喪失 小説一覧
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幼馴染の 桐島 澪(きりしま みお)を病気で失ってから、 瀬川 蒼(せがわ あおい)は抜け殻のように生きていた。
あの日から二年。澪の笑顔も、声も、温度も――すべてが記憶の中だけに存在している。
ある夜、蒼は見覚えのない光に飲み込まれ、見知らぬ世界に迷い込む。
そこは「並行世界」だった。
澪が、生きていた。
しかしその世界では、蒼こそが二年前に死んでいる。
澪にとって蒼は、亡くした大切な人。
互いに、相手を失った世界を生きてきた。
二人は戸惑いながらも、惹かれ合う。かつて愛した人が、目の前にいる。触れられる。声が聞こえる。
だが滞在できる時間はわずかで、蒼は強制的に元の世界へ引き戻される。
そして気づく――並行世界へ渡るたびに、体に青黒いアザが増えていくことを。
それでも蒼は、また光の中へ飛び込んだ。
やがて二人は決断する。
どちらの世界にも存在しない、第三の並行世界へ行くことを。
二人がともに「生きている」世界が、どこかにあるはずだと信じて。
しかしその跳躍は、体への代償が最も大きい。
アザはやがて命そのものを蝕み、死をもたらす。
それでも――愛する人と、同じ空の下に立ちたい。
これは、世界の理に抗った二人の、最後の恋の話。
文字数 21,805
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.23
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3
大切な人を失ったスーパー店員と、日常をこなすことに精一杯なデザイナー。触れそうで触れない関係と、癒えない痛みを抱えたまま生きる時間を描く、静かな日常BL。
文字数 8,582
最終更新日 2026.02.09
登録日 2026.01.01
4
勇者一行は見事魔王討伐を成し遂げた。
しかし、その裏で料理番だった青年ノアは、誰にも告げず姿を消した。
禁忌を犯して加護を失ったノアは静かに新生活を送る。そこにはもう、包丁も鍋もない。
英雄として称えられるようになった勇者キーランは、ノアを放ってはおかなかった。
平穏を選んだはずの元料理番の前に、勇者本人が現れる。
「ノア。逃げないでくれ――」
これは、役割を失った『料理番』と、彼を手放せない『勇者』の再生の物語。
※他サイトにも投稿しています。一部キャラクターの名前が異なることがあります。
※成人向け描写はほぼありません。(冒頭匂わせのみ)
文字数 9,638
最終更新日 2026.02.07
登録日 2026.02.06
5
すべての記憶を失い、最低能力から始まる青年。
それでも彼は生きるために世界を知ろうとする。
人と関わり、日々を重ねる中で、失われた記憶と共に力が少しずつ戻っていく。
しかしその過程で、森の奥に封印された“魔神”の存在が明らかになる。
その魔神は、かつて世界を守るために戦った存在だったという。
だが、真実はまだ語られない。
これは、勇者と魔神、二つの運命が交差する物語。
失われた記憶の先に待つのは、救いか、それとも――。
文字数 4,897
最終更新日 2026.01.20
登録日 2026.01.20
6
文字数 699
最終更新日 2026.01.16
登録日 2026.01.16
7
小さな家と庭、そして裏を流れる小川。
それだけが、少女の世界のすべてだった。
父と母、共に過ごす子どもたち。
変わらない毎日が、当たり前だと信じていた時間。
けれど、ある夜を境に、
世界は静かに形を変えていく。
文字数 2,422
最終更新日 2026.01.11
登録日 2026.01.11
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文字数 4,815
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.11.28
10
11
文字数 2,118
最終更新日 2025.09.13
登録日 2025.09.13
12
赤とんぼを見るたびに、主人公は“兄やん”のことを思い出す。 隣家に住む兄やんは、血の繋がりはないが、少年にとっては本物の兄のような存在だった。 ヨーヨー、釣り、電線に絡まる紐――日常の中にある小さな冒険と笑い。 しかし、兄やんは周囲の偏見と社会の冷たい視線にさらされ、やがて姿を消す。
季節が巡り、少年は兄やんの死と向き合う。 用水路に咲いた曼珠沙華、空を覆う赤とんぼ、そして兄やんの形見のヨーヨー。 少年は兄やんの記憶を胸に、成長していく。
文字数 3,648
最終更新日 2025.09.11
登録日 2025.09.11
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文字数 1,497
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.17
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白鳥カイトは、中学時代の同級生である鈴鹿綾瀬とは、文化祭を通じて仲良くなったが、高校生の終わりに綾瀬は突如として自ら命を絶つ。カイトは彼女との最後の会話を思い出し、彼女の死に対して深い喪失感を抱く。
その後、予備校生活が始まり、満員電車で憂鬱な日々を送っていたカイトは、宝塚駅で花澤澪という少女と出会う。澪は明るく、少し抜けているところがあるが、どこか綾瀬に似ている部分を感じさせる存在だった。カイトは澪とLINEを交換し、次第に彼女に興味を持ち始める。
文字数 6,129
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.17
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ナオが死んだ。その事で陰鬱な気持ちになる僕(日向)。辛くてたまらない中、お見合いをする事になる。だが僕は、お見合い相手の礼子嬢と顔を合わせても、ナオの事が忘れられない。毎日のようにナオのことを考えながら、僕は泣いている。執事にも心配されている。そんなある日、礼子嬢とデートをする事に。
文字数 15,053
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
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酒場から酔っぱらって出た老人は、思いもよらない冒険に踏み出すことになった。その結果、自分たちの町に秘められていた物語があらわになり、今の平穏な生活は遠い昔に出来した邪悪な存在との戦いと犠牲に負っていたことが判明する。その邪悪な存在は、まだ消えてはおらず、突然対決することになってしまう。
文字数 7,995
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.04.21
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妻を失った当麻には半年前に恋人が出来た。
妻子を失ったタクマという恋人。
彼の家へと通う平和な日々を満喫中。
文字数 16,856
最終更新日 2023.04.15
登録日 2023.04.01
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全四篇完結※この作品は過去に公開した、『おかけになった電話番号は。』と、『真珠の色は透きとおり。』の詩二作品を合わせて新たに書きたした作品です。
裏切った側、裏切られた側のその後を書いています。
詩として公開した二作は削除しています。
他のサイトでも公開しています。
文字数 4,111
最終更新日 2022.10.24
登録日 2022.10.24
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文字数 4,290
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.29
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黒柳悠人と和泉恭は同性同士のパートナー。2人が住む家に、ある日から芦澤琴葉も同居することに。
3人と、猫のコタローとモカ、犬の風太の共同生活。
文字数 20,604
最終更新日 2020.10.29
登録日 2020.10.08
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遠くからその一貫校に高校から中途入学してきた少年マキノ。彼が一人趣味のピアノを弾いている時に飛び込んできたクラスメートのカナイ。
友人として付き合ううちにマキノの世界は広がっていくが、一方で忘れていた何かをも思い起こされるのであった。
忘れていたことははたして。
文字数 54,612
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.26
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