揺らぎシリーズ 小説一覧
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1
【本編】静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell
人間界への干渉を許されない存在がいる。
彼もまた、その制約を守る者だった。
静かに紅茶を淹れ、人を観測するだけの日々。
だがある夜、彼は、
かつて制約を破り人を救った青年、アルと再会する。
本来、並んではならない相手。
それでも彼は、自らも制約を破り、
アルと共に立つことを選ぶ。
堕ちるなら、共に。
並び始めた二人の時間は、
やがて、音もなく綻んでゆく──
その日から、日常は少しずつ形を変えてゆく。
言葉や沈黙、少しずつ変わる距離を描く、
静かな文芸ファンタジー。
これは、並んではならなかった二人が、
それでも共に歩いてゆく、
静かな物語。
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こちらの本編 第0章〜第6章+外伝まで完結済み。
2
霧子ノア 幻想譚集
踊るのをやめると、看板から人が消える。
たまごが割れた「あの日」へ、男は何度も戻ってゆく。
少女は世界の境界へ潜りすぎて、知らない場所へ落ちた。
日常のすぐそばで、
人ならざるものと出会い、
記憶が揺らぎ、
世界の当たり前が、ほんの少しだけ歪んでゆく。
数百字から読める、一話完結の短編幻想譚集。
静かで、不思議で、
ときどき少し気味が悪い。
読み終えたあと、
なぜか少しだけ落ち着かない物語たちです。
3
【派生譚】 静かな悪戯 ― The One Who Remained ―
山で倒れていた若い男を拾った、ひとりの男。
共に暮らす静かな時間の中で、
やがて二人は、それぞれの喪失を抱えたまま
ゆるやかに交わってゆく。
けれど人は、いつも先にいってしまう。
それは、まだ何も始まっていない頃の物語――
見送り続けた者が辿る、
静かな時間の物語。
※本編以前の、昔々の物語。
本作は『静かな悪戯』世界観による独立譚です。
『静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell』本編掲載中。
4
【外伝】静かな悪戯 ― Before The Silence ―
小さな異変に巻き込まれた少年は、
やがて日常へ戻っていく。
けれどその出来事は、
離れていた彼とアルを、再び巡り合わせることになる。
それは、まだ何も始まっていない頃の物語――
本編へと続いていく前の、
静かな時間。
※『静かな悪戯 ― Faint Traces ―』の後の、静かな時間を描いています。
※本作は『静かな悪戯』世界観による独立外伝です。
『静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell』本編掲載中。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/753708856/376048429
5
【あやかし日常掌編】うちの夫、猫又ですが何か?
うちの夫は、猫又である。
たぶん本人は、ばれていないと思っている。
昼寝をして、まぐろに落ち込み、
寝ぼけまなこで甘えるようにくっついてくる。
「まぁ、良いけどね……」
そう思いながら、
今日も猫又の夫と暮らしている。
少し不思議で、穏やかな夫婦の日常を描く短編連作。
※全5話/1,700字/読了目安4分
6
【伝承幻想譚】小望月の人魚
小望月の夜、彼女の体は透け始めた。
過去の記憶を持たぬひとりの女が、ある島を訪れる。
そこで彼女は、古びた神楽殿に不思議な懐かしさを覚えていた。
やがて島に古くから伝わる「神楽の巫女」として見出されてしまう。
島の言い伝え――
花婿候補――
閉ざされた部屋――
何も知らぬまま囚われた彼女を救おうとしたのは、
老いた島の神主だった。
月夜の海で失われた記憶と、真珠に残された想い。
忘れてもなお、縁は静かにもう一度めぐり始める。
一話完結の伝承幻想譚。
※本作は「揺らぎシリーズ」の一話完結作品です。
7
【前日譚】 静かな悪戯 ― The Last Silence ―
『静かな悪戯』本編直前。
彼とアルが、まだ並ぶことを選ぶ前の物語。
届いた言葉に、返せなかった答え。
人に干渉することを禁じられた“制約を守る者”と、
その境界に立った“青年”。
偶然の出会いから始まった、ふたりの静かな日々。
言葉少なに交わす紅茶の時間。
雪の夜、隣に座るだけの関係。
「守る」ことの意味。
そして、「触れなかった」想い。
これは、“沈黙”が語る物語。
最後に残るのは、
雪のあとに残された、確かな想い。
『静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell』本編掲載中。
▼本編はこちら
https://www.alphapolis.co.jp/novel/753708856/376048429
8
【外伝 / 前日譚】静かな悪戯 ― Faint Traces ―
――彼が探し続けていた時、アルは……
姿を消したアルを、彼は探し続けていた。
街に溶け込む、微かな揺らぎ――
変わらない喫茶店の窓辺――
何も変わらない日々――
一方、アルは夕暮れの公園にいた。
子供が残していった、小さな泥団子。
意味もなく何かを作る者――
そして、それを壊してしまう者――
彼が待ち続ける時間と、
アルが見つめていたもの。
これは、止まっていた時間が静かに動き始める前の、
二人の小さな戯れの記憶。
※『静かな悪戯 ― Just One Touch. ―』の後、
『Before the Silence』直前の時間を描いています。
※『静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell』本編掲載中。
9
【前日譚 / 記録譚】 静かな悪戯 ― Just One Touch. ―
触れてはいけないはずの手。
それでも、その手は差し伸べられた――
古書と紅茶を愛し、
ただ静かに人間の世界を眺めていた彼。
ある夜、かつて同じ側にいた青年へ、
その手を差し出す。
残されたメモには、
たったひとこと――
「thanks」
これは、彼とアルが初めて出会った夜の記録。
触れてはいけない者同士が静かに繋がった、
すべての始まり。
※本編を知らなくても読める独立記録譚です。
『静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell』本編掲載中。
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