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## 『君の隣は、まだ遠い』あらすじ
高校二年生になった春。
人の気持ちを気にするあまり、自分の本音を言えない少女・小野寺ひよりは、いつも友人に囲まれているクラスの人気者・朝倉蓮と同じクラスになる。
明るく、誰とでも自然に話せる蓮は、ひよりにとって住む世界の違う遠い存在。言葉を交わすことなどないと思っていた。
しかし、新年度最初の図書委員の仕事をしていた放課後、ひよりは誰もいないはずの図書室で蓮を見つける。
窓際の奥まった席で、古い恋愛小説を読む彼の顔には、教室で見せる笑顔がなかった。
「ここにいたこと、誰にも言わないでほしい」
その秘密を預かったことをきっかけに、二人は放課後の図書室でだけ言葉を交わすようになる。
教室では、ほとんど話さないクラスメイト。けれど図書室では、本の感想も、家族のことも、誰にも見せられない弱さも話すことができた。
本に挟んだ小さなメモ。雨の日の相合い傘。相手が来るのを待つ、静かな放課後。
ひよりは少しずつ、図書室ではなく、そこで蓮に会える時間を好きになっていたのだと気づいていく。
そんなある日、親友の紗月から告げられる。
「私、朝倉君が好きなんだ」
親友を傷つけたくない。蓮との時間を失いたくない。それでも、本当は彼の隣にいたい。
どれも本当の気持ちだからこそ、ひよりは何も選べず、優しさという名の沈黙ですべてを隠してしまう。
だが、何も言わないことは、誰も傷つけないことではなかった。
秘密が明らかになったとき、親友との絆は揺らぎ、蓮との放課後も途絶えてしまう。
これは、自分の気持ちを隠して生きてきた少女が、傷つくことを恐れながらも、自分の言葉で恋を選び、大切な人の隣へ踏み出す物語。
君の隣は、ずっと遠い場所だと思っていた。
その距離を縮めるために必要だったのは、ほんの少しの勇気と、伝えられずにいた一つの言葉だった。
文字数 309,884
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.07.29
十五年前、世界各地に正体不明のダンジョンが現れた。
内部から出現する怪物に対抗できるのは、特殊な弾丸を装填した銃だけ。
攻略者を目指す星野昴は、幼なじみの天河澪と共に、国立攻略者育成校へ入学する。
配属されたのは、問題を抱えた学生ばかりが集められた第七特別攻略班。
誰も他人を信用しない狙撃手。
武器のことしか頭にない技術者。
自分を犠牲にして仲間を救う救護担当。
明るさの裏に劣等感を隠す親友。
そして、昴を誰より長く知る幼なじみ。
最初はまとまりのなかった彼らも、数々の任務と日常を重ね、かけがえのない仲間となっていく。
しかし、ダンジョンの奥に隠されていたのは、資源でも怪物でもなかった。
父親の死。
敵対組織の正義。
人体実験。
仲間の裏切り。
そして、避けることのできない別れ。
失った者たちの想いを抱え、昴たちは世界最難関ダンジョン「魔戒」へ挑む。
それは世界を救うための戦いであり、仲間と過ごした日々を未来へつなぐための、最後の作戦。
作戦名は――STRIKE。
文字数 276,786
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.28
## あらすじ
高校を卒業したばかりの青年・ユウトは、祖父母の家で過ごした穏やかな一日の終わり、突然見知らぬ森で目を覚ます。
そこは、日本とはまったく違う世界。
巨大な魔物に襲われ絶体絶命となった彼を救ったのは、薬師見習いの少女・リリアだった。
行く当ても、帰る方法も分からないユウトは、彼女に導かれ小さな村で暮らし始める。
祖父から教わった畑仕事や料理、日曜大工の知識を活かしながら、人々の役に立ち、少しずつ信頼を得ていくユウト。
やがて仲間との冒険、魔物との戦い、家づくり、村の発展――。
そして、いつしかリリアとの距離も少しずつ縮まり、穏やかな日々は恋へと変わっていく。
「帰る場所」は元の世界なのか、それともこの世界なのか。
笑って、癒やされて、ときどき胸が熱くなる。
家を建て、畑を耕し、大切な人と笑い合いながら紡がれる、異世界スローライフファンタジー、開幕。
文字数 391,731
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.26
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