聖女を返品した王国に、祈りの請求書が届きました
聖女アリアは、祈りのたびに帳簿をつける地味な聖女として、王都で疎まれていた。王太子セドリックは、光をまとって人々を魅了する妹ミレーヌこそ真の聖女だと信じ、アリアとの婚約を破棄し、聖女職からも解任する。
だが、アリアの帳簿には、王国が十年間受けてきた奇跡の代価がすべて記録されていた。傷の治癒、結界の維持、王太子の命を救った祈り。その代価を、彼女は一人で立て替え続けていたのだった。
聖印を返した瞬間、王国には未払いの祈りの請求が届きはじめる。アリアは王都を去り、辺境の灰狼領で、奇跡を誰か一人に背負わせないための「祈り会計所」を開く。
だが、アリアの帳簿には、王国が十年間受けてきた奇跡の代価がすべて記録されていた。傷の治癒、結界の維持、王太子の命を救った祈り。その代価を、彼女は一人で立て替え続けていたのだった。
聖印を返した瞬間、王国には未払いの祈りの請求が届きはじめる。アリアは王都を去り、辺境の灰狼領で、奇跡を誰か一人に背負わせないための「祈り会計所」を開く。
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夜泣く赤ちゃんとお母さんのエピソードがいいな。お母さんが代価を引き受けて不安なった時、亭主がちゃんと寄り添ってくれる人であればいいなと思いました。赤ちゃんの不安って、わからないものね。お母さんは引き受ける覚悟がある。むしろわかりたいと思ってるかもしれない。朝、亭主がそばにいて肩を抱いてくれるような人であればいいと思いました。
とてもいい話でした。好きです!
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良かったです。対価を過度なざまぁに向けていない所が特に。
辺境での人から対価や条件の話が出るという反応の違いも明確で分かりやすかったです。
若干の違和感は、最後の来訪者に対しての遣り取り。
願いの内容を聞く前に対価の話するのはどうやって算出するのかという点でした。
それと、折角自ら条件や対価を確認してくる人々に囲まれた環境に変わったはずなので、この来訪者はどこかから他所から来たとか匂わせがあっても良いかなと。
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