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8歳のリオンは親に捨てられ、小さな体でガラクタから遺物を漁って日銭を稼いでいた。
ある日、相棒のクロエと一緒に探索しているとダンジョンの入口を発見する。
偶然にも、ダンジョンの宝である特別な遺物に触れたリオン。
遺物の力はリオンに前世の記憶──四十代半ばで過労死した、鍵山優生という
おっさんの記憶を甦らせた。
「こんなところで死んでたまるか!」
運命に抗うことを知ったおっさんは、砂漠から脱出することを心に決める。
情報を集めて、日銭を貯める優生。
ある日、赤い鎧を装備した中世西洋の騎士が現れる。
「導師の研究対象」そんな声を聞きながら、魔法で眠らされ、クロエとともに誘拐されてしまう。
そして目覚めた牢屋で、大蛇のような尻尾が生えた、竜人の娘と出会うのだった。
この話は、規格外の怪力を持つ竜人の娘と、未来を見通せる力を手に入れたリオン、
そして一緒に苦難を乗り越えてきた親友クロエと世界を旅する物語……にする予定です!
・小説家になろう様、カクヨム様でも投稿
・タイトルは変更予定
文字数 34,900
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.09.22
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
文字数 102,688
最終更新日 2025.06.29
登録日 2025.05.24
武力で領土を拡大するベギラス帝国に二人の皇子がいた。魔法研究に腐心する兄と、武力に優れ軍を指揮する弟。
二人の父である皇帝は、軍略会議を軽んじた兄のフェアを断罪する。
帝国は武力を求めていたのだ。
フェアに一方的に告げられた罪状は、敵前逃亡。皇帝の第一継承権を持つ皇子の座から一転して、罪人になってしまう。
帝都の片隅にある独房に幽閉されるフェア。
「ここから逃げて、田舎に籠るか」
給仕しか来ないような牢獄で、フェアは脱出を考えていた。
帝都においてフェアを超える魔法使いはいない。そのことを知っているのはごく限られた人物だけだった。
鍵をあけて牢を出ると、給仕に化けた義妹のマトビアが現れる。
「私も連れて行ってください、お兄様」
「いやだ」
止めるフェアに、強引なマトビア。
なんだかんだでベギラス帝国の元皇子と皇女の、ゆるすぎる逃亡劇が始まった──。
※カクヨム様、小説家になろう様でも投稿中。
文字数 145,416
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.06.02
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