をはち

をはち

ページのすみっこに そっと書き足した たしかにあった 心の灯り。 それが今、やさしく揺れている。 物語を、静かに綴っています。
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ホラー 連載中 短編
冬の夜、聞こえるはずのない「蚊の羽音」。 季節外れの違和感が、日常の隙間から異界への扉を開く。 友人の言葉に疑問を抱いた僕は、やがて奇妙な真実に辿り着く――干からびたヤモリと、逃げられなかった蚊。 供養の煙に包まれて消えた羽音の正体とは。 怪異と哀しみが交錯する、静かで不気味な怪談絵草紙。 百の話を語り終えるまで、語り部は成仏できない――
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小説 218,703 位 / 218,703件 ホラー 8,064 位 / 8,064件
文字数 39,436 最終更新日 2025.09.19 登録日 2025.09.11
現代文学 完結 長編
管弦の音が響けば、薬売りが現れる――そんな噂が囁かれる村で、病に苦しむ長者の孫娘を救うため、一人の薬師が現れる。 彼は仏の教えを胸に、鍼と薬草で命を癒す術を施すが、その背後には深い罪と贖いの旅があった。 かつて弟子・長元坊は、仏を疑い、木彫りの仏像を粉にして偽薬として売った。 その罪を背負い、師は人の心に向き合う旅を続ける。 そして、偽りの薬を売った長元坊もまた、己の過ちと向き合い、真の薬師として再生の道を歩み始める。 馬糞に群がりながら青空を舞う鳥「馬糞鷹」のように、穢れを背負いながらも高みを目指す者たちの物語。 仏と人、罪と救い、そして命の尊さを描いた、静かで力強い和風幻想譚。
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小説 218,703 位 / 218,703件 現代文学 9,144 位 / 9,144件
文字数 4,937 最終更新日 2025.09.13 登録日 2025.09.13
歴史・時代 完結 長編
不器用な奉公人が神の力を得て変貌する――その先に待つのは祝福か、呪いか。 小間物問屋で十年奉公するも、昇進も感謝も得られず、罵倒される日々を送る男。ある雨の日、道祖神に塩むすびを供えたことをきっかけに、神から奇妙な力を授かる。「人に嫌われるほど、小判が竹皮の包みに溜まる」という力だった。 男はその力を信じ、店で堂々と物申すようになる。やがて「置き箱」の奇策で名を上げ、手代に昇進し、ついには「駒吉」の名を授かる。しかし、名声と欲望が彼の心を蝕み、神の力は祝福から呪いへと変貌していく。 人に嫌われることで得た富は、果たして真の報酬なのか。信頼と感謝の重み、そして人の心の弱さを描いた、切なくも深い人間ドラマ。
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小説 218,703 位 / 218,703件 歴史・時代 2,890 位 / 2,890件
文字数 7,367 最終更新日 2025.09.12 登録日 2025.09.12
現代文学 完結 短編
赤とんぼを見るたびに、主人公は“兄やん”のことを思い出す。 隣家に住む兄やんは、血の繋がりはないが、少年にとっては本物の兄のような存在だった。 ヨーヨー、釣り、電線に絡まる紐――日常の中にある小さな冒険と笑い。 しかし、兄やんは周囲の偏見と社会の冷たい視線にさらされ、やがて姿を消す。 季節が巡り、少年は兄やんの死と向き合う。 用水路に咲いた曼珠沙華、空を覆う赤とんぼ、そして兄やんの形見のヨーヨー。 少年は兄やんの記憶を胸に、成長していく。
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小説 218,703 位 / 218,703件 現代文学 9,144 位 / 9,144件
文字数 3,648 最終更新日 2025.09.11 登録日 2025.09.11
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