揺らぎシリーズ 小説一覧
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― それでも彼は、静かに待ち続けていた ―
姿を消したアルを、彼は探し続けていた。
街に溶け込む、微かな揺らぎ ――
変わらない喫茶店の窓辺 ――
何も変わらない日々 ――
それでも彼は、ただ静かに信じている。
アルが、まだどこかに存在していることを。
これは、止まっていた時間が静かに動き始める前の、
小さな戯れの記憶。
『静かな悪戯 ― faint traces ―』
彼の場合。
※「静かな悪戯 ― Just one touch. ―」の後の、静かな時間を描いています。
※本作は『静かな悪戯』世界観による独立した短編です。
文字数 1,093
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.07
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その光は、誰かのために。
月で生まれ、地球へ託された少年カナタ。
人を癒す力を持つ“月神子《つきみこ》”として静かに暮らしていた彼の体に、
ある日、誰にも言えない異変が現れはじめる。
世界では“次元のゆがみ”が発生し、
異形の翼竜が人々の生活を脅かしていた。
極秘の「KAGUYA計画」と、カナタの異変は深く結びついていく。
監視役として派遣された青年・服部は、
任務として少年を見つめるはずだった――。
やがて彼は、
“守るべきひとりの存在”としてカナタと向き合っていく。
育ての親・霧子は、真実を抱えたまま彼を支え続けていた。
やがて明かされる、自らの存在の意味。
カナタは「世界に残す光」を、静かに選び取っていく。
優しさと使命が交錯する、静かなSFファンタジー。
文字数 27,498
最終更新日 2026.01.19
登録日 2025.12.18
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