ノスタルジー 小説一覧

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1

『Nの肖像』 〜怖い話を蒐集した私の末路〜

私には、怖い話を聞く趣味がある。 お気に入りの紅茶専門店『仔羊』でアルバイトを始めた私は、今日も誰かの怖い話を蒐集中。 怖かったり、不思議だったり、なぜか笑ってしまったり。 ただ話を集めているだけだった。 ……そのはずだった。 ※たぶん、あまり怖くありません。
ホラー 連載中 短編
感想数 2 文字数 35,400 最終更新日 2026.09.04 登録日 2026.08.23
2

大正浪漫なスチームパンクの蒸気都市で、ドラッグストア機能とポイントを駆使してスローライフを送ります

大正浪漫なスチームパンクの蒸気都市で、ドラッグストア機能とポイントを駆使してスローライフを送ります
中学1年生の薬鋪 暁(やくほ あかつき)の趣味は、ポイント10倍デーのドラッグストアでお買い物すること。 ある日、いつものように買い物へ出かけたはずが、気がつけば空に飛行船が浮かび、蒸気機関車が走り、時計塔があるレトロな異世界の蒸気都市「プラエクス」に飛ばされていた! 犯人は、強引すぎる「ドラッグストアの女神」。 「停滞したこの世界を救って!」と無茶ぶりされた暁は、怒りに任せて手厚いサポートを要求! 時間停止付き無限収納バッグ(亜空間収納)に、異世界ショッピング(ドラッグストア機能)ができる懐中時計、さらにこれまでの全ポイントを武器に、ネジや釘を対価とした物々交換で異世界ライフを始めることに――!? 大正浪漫なスチームパンク蒸気都市を舞台に、現代の便利グッズで世界をちょっと便利にするお買い物チートファンタジー、開幕!
ファンタジー 連載中 短編
感想数 0 文字数 41,706 最終更新日 2026.09.03 登録日 2026.08.09
3

縁側のひみつ茶屋

縁側のひみつ茶屋
ここは、心がちょっと迷子になった人が、ふとした拍子に迷い込んでしまう不思議な縁側。 訪れるのは、子供の小さな葛藤から、大人の些細な行き止まりまで様々です。 けれど、ここへ辿り着くのは「誰にも言えない本当の悩み」を抱えた人だけ。 おばあちゃんが淹れる温かい緑茶と、山を渡る風、そして静かな景色。 たった一杯のお茶を飲んでいる間に、ついつい心を開いて、溜め込んでいた本音を吐き出してしまう——そんな場所です。 「大したことじゃない」と誰かに笑われそうな悩みでも、ここでおばあちゃんに話せば、絡まった心は少しだけ解けていきます。 ただし、この場所は「一期一会」。 一度この縁側を訪れてお茶を飲んだら、もう二度と戻ってくることはできません。 だからこそ、お客様は今日という時間を大切に、ありのままの自分で心を通わせるのです。 悪い心を持つ人は決して見つけることができない、たった一度きりの心の休息地。 さあ、今日はどんなお客様が、この縁側の暖簾をくぐってくるのかしら。
児童書・童話 完結 短編
感想数 0 文字数 118,329 最終更新日 2026.09.01 登録日 2026.07.09
4

十字架

十字架
――小学生のころ、僕には彼女がいた。 保育園の砂場に舞い落ちる、桜の花びら。 墨汁の匂いがする鞄。 二人で下った、オレンジ色の坂道。   広島の山あいの町で、僕たちはいつも一緒にいた。 けれど、四年生の秋……。 ――あの日の十字架。 ――そして僕の、もう、会うことのない友達。 『 十 字 架 』 実話に基づく私小説。 喪失と、かけがえのない光の物語。 ■ 独自執筆メソッド【C.C.W.】の実証作 本作は、著者が構築した独自の物語記述メソッド「C.C.W.」を用いて執筆されています。文章の構造や視点移動を緻密に設計し、読者の認知と深層心理へ直接的に訴えかける、全く新しい読書体験を提供します。※本メソッドは、AI生成や外部プログラミング等の演算ツールを一切使用せず、筆者自身の脳内回路のみで構築・稼働する「生身の執筆システム」です。 ■ 生成AI不使用宣言 本作の調査、プロット、構成、人物造形、そして文章表現に至るまで、作品として発表しているものはすべて私自身が考え、私自身の手で書いたものです。AIが生成したアイデアや文章をそのまま採用したことは一度もなく、今後も、作品そのものへのAIの関与は一切ございません。 ※本作はアルファポリス、TALESに重複掲載しております。 著作権はすべて著者に帰属します。 内容の無断転載、複製、および生成AIへの学習利用を固く禁じます。 ©2026 Shinsuke Mizui All rights reserved.
青春 完結 短編
感想数 0 文字数 3,052 最終更新日 2026.08.23 登録日 2026.08.23
5

入れ替わりが日常の超能力双子兄妹

 振り回され気味の兄が語る、ちょっと不思議な能力を持つ双子兄妹の、ちょっと不思議な日常のお話です。  【現在連載状況】不定期。
青春 連載中 長編
感想数 0 文字数 31,862 最終更新日 2024.02.19 登録日 2023.10.02
6

多摩の土手と、四葉の約束

多摩の土手と、四葉の約束
「昭和40年から50年代、多摩ニュータウン。誰もいない団地で感じた孤独は、やがて学校での苛烈な『あだ名』という名の呪いへと変わった。クラスでも家庭でも居場所を失った少女が唯一心を開けるのは、土手のクローバー畑だけ。ある日、父親からの皮肉な贈り物『幸福行きの切符』に四葉のクローバーを挟んだ瞬間、日常の扉が音を立てて崩れ去った。孤独な少女が辿り着いた、境界線の向こう側の世界とは――。悲しみと再生を紡ぐ、魂のファンタジー。」
児童書・童話 完結 短編
感想数 0 文字数 29,585 最終更新日 2026.07.24 登録日 2026.07.05
7

キスの温度

キスの温度
六畳一間のアパート。 壊れたエアコンの下で、蝉の声とぬるい風だけが続く夏。 夢をなくした彼と、それでも離れられない私。 二年の記念日さえ忘れられた夜、愛しさと諦めのあいだで、胸の奥が軋んでいく。 「最後に見たい?」 冷めゆく熱の中で、ただ一度だけ燃やすように、私は彼にすべてを差し出した。 ⸻ いずれ終わる恋かもしれない。 それでも「今」を生きるしかない、どうしようもないふたりの夏を描く、切なく熱い物語。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 4,125 最終更新日 2025.09.13 登録日 2025.09.13
8

夕暮れの家

夕暮れの家
 高校教師でのらりくらりと生きて来た藤元は、気まぐれに立ち寄った喫茶店で、住み込みで働いている和一と出会う。居心地の良さから店に通い始めた藤元は、店主や息子の栄太、そして容姿端麗で教養豊富ながら世間離れした言動のある真面目な和一と共に過ごす内に、皆と打ち解け客以上の仲になっていく。
BL 完結 長編 R18
文字数 49,420 最終更新日 2026.05.21 登録日 2026.05.21
9

ガレージの匂い 〜マット・L・サイモンの思い出〜

テレビドラマ『パパのガレージ』が好きだった。 『パパのガレージ』70年代後半から80年代前半に放送されていたテレビドラマ。 その主演俳優のマット・L・サイモンが亡くなって十年以上が経った。 今、ドラマについて覚えていること、感じたことを書き留めておこう。 *「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。 *「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。 *「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。 *「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,806 最終更新日 2021.06.20 登録日 2021.06.20
10

詩「海に続く窓辺から」

詩「海に続く窓辺から」
※2022年11月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いします。 あなたの人生の 貴重な時間をどうもありがとう。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 418 最終更新日 2023.05.16 登録日 2023.05.16
11

13年後の答え合わせ【9話完結済】

13年後の答え合わせ【9話完結済】
夢に敗れた28歳。遺書代わりにSNSへ投稿したのは、初恋の記憶だった 【あらすじ】 大学進学で上京して、早10年。 28歳になった誠(まこと)の元に返ってきたのは、師である映画監督からの「お前の書く人間は薄っぺらい」という容赦のないダメ出しだった。 時を同じくして、実家の父から届いた家業(酒屋)を継いでくれという懇願。 兄が急逝して1年、老いた両親の限界を知った誠は、「……潮時かな」と夢を諦め、3ヶ月後に故郷へ帰る決意をする。 東京にいられる残された時間。誠は自分の10年間を確かめるため、プロの技術もウケを狙ったギミックもすべて捨て、SNSである一つの物語を綴り始めた。 それは15歳の雨の日、放課後の教室で始まった、名前も知らない少女との不器用な初恋の記憶。 「行動に一貫性がない? それが本当の人間だろう」 これは、28歳の夢破れた男が人生の最後に放つ、剥き出しの『遺書』。 しかし、その美しいはずの思い出の投稿に、数日後、ネットの向こうから一通の「トゲ」を孕んだDMが届く。 ――13年目の、本当の答え合わせが始まる。 カクヨム同時連載です
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 22,858 最終更新日 2026.06.16 登録日 2026.05.26
12

仔猫のブリッチズ

砂漠の町のお話です。
ファンタジー 完結 短編
感想数 1 文字数 20,838 最終更新日 2026.07.31 登録日 2026.06.30
13

小さい頃に見ていた世界はもっと光り輝いていた

小さい頃に見ていた世界はもっと光り輝いていた
命はどこから来るんだろう。今は毎日が知っているものでできているのに、小さい頃はすべてが知らないものだった。 本当に知らなかったのか? 魂の故郷って一体どこ? あのとき輝いて見えたものは一体何だったんだろう。
感想数 0 文字数 1,663 最終更新日 2020.10.18 登録日 2020.10.18
14

ルーチェ

ルーチェ
【短編】 ピアノを教えるアンドロイドが捨てられてから辿った物語。 全21話。4/21完結。
SF 完結 短編
感想数 0 文字数 20,586 最終更新日 2022.04.21 登録日 2022.04.15
15

鬼教師後藤のメガトンパンチ

教室の扉を開けたら飛んでくるのは鉄拳制裁。 小学六年生という、大人になりそうでなれない年頃の僕と 鉄拳制裁をモットーとする後藤先生のハートフルボッコストーリー。 ※この小説はエブリスタからの転載です。
ライト文芸 完結 短編
感想数 0 文字数 8,362 最終更新日 2020.05.18 登録日 2020.04.13
16

灯りの残る町と、白い守神様

灯りの残る町と、白い守神様
高校生の楓は、山あいの小さな町・灯守町で暮らしている。 好きだった場所も、友達も、昔のにぎわいも、少しずつ消えていく町。 そんなある日、楓は白くて小さな守神様と出会う。 言葉を話さないその存在は、忘れられていた町の記憶を楓に見せてくれる。 提灯の灯り、祭りの音、誰かが覚えていた夏の夜。 失われていく場所にも、忘れたくない時間がある。 何ができるのか分からない少女と、白い守神様が見つけた、小さな灯りの物語。
ライト文芸 完結 長編
感想数 0 文字数 15,355 最終更新日 2026.06.13 登録日 2026.06.09
17

路地裏の自販機が売っていたのは、失くした青春でした

路地裏の自販機が売っていたのは、失くした青春でした
IT企業で心身をすり減らす日々を送る相馬健吾。彼の心は、拭えない過去への後悔で重く淀んでいた。 「あの時に戻れたら、違う選択ができたはずなのに」 長年降り続く心の雨に打たれながら帰路についたある夜、彼は路地裏で時代遅れの自動販売機を見つける。好奇心と自棄的な気持ちで買ったのは、商品見本のない、謎めいた小箱を開けるための古びた鍵だった。 鍵が扉を開いたのは、過去の世界。 まばゆい太陽、鳴り響くセミの声、そして、屈託なく笑う仲間たち。そこは、彼が人生で最も輝き、そして最も後悔を残した十年前の夏だった。 「今度こそ、完璧な夏にする。そして、伝えられなかった想いを彼女に――」 過去の記憶を道しるべに、健吾は失われた青春を取り戻そうと奔走する。だが、完璧を演じようとすればするほど、何かが少しずつ歪んでいく。本当にやり直すべきは、過去の出来事か、それとも――。 これは、一人の青年が不思議な奇跡を通して、過去の後悔と向き合い、「今」を生きる意味を見つけ出す、少し切なく、どこまでも優しい物語。
現代文学 完結 短編
文字数 17,948 最終更新日 2025.09.21 登録日 2025.09.21
18

和歌浦グラフィティ

和歌浦グラフィティ
レーズンの家の近くには二軒の本屋がある。雑誌を読むにはもっぱら大浦街道に面した大きい方を利用することにしている。倉庫のような白い建物にそれを照らすライティング設置用の黄色い鉄骨、看板には赤く大きな文字でBooKとある。その中にあったアイスクリームを主に売るテナントはオープンして三年程で消えた。レーズン達はよくそこで水風船を買いアイスクリームを頬張った。そこで覚えたラム・レーズンの味は最高。僕のニックネームはレーズンに決まった。 これから何度と淡い春が来て、その度にまた厳しい冬を乗り越えようとも、もう、あの頃と同じ情熱を感じることはないのかもしれない。僕は決して誠実な人間ではないけれど、あの時代に感じていたすべてを忘れることはないだろう。目一杯満喫したから二度と振り返らないなんて言わないし、サヨナラの手を振るつもりもない。あの頃からいろいろと吸うものは変わったけど、カクテルグラスに刺さった安いストローや、濃度の高い煙に巻かれながら、僕らは、この胸、深いところと共謀し、センチメンタルという一生懸命に甘くて、精一杯に酸っぱく苦しいドロップを互いの口に放り込む計画を立てている。かつて、僕のことをレーズンと呼んだあの悪ガキ達の残像が摺り寄って来ては、僕の横腹を突つきニヤっとささやくと、今、僕の横に掛けているのはあの頃とちっとも変わらないチャーミングな女の子。  それは、たった一度の魔法で、僕らはそれを初恋と呼んだ。
青春 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 9,581 最終更新日 2021.08.17 登録日 2021.08.16
19

夏の想い出

大人になってなお少年の頃の思い出を引きずる男の、ノスタルジーな話。 大体、昭和末期から平成初期~中期くらいの時代感の話です。
ライト文芸 完結 短編
感想数 2 文字数 30,025 最終更新日 2024.05.19 登録日 2024.04.20
20

うちのまわりは昔にぎやかな観光地だったらしい

うちのまわりは昔にぎやかな観光地だったらしい
この場所ってずっと同じ姿をしていたわけじゃないんだな。昔は栄えていたかもしれないし、昔話みたいな家が建っていたこともあった。他にも、森だったこと、海だったこと、色々あったのだろう。
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 465 最終更新日 2020.10.14 登録日 2020.10.14
21

俺の思い出、僕の中の君

今が生きづらく、昔を懐かしむ主人公は、子供の頃に「彼」とよく遊んだ場所へ行ってみることにした。 それは現実逃避であると同時に、今がその延長線上にあるのだと再確認することだった。
BL 完結 短編
感想数 0 文字数 4,116 最終更新日 2022.01.26 登録日 2022.01.23
22

十七歳の鼓動、消えない1990年の残響

十七歳の鼓動、消えない1990年の残響
1990年、夏。 まだ何者でもなかった私たちが、自転車で二人乗りしながら信じた「永遠」。 雨上がりのアスファルトの匂いや、夜空を埋め尽くした黄金色の花火、そして背中越しに感じた体温。 スマホもなかったあの頃、私たちは目の前の瞬間と、その一瞬の感情だけ確かに信じていた。 三十数年の時を超え、失われた季節の残り香を辿るように綴られる、切なくも美しいノスタルジック・ストーリー。 あの日の光の中に置き去りにしてきた「自分」に会いに行きたくなる物語です。
青春 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,350 最終更新日 2026.08.10 登録日 2026.08.10
23

黒猫と柘榴

黒猫と柘榴
かつて古い印刷所に勤めていた頃のだった一度きりの秋の心象風景。
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,046 最終更新日 2021.10.07 登録日 2021.10.07
24

雪と花の狭間に

雪と花の狭間に
時を超えて、私達は想いを紡ぎ、繋いでゆく。 大切な人達へ、未来を託す子供達へ。 三つのクリスマスの物語から始まる、私達の青春群像劇! 2021年。流行り病が落ち着きかけた真冬。 演奏家をリタイアしながらも作曲家として細々と音楽活動を続けている蘭。 彼女のもとへ届いたのは卒業した高校からクリスマスの伝統である「くるみ割り人形」の公演の招待状。 雪の気配が足音を忍ばせ歩み来る冬景色、蘭は故郷の福島へと赴く。 2011年。冬休みに一時帰国した音楽院生・蘭は24歳のクリスマスに実家の引き出しから携帯電話を見つける。 高校入学の記念に買ってもらった初めての携帯電話。その中には高校時代にお遊びで作曲した「無題」が残っていた。 ありがちだが耳触りのいい変ロ長調に含まれる暖かさに、懐かしい記憶が甦る。 花と雪山の美しい東北地方の小都市を舞台に、平成から令和を懸命に駆け抜けるヒロイン・蘭と彼女を取り巻く者達が織り成す群像劇。 ※ 地名と名称は時代背景に合わせた表記で記しています。 特に地名は過去編と令和編で表記が異なる場合がございます。 地方都市が舞台なので方言や地域特有の姓が複数登場します。 ※この作品はエブリスタ様にも掲載しています。
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 28,150 最終更新日 2024.03.27 登録日 2024.01.29
25

タイム・アフター・タイム ―1984年の君に、巻き戻る調べ―

タイム・アフター・タイム ―1984年の君に、巻き戻る調べ―
「見失っても、また見つけられる。時間は巻き戻るから――」 1984年のヒット曲『タイム・アフター・タイム』の調べに導かれ、人々が時空を超えて「大切な誰か」と再会する三つの物語。 第一部は、現代の赤羽に住む中学生・甘夏とハッサク。初期型ウォークマンを手に取った瞬間、二人は1984年の赤羽台団地へと転移する。そこは甘夏にとって亡き母が生きている「赦しの場所」だった。しかし、ハッサクは元の世界にいない妹への贖罪のため、帰還を願う。別れの夜、甘夏がハッサクに託した「冷たいキス」が、42年後の再会を約束する。 第二部は、2026年から1984年の老舗旅館「時雨庵」に転移した黒猫のクロ。人間(翔馬)の姿になった彼は、若き日の店主夫妻・真白と洋平の恋を見守ることになる。未来から来た「大女将」の意識が宿る白猫のユキと共に、歴史の綻びを修正しながらも、クロは切ない別れと再生の道を選ぶ。猫と人間の境界を超えた、究極の「メラコメ」ストーリー。 第三部は、2018年の女子大生・美玲。亡き父・タカシの遺品であるウォークマンを聴き、1984年の若き日の父母に出会う。母・めぐみが自分以外の誰かと恋をしている現実に焦る美玲だが、父との交流を通じ、ある「命を繋ぐ約束」を交わす。それは、父が未来で病に倒れる運命を書き換えるための、唯一の希望だった。 不自由で、タバコ臭くて、でも温かいアナログな1984年。三つの時間旅行を通じて、登場人物たちは「後悔」を「希望」へと昇華させていく。失ったはずの誰かに、もう一度会いたくなる連作短編集。 ※表紙画像の作成に、生成AI(にじ・ジャーニー)を使用しています。
ライト文芸 完結 長編
感想数 0 文字数 98,163 最終更新日 2026.07.25 登録日 2026.04.09
26

【連作短編025】 時をかける猫 全10話 ―時間の隙間を、猫だけが知っている―

【連作短編025】 時をかける猫 全10話 ―時間の隙間を、猫だけが知っている―
週に二度、自転車を押して通る坂道で、涼太は必ず一匹の猫に出会う。 誰もが「ハル」と呼ぶその猫は、なぜか同じ場所に座り、涼太を見つめていた。 ある日、その坂で現実の“ずれ”が起きる。 見知らぬ学生服の男、存在しないはずの風景、そして確かに触れた過去。 やがて涼太は知ることになる。 あの坂は、ただの道ではない。 時間の境界が、静かにほどけていく場所だった。 猫は、何を見ているのか。 そして「ハル坂」と呼ばれる理由とは――。 坂道をきっかけに、過去と現在が交差するタイムSFミステリー。
SF 完結 短編
感想数 0 文字数 12,044 最終更新日 2026.07.06 登録日 2026.06.27
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『桜香る故郷』

「桜香る故郷」は、桜エビ加工場を営む家族の葛藤と再生の物語です。主人公の奈緒子は、保育園で娘の咲良を迎えに行った際、作業着姿を恥じていましたが、娘の友達・愛子に「香ばしい匂いがするね」と言われた記憶が彼女の心に残っています。 時は流れ、奈緒子は家業を継いだものの、経営難から加工場をたたみ、朝霞市へ移住。20年間、故郷の桜浦町に後ろめたさから戻ることができませんでした。 ある日、娘の咲良から、愛子が桜浦町にUターンしてゲストハウス「サクラエビハウス」を始めたと知らされます。奈緒子と咲良は故郷を訪れ、愛子のゲストハウスが奈緒子の元加工場を改装したものだと知ります。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 6,289 最終更新日 2025.05.07 登録日 2025.05.07
28

後ろの花子さんと鏡の噂

後ろの花子さんと鏡の噂
夏休みが近づく小学校、旧校舎の保健室の鏡にまつわる不気味な噂が広まっていた。そこに映るのは、顔のない“後ろ姿”だけ。呪いの花子さん。 徐々に噂はエスカレート。呪われて殺される。 主人公・舞は、片思いの新聞部・瑞樹くんの頼みと、親友ミオの誘いで、その噂の真相を探るため旧校舎へと足を踏み入れる。そこで二人が見たのは、噂通りの“後ろの花子さん”の姿だった。 舞は知られざる真実へと導かれていく。怪談の裏に隠された、もう一つの物語が始まる。 本格ホラーではなく、怖くないです。
青春 完結 短編
感想数 0 文字数 7,957 最終更新日 2025.07.24 登録日 2025.07.24
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傘をなくした日の終点

雨の日になると、いつもお気に入りの傘をどこかに置き忘れてしまう男・透。ある日、駅の忘れ物センターを訪ねると、奥にもう一つ、奇妙な部屋があった。そこに保管されていたのは傘だけではない。「あなたがこれまで人生で無くしてきた、形のないもの」——初恋の記憶、二十二歳の頃のやる気、いつか手放した夢。係員に導かれ、透は棚の一つひとつを開けていく。取り戻すのか、もう一度そっと置いていくのか。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 4,514 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.24
30

カセットテープが止まるまで-1989年の夏休み、自転車で海を目指した私たちの青春-

カセットテープが止まるまで-1989年の夏休み、自転車で海を目指した私たちの青春-
1989年、元号が平成へと変わった最初の夏。 世界が大きなうねりの中にあったあの頃、私たちはただ目の前の熱気に突き動かされていた。 高校一年生のナツミとサキ。 二人が思い立ったのは、30キロ先にある海へ自転車で向かうという無謀な旅だった。 相棒は、前カゴに鎮座したダブルラジカセと、お気に入りの曲を詰め込んだ自作のベスト・セレクション。 森高千里、渡辺美里、大江千里…スピーカーから溢れるビートが、照りつける日差しと汗ばむ肌に溶け込んでいく。 道端の自販機で買った瓶のコーラ、公衆電話からかけた小さな嘘、そして「大人になっても一緒にいよう」という無邪気な約束。 不便だけれど、未来がどこまでも明るく見えたあの時代。 重いペダルを漕ぎ続けた先に広がっていた黄金色の海は、宙ぶらりんな二人の「無敵さ」を祝福しているようだった。 これはスマホもSNSもなかった時代に、音楽と友情だけを頼りに駆け抜けた、ある夏の日の忘れられない記録。 便利さと引き換えに私たちが置いてきた、ヒリヒリするほど純粋でエモい青春の記憶が、カセットテープの回転とともに鮮やかに蘇る。
青春 完結 短編
感想数 0 文字数 5,118 最終更新日 2026.08.12 登録日 2026.08.12
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喫茶ノスタルジー

N県 N市 神尾町、その町外れにひっそりと立っている喫茶店。 「喫茶ノスタルジー」 初老の店主が営む古ぼけたカフェ、その店に入ると不思議な体験が出来るという。
ライト文芸 連載中 短編
感想数 0 文字数 32,271 最終更新日 2019.09.21 登録日 2019.05.27
32

しゃぼん玉と青い夏

しゃぼん玉と青い夏
シェアハウス『福幸堂』のオーナー・伊崎絢梨は料理が得意な25歳。住人たちが様々な問題を起こしながらも、いたって平穏な毎日を過ごしていた。そんなある日、『福幸堂』の隣に新しく陶芸教室がオープンするという話が舞い込んでくる。それをきっかけに絢梨は、一度鍵をかけたあの夏の日々を思い出すことになるのだが・・・。またそれと時を同じくして、実家を処分しその土地に新たな観光スポットを作るという話が浮上して・・・。 心が大きく揺れ動く25歳の夏が、今始まる。
現代文学 連載中 長編
感想数 1 文字数 21,917 最終更新日 2021.09.04 登録日 2021.08.09
33

ノスタルジーコロニー

楽園は此処にあった 人類は核戦争で死ぬ地球を飛び立った。それから程なくして四季の消えた現代で唯一、過去の世界へ行ける場所、オアシスコロニーに皆がノスタルジーを求めて、様々な季節を味わおうと足を運んでいく。
ライト文芸 連載中 短編 R15
感想数 0 文字数 719 最終更新日 2025.04.30 登録日 2025.04.30
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新宿・地下二階、昭和の残り火ブルース

新宿・地下二階、昭和の残り火ブルース
昭和六十二年、バブルの狂乱に沸く東京・新宿。その華やかさから見捨てられた路地裏の地下二階に、バー『残り火』はあった。 本作は、夜の街で春を売る五十路の女・麗子を主人公に、時代の波に乗り損ねた男女たちの哀愁と連帯を描いた人間ドラマです。 地上では肩パッドのスーツを着た男たちが札束を振り回す中、地下の吹き溜まりには、リストラされた元エリート、声を失ったかつての歌姫、居場所をなくした元ヤクザといった、夢の残骸を抱えた大人たちが集う。 喉を焼くテキーラの刺激、湿ったコンクリートの冷気、そして安煙草の煙。 昭和から平成へと移ろう激動の数年間、世界がどれほど新しく塗り替えられようとも、彼らはこの聖域で「敗北の匂い」を誇り高く身に纏い、朽ち果てていくことを選びます。 バブルという巨大な蜃気楼の影で、何者にもなれなかった人々が放つ最後の輝きと、消えゆく時代への痛切なレクイエム。 湿り気を帯びた文体で綴られる、濃厚な昭和末期譚。
青春 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 18,386 最終更新日 2026.08.08 登録日 2026.08.08
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過去との触れ合い

過去との触れ合い
 今は亡き思い出の場所。夢だったんだか本物の記憶なんだか。美化されて、曖昧なファンタジーのようになってゆく思い出たち。
感想数 0 文字数 1,551 最終更新日 2023.08.03 登録日 2023.08.03
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卒業証書を丸めて見た、あの日のゲームの光

卒業証書を丸めて見た、あの日のゲームの光
三月の駅前で見かける、卒業生たちの眩しい笑顔。 それを目にするたび、私の胸の奥にはほんのりとした苦みが広がる。 私にとっての卒業は、涙や感動に彩られた「記憶に残る出来事」ではなく、ただそこから逃げ出したかった「通過点」に過ぎなかった。 尾崎豊に憧れながらも、薄暗い部屋でゲームの光に没頭していた、空虚な学生時代。 何も掴めず、何者にもなれなかったあの頃の自分を、今の私はどう見つめているのか。 春の足音が聞こえる季節に綴る、不器用な「過去」との和解の記録。
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,661 最終更新日 2026.03.17 登録日 2026.03.17
37

鯉綺譚

鯉綺譚
むかし鹿島清兵衛という男がいた。  江戸から大正に生きた奔放な男で、現在の銀座六丁目に百五十坪の二階建て写真館を建てたり、列車一両を買い取って座敷列車に仕立て直して京都へ漫遊したり、隅田川船上で百物語を開催したりと、今でも語り継がれている男である。 「僕は鹿島清兵衛の子孫である」  と鹿島さんは云った。  僕のことは鹿島と呼んでくれ、と。  鹿島さんの本当の名を、私は知らない。 ーーこれは夢か。あるいは先輩の手のひらの上で踊っているだけなのか……
ホラー 完結 ショートショート
感想数 1 文字数 5,911 最終更新日 2018.08.28 登録日 2018.08.28
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俺の平成が終わらない

 平成元年一月八日生まれの平 成一朗は自宅で一人寂しく三十八歳の誕生日を迎えた。平成という時代から令和にかけて、彼は多くのものを得た一方で、多くのものを喪った。  あの頃に戻りたい、そう願った彼は気づくと十年の時を遡っていた。  これは平成という円環にとらわれた一人の男の数奇な物語。だがこれは、彼の望んだことなのかもしれない。 ※この物語はフィクションであり実在の人物団体地名とは関係ないものとしてお楽しみください。
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 19,854 最終更新日 2026.07.08 登録日 2026.04.30
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覚えていること、感じたこと

幼馴染の二人。思い出の場所。だけどその印象は随分違っていて
青春 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,760 最終更新日 2022.01.23 登録日 2022.01.23
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【完結】藍の残影(「白の放物線」スピンオフ)

【完結】藍の残影(「白の放物線」スピンオフ)
【注意】 本作は、『白の放物線【完結】』のスピンオフです。 高槻組代貸・佐武視点です。 本編(BL)で描ききれなかった部分を補完したショートショートとなっています。 本編を読了後に、ご覧ください。 ※本作に、BL要素はありません。 ---「白の放物線(本編)」あらすじ--- 「一〇〇億払え。そうすりゃ、一生離してやらねえ」 極道の宝崎英《たからざき あきら》は、若き天才スラッガー・櫻野毅嗣《さくらの たけし》の弱みを握り、その輝かしい未来を手中に収めた。 法外な借金で逃げ道を封じ、全てを支配するはずの関係。 しかし冷酷な男の裏に隠されていたのは、誰にも見せられない、不器用で過保護な愛情だった。 奪う側でありながら、壊さぬよう細心の注意を払う。その矛盾は、いつしか宝崎自身をも縛り始める。 裏社会とプロ野球界、正反対の二つの世界が交錯する、危険な心理支配の物語。(イラスト、内容紹介、校正にAIを使用しています)
BL 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 4,761 最終更新日 2026.03.13 登録日 2026.03.13
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