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魔法が存在する世界で、人々は生まれ持った性によって大きく三つに分けられている。
属性を持ち、様々な魔法を操るα。
無属性魔法のみを扱い、豊富な魔力を持つΩ。
そして、そのどちらにも属さないB。
辺境伯の息子にして、王族の近衛を務めるライコス騎士団副団長-スペリオン・ルビゼノスは、優秀なαとして将来を嘱望されていた。
そんなある日の帰路、彼は裏路地で一人のΩと出会う。
白い髪に、病的な赤い瞳。
口元を覆う布と包帯を纏う、Ωとは思えないほど大きく、鍛えられた身体を持つ大男
-ロクツィースに。
欠落だらけで棘だらけのΩと、完璧と謳われるもどこか変わり者なαの物語
…また思いつきで書いてしまった………
当方はエロは書けないのでそういうシーンはないですしむしろグロによってしまうのであしからず……
…なんでこんなんでBL書いちゃったんだろ…BLが書きたかったというより殺し愛のような親愛が書きたかったからというか…ハイ……
文字数 3,164
最終更新日 2026.08.14
登録日 2026.08.14
異端の竜が善く在るために善を成そうとする物語
邪竜の脅威に怯え、それでも抗う生物たち
怪物の子が人間になるのではなく、ただ化け物のまま善く在ろうとする話
設定だけ分厚くなってます
いつか書いていきたい(一話はやっとこさ書けました)(*゚▽゚*)
文字数 10,026
最終更新日 2026.08.02
登録日 2026.07.30
真暗い深海に堕ちるように、闇の帳は世界を覆っている
深い闇の中でなお、人は神を信じ、勇者を讃え、魔物を恐れながら生きていた
だがその光は、あまりにも脆く、儚い
その世界を、一人の勇者が逃げ続けている
風縫いとさえ謳われた勇者“だった”者
だが今や彼は魔物として人々から指名手配され、処分対象として教会から追われる存在だった
彼は人間を嫌悪していた
何にでも縋り、他者を容易に穢し、醜く生き延びようとする人間を
なにより、怯懦に塗れ何もできなかった自分自身を
「僕は僕が気持ち悪かった。だから、僕と同じ生物のお前たちもまた、吐き気がする」
そんな青年の隣にはいつも一人の男がいる
軽快な笑みを浮かべた彼の片割れたる勇者
彼は決して強くはない
だが、それでいて妙に肝が据わっていて、死を目前としてさえどこか飄々とするような性格だった
逃亡の果てに辿り着くのは、腐敗都市
死体を縫い合わせ命を繋ぐ医師
無垢に人へ寄り添おうとする娼婦
神の不在へ絶望しながら、それでも祈りを捨てられない神父
そして、獣のように全てを笑い噛み潰す女
深海のように死が降り積もる水底
死骸の上に築かれた世界
死滅の際に放たれる、微かな光
これは、死を恐れる勇者が終わりへと奔りながらもなお生を渇望する物語
これは、死骸群生のように、壊滅の輪に燐光を灯し続ける人間たちの残光の物語
文字数 9,583
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.12
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