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重たい足取りで帰路につく桐谷未来。
同じ職場の先輩・浅倉陽介と改札前で出会い、ぎこちない会話の中で彼の“ちょっとした優しさ”が差し込む──。
コンビニスイーツを分けてもらったその瞬間、未来の胸の奥には、ほんのりとした温かさと、“変わった”気持ちが芽生え始める。
普段は淡く、静かな日常の陰に潜む心の揺らぎを描く、ささやかな恋の始まり。
※一人称視点 note連載していた小説の加筆&リメイク
文字数 6,697
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.04
何気ない帰り道、ふとした会話、心に残る景色。
そんな「ありふれた日常」の隙間から生まれる物語を集めました。
恋や友情、そして心の揺らぎ。
誰かの記憶と重なるような、短編小説集です。
※ note小説記事を移植&リメイク、加筆した短編をまとめて読める小説になっています。
文字数 22,169
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.10.03
書店員として平凡な日々を送る青年・広瀬燈は、ある日から奇妙な夢に悩まされるようになる。
夢の中で彼は、見知らぬ町や葬式、結婚式、そして自分と一緒に写る少女の姿を目撃する。
誰なのかも、なぜ自分が泣いているのかも分からない。
けれど、その夢はあまりに鮮やかで、まるで本当にそこで生きてきた記憶のようだった──。
幼なじみ・日野澄人の支えを受けながら、燈は「夢」に隠された秘密に向き合っていく。
現実と夢が重なり、やがて失われた真実へとたどり着く物語。
※一人称視点 note連載していた小説の加筆&リメイク
文字数 7,218
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.10.27
都会に馴染めず亡き祖母の空き家に戻った「私」は、押し入れから埃をかぶった桜模様の古いオルゴールを見つける。
ネジを巻いた瞬間、懐かしい旋律に幼い日の記憶が揺り起こされる。ある日、夢で祖母の姿が現れる。
「春を忘れた子が、まだ起きていないの……」
謎めいた言葉と旋律が、失われた過去と新たな季節を呼び覚ましていく──。
※主に一人称視点 note連載していた小説の加筆&リメイク
文字数 8,263
最終更新日 2025.10.24
登録日 2025.09.11
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