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「通じない言葉、飛び交う弾丸。砂漠を往くのは、壊れた世界の生存者の物語。」
【あらすじ】
神の一言で、人類の言葉は砕け散った。
ある者は隣人と話せなくなり、ある者は昨日までの家族とさえ意思疎通ができなくなった。
街は疑心と暴力に飲まれ、交易は途絶え、文明は少しずつ形を失っていく。
そんな世界を旅するのは、機械工の息子リウと、小柄だが巨大なライフルを背負った少女ロムナ。
二人の言葉も完全に同じではない。
それでも何とか通じ合えるからこそ、共に旅を続けている。
砂漠を走る軽装甲車。
国ごとに変わる言葉。
失われて、変化していく歌や文化。
そして神が壊した世界で、それでも生きようとする人々。
――これは、終わりかけた世界を旅する二人の物語。
【キャラクター】
<リウ>
賢い!冷静!合理的!
理屈っぽい、それでもどこか少し幼い機械工の息子。
銃の扱いや車両の扱い、機械が得意で、父から叩きこまれたサバイバル技術をもとに砂漠で旅をしている。
賢いが、考えすぎる癖がある。
<ロムナ>
かわいい!暴力的!銃だけデカい!
リウの幼馴染で、力の強い女の子。
視力、聴力、その他身体能力に優れるも、単純で考え無し。
多分リウが居なかったら無計画さゆえにとんでもないことになっています。
旧約聖書よりバベルの塔をモチーフに、独特の世界観で描くポストアポカリプスファンタジー!
是非ご賞味あれ。
文字数 40,040
最終更新日 2026.06.15
登録日 2026.06.09
死季は人の挫折を、季節の飾りに変える。
――人の死の、不条理でブラックな物語。
一年のめぐりとともに現れる「死」と「生」の残響を描いた連作短編。
七月の屋上で死を望む少女、十月の路地裏で朽ちゆくカボチャ男、
十二月に遅刻して現れたサンタクロース、
そして一月の神社で語る折り紙のやっこさん。
彼らはみな、生の形をした死者であり、死の影を背負った生者でもある。
語り手は彼らと出会い、死に触れながらも感情を押し付けず、ただ“観察する”。
無関心の仮面をかぶったその視線の奥には、人間の滑稽さと、
生きることの矛盾への深い理解が潜んでいる。
「星になりたい」と願う者、「意味を失った」と嘆く者。
死の季節をめぐる彼らの断片は、現代の孤独と虚無、
そして“それでも続く日常”を静かに照らす寓話として心に残る。
これは、死に向かう人々の物語であり、
それを見つめ続ける者が、最も生に近づいていく一年の"おぞましくも美しき"記録である。
文字数 2,369
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.10.20
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