邂逅 小説一覧

4件
1

死神と少年の邂逅

この作品はこれから書く予定の作品に出てくる主人公の過去のお話です。 探偵・鳴彲 零刹が最愛のパートナーである雲龍 天灰と出会う過去の物語。 死神の血を引き、不老不死である鳴彲は、精神科病棟という檻の中で退屈な日々を送っていた。 そんな彼の前に現れたのは、9歳の幼い少年・雲龍天灰。 無邪気で人懐っこく、しかしどこか影を持つその少年との出会いが、鳴彲の静かな世界をわずかに揺るがし始める。 孤独に閉じこもっていた男と、彼の檻に迷い込んだ少年。 それは運命か、それともただの偶然か── やがてこの出会いが、鳴彲の人生を大きく変えることになる。
2

花と眠る(花々の祝福3)

夜ごと、美しい女たちが夢に訪れ、花の鉢植えを置いていく。 蒲公英、紫陽花、山百合―― それは、喪失に耐えられなくなったひとりの魂を癒やすための、花たちの長い祈りだった。 震災後の土地を背景に描く、死と再生の幻想短編。
3

【記録譚】 静かな悪戯 ― Just One Touch. ―

触れてはいけないはずの手。 それでも、その手は差し伸べられた―― 古書と紅茶を愛し、 ただ静かに人間の世界を眺めていた彼。 ある夜、かつて同じ側にいた青年へ、 その手を差し出す。 残されたメモには、 たったひとこと―― 「thanks」 これは、彼とアルが初めて出会った夜の記録。 触れてはいけない者同士が静かに繋がった、 すべての始まり。 ※本編を知らなくても読める独立記録譚です。 『静かな悪戯 ― 堕ちた者たち ― Those Who Fell』本編掲載中。
4

海を奔る竜

 歴史時代小説部門、4位(^-^)/(初回公開3月時点)  少し改稿しました。約6万字で完結です。    琉球から沖縄になって間もない時代。もと下級武士だった啓恭の父、啓綜は琉球唐手の一派、泊手を教えて生計をたてていた。虚弱な啓恭は道場を継ぐことができず、道場主として将来を嘱望されていた弟の啓泰は事故で死んでしまう。母亡き後、啓綜が連れてきたのは新しい母親と異母妹だった。自分の居場所を無くした啓恭は鬱屈した日々を送っていた。   新しい母をはじめとする人々との出会いが啓恭を変えていく。    
4件