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五、楽器の魂
楽器の魂2
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なぞの光を見てから、かなでは光の正体についてずっと考えていた。
(あの光、なんでバイオリンのそばにあったんだろう? ……あれ、そういえば前に律さんのバイオリンが光ったことがあったよね。……もしかして)
かなではある可能性にたどり着いた。一週間後のレッスンの日、かなでは律に話すことにした。
「律さん、わたし実はこのあいだ光を見たんです。ふわふわと浮いていて、ドアをすり抜けていきました」
「……じゃあ、その光の正体はなんだと思う?」
かなではある可能性にたどりついた。
「もしかしてあの光の正体は……バイオリンの魂、ですか?」
かなでがそう言うと律のバイオリンから丸い光が出てきて、人の形になった。
「ぴんぽーん! せいかーい」
かなでは両手を広げて登場したイオに目を丸くした。そんなかなでをイオは首をかしげて見ていた。
「イ、イオ? ま、まさかほんとうに楽器の魂なの……?」
「え、うん。かなではそれがわかっていたんじゃないの?」
「いや、正直ぜんぜん信じられないっていうか、びっくりっていうか……」
「まあ、そうでしょうね」
律はそう言った。
「よく光が楽器の魂だってわかったわね」
「一度だけ、バイオリンの中に入るのを見たんです。それに前に律さんがそのバイオリンの魂は自由に歩き回るのが好きだって言ってましたよね。それでもしかして、と思ったんです」
(でもまさかイオがそうだったなんて……)
かなではイオをまじまじと見つめた。
「イオ、ほんとうにバイオリンの中にいるんだね。見た目はわたしたちと変わらないのに……」
「でもさっきの見たでしょ? それにボクは食べる必要もないし、水とかも飲まなくていいんだ。あとボク、実は三百才なんだよ」
イオはウィンクして言った。
「さ、三百才っ?」
かなでは目を丸くした。イオの顔にはしわはなく、身長もかなでのほうが高い。かなでが「うそだあ」と言いながらイオの体のあちこちを見ていると、イオは「残念ながらうそじゃないんだなあ」とにやにやしていた。
「ボクはイタリアの北のほうでつくられたんだ。当時あのあたりはうでのいい職人がたくさんいてね。そのあとお金持ちの人や音楽家の手にわたって、いろんな国に行ったんだ」
「え、でもなんで見た目がわたしより年下なの?」
かなでが尋ねるとイオはよくぞ聞いてくれました、と言わんばかりの笑みをうかべて答えた。
「つくられて二百年経っていたけれど、ボクはどんな姿になればいいかわからなかった。それを当時の持ち主に話したら、一枚の絵を持ってきたんだ。それが死んでしまった彼の友達だった。それ以来、ボクの姿はこれさ。もしかしたらほかの見た目になれるのかもしれないけれど、ボクはこのボクが大好きなんだ。だからこの姿がいい」
イオは見た目の年齢にぴったりの、底抜けに明るい笑顔をかなでにむけた。
「イオ、あなたわざとかなでに見つかるようにしていたでしょう?」
「え」
律にそう言われたイオは小さく舌を出した。
「バレちゃったか」
「なんでそんなことしたの?」
かなではイオに尋ねた。するとイオは「単純だよ」と言って答えた。
「ボクのことに気づいてほしかったんだ。ボクが楽器の魂だって。リツはその内話すからって言ったけど、そんなに待てなかったんだ。カナデともっともっと仲良くなりたくってね」
理由を聞いた律はため息をついていた。
「そんなことだろうと思ったわ」
イオは「えへへ」にかっと歯を見せて笑っていた。律はぱんぱんと手をたたいた。
「そろそろはじめましょうか。そうね。せっかくだから今日は楽器の魂がどんな存在なのか勉強しましょうか」
楽器が魂を持つには条件があること、それはつくられて百年経っていること、きちんと手入れをされていてそのあいだにこわれたことがないこと、かざられているだけではなくきちんと音楽をかなでられたことがあること、などを律から説明された。そしてルゥトはフルートの魂だということも教えてもらった。ほかにも二人いるらしく、順番に会わせてくれるらしい。
かなでの想鳴者としての修業はまだまだ学ぶことが多かった。それに新たに課題も出された。
一つ目は毎日五分ニュースを見て、どんな内容だったかをノートにまとめる。それを律に見せるのだ。律が言うに は「聴く力と根気をきたえるための修業」らしい。
二つ目は修想館にきたときに、前回のレッスンとくらべてなにかちがうところがないかチェックすることだった。変わったところがあれば帰るときまでに律に報告する。これは小さな変化に気がつくことができれば、どの思い出を大切にしているかわかり、細かいところまで気遣いができると説明された。そして今日は想鳴者の起こりを律に教えてもらっている。
「想鳴者となった旅人の男性が使っていたのがハープだった。十四世紀、男性はフランス中を旅していた。ある日、旅人は一人の男性が酔いつぶれているのを見つけた。その男性は半年前にむすめを亡くしてから酒びたりになっていた。旅人は彼が満足するまで話を聞いて、曲をおくったの」
かなではむすめを亡くした男性のことを思うと、とても悲しくなった。律の話を引き続き聴く。
「すると次の日、男性から持っていたむすめのハンカチに話した思い出が宿ったことを知らされた。思い出が宿ったのは旅人のハープのおかげだった。ハープも男性のことをかわいそうに思っていたから。そしてハープはこれからも思い出をこめる手伝いをすると申し出た」
「あの、律さん。いいですか?」
「なに?」
「なんでハープだったんですか?」
かなでの質問に律はすらすらと答えた。
「もともと楽器というのは、お祭りのときに神様に音楽をささげるために使われていた。きっと……願いや思いをこめたんでしょうね。男性の先祖は神官だったらしいし、彼が持っていたハープは家に代々伝わっていたものだったそうだから。ハープそのものはずっと男性の家にあったし、さわっていた。ちゃんと彼のものになったのは旅に出る直前だったらしいわ」
「じゃあ、もしハープじゃなくてほかの楽器だったらそれになってたかもしれないんですか? たとえばピアノとか」
「かもね。まあ、ピアノはまだその時代には生まれていないけれど。弦楽器や打楽器、笛なんかは古くからあったみたいね」
「へえ」
かなではたき火を囲んでおどったり笛や太鼓を鳴らしたりしている人々を想像した。
「だから楽器には不思議な力が宿りやすいのかもしれないわね。ずっと大切にされてきて、人間とともに生きてきて」
律は一度言葉を切って背筋をのばし、まっすぐかなでの目を見て言った。
「想鳴者は楽器を大切にあつかわなくちゃいけない。今のあなたならだいじょうぶだと思うけれど。それから人の心に寄りそうこと、その人の気持ちを自分に置きかえて想像することの大切さを覚えておいて」
「はい」
かなではしっかりうなずいた。
(あの光、なんでバイオリンのそばにあったんだろう? ……あれ、そういえば前に律さんのバイオリンが光ったことがあったよね。……もしかして)
かなではある可能性にたどり着いた。一週間後のレッスンの日、かなでは律に話すことにした。
「律さん、わたし実はこのあいだ光を見たんです。ふわふわと浮いていて、ドアをすり抜けていきました」
「……じゃあ、その光の正体はなんだと思う?」
かなではある可能性にたどりついた。
「もしかしてあの光の正体は……バイオリンの魂、ですか?」
かなでがそう言うと律のバイオリンから丸い光が出てきて、人の形になった。
「ぴんぽーん! せいかーい」
かなでは両手を広げて登場したイオに目を丸くした。そんなかなでをイオは首をかしげて見ていた。
「イ、イオ? ま、まさかほんとうに楽器の魂なの……?」
「え、うん。かなではそれがわかっていたんじゃないの?」
「いや、正直ぜんぜん信じられないっていうか、びっくりっていうか……」
「まあ、そうでしょうね」
律はそう言った。
「よく光が楽器の魂だってわかったわね」
「一度だけ、バイオリンの中に入るのを見たんです。それに前に律さんがそのバイオリンの魂は自由に歩き回るのが好きだって言ってましたよね。それでもしかして、と思ったんです」
(でもまさかイオがそうだったなんて……)
かなではイオをまじまじと見つめた。
「イオ、ほんとうにバイオリンの中にいるんだね。見た目はわたしたちと変わらないのに……」
「でもさっきの見たでしょ? それにボクは食べる必要もないし、水とかも飲まなくていいんだ。あとボク、実は三百才なんだよ」
イオはウィンクして言った。
「さ、三百才っ?」
かなでは目を丸くした。イオの顔にはしわはなく、身長もかなでのほうが高い。かなでが「うそだあ」と言いながらイオの体のあちこちを見ていると、イオは「残念ながらうそじゃないんだなあ」とにやにやしていた。
「ボクはイタリアの北のほうでつくられたんだ。当時あのあたりはうでのいい職人がたくさんいてね。そのあとお金持ちの人や音楽家の手にわたって、いろんな国に行ったんだ」
「え、でもなんで見た目がわたしより年下なの?」
かなでが尋ねるとイオはよくぞ聞いてくれました、と言わんばかりの笑みをうかべて答えた。
「つくられて二百年経っていたけれど、ボクはどんな姿になればいいかわからなかった。それを当時の持ち主に話したら、一枚の絵を持ってきたんだ。それが死んでしまった彼の友達だった。それ以来、ボクの姿はこれさ。もしかしたらほかの見た目になれるのかもしれないけれど、ボクはこのボクが大好きなんだ。だからこの姿がいい」
イオは見た目の年齢にぴったりの、底抜けに明るい笑顔をかなでにむけた。
「イオ、あなたわざとかなでに見つかるようにしていたでしょう?」
「え」
律にそう言われたイオは小さく舌を出した。
「バレちゃったか」
「なんでそんなことしたの?」
かなではイオに尋ねた。するとイオは「単純だよ」と言って答えた。
「ボクのことに気づいてほしかったんだ。ボクが楽器の魂だって。リツはその内話すからって言ったけど、そんなに待てなかったんだ。カナデともっともっと仲良くなりたくってね」
理由を聞いた律はため息をついていた。
「そんなことだろうと思ったわ」
イオは「えへへ」にかっと歯を見せて笑っていた。律はぱんぱんと手をたたいた。
「そろそろはじめましょうか。そうね。せっかくだから今日は楽器の魂がどんな存在なのか勉強しましょうか」
楽器が魂を持つには条件があること、それはつくられて百年経っていること、きちんと手入れをされていてそのあいだにこわれたことがないこと、かざられているだけではなくきちんと音楽をかなでられたことがあること、などを律から説明された。そしてルゥトはフルートの魂だということも教えてもらった。ほかにも二人いるらしく、順番に会わせてくれるらしい。
かなでの想鳴者としての修業はまだまだ学ぶことが多かった。それに新たに課題も出された。
一つ目は毎日五分ニュースを見て、どんな内容だったかをノートにまとめる。それを律に見せるのだ。律が言うに は「聴く力と根気をきたえるための修業」らしい。
二つ目は修想館にきたときに、前回のレッスンとくらべてなにかちがうところがないかチェックすることだった。変わったところがあれば帰るときまでに律に報告する。これは小さな変化に気がつくことができれば、どの思い出を大切にしているかわかり、細かいところまで気遣いができると説明された。そして今日は想鳴者の起こりを律に教えてもらっている。
「想鳴者となった旅人の男性が使っていたのがハープだった。十四世紀、男性はフランス中を旅していた。ある日、旅人は一人の男性が酔いつぶれているのを見つけた。その男性は半年前にむすめを亡くしてから酒びたりになっていた。旅人は彼が満足するまで話を聞いて、曲をおくったの」
かなではむすめを亡くした男性のことを思うと、とても悲しくなった。律の話を引き続き聴く。
「すると次の日、男性から持っていたむすめのハンカチに話した思い出が宿ったことを知らされた。思い出が宿ったのは旅人のハープのおかげだった。ハープも男性のことをかわいそうに思っていたから。そしてハープはこれからも思い出をこめる手伝いをすると申し出た」
「あの、律さん。いいですか?」
「なに?」
「なんでハープだったんですか?」
かなでの質問に律はすらすらと答えた。
「もともと楽器というのは、お祭りのときに神様に音楽をささげるために使われていた。きっと……願いや思いをこめたんでしょうね。男性の先祖は神官だったらしいし、彼が持っていたハープは家に代々伝わっていたものだったそうだから。ハープそのものはずっと男性の家にあったし、さわっていた。ちゃんと彼のものになったのは旅に出る直前だったらしいわ」
「じゃあ、もしハープじゃなくてほかの楽器だったらそれになってたかもしれないんですか? たとえばピアノとか」
「かもね。まあ、ピアノはまだその時代には生まれていないけれど。弦楽器や打楽器、笛なんかは古くからあったみたいね」
「へえ」
かなではたき火を囲んでおどったり笛や太鼓を鳴らしたりしている人々を想像した。
「だから楽器には不思議な力が宿りやすいのかもしれないわね。ずっと大切にされてきて、人間とともに生きてきて」
律は一度言葉を切って背筋をのばし、まっすぐかなでの目を見て言った。
「想鳴者は楽器を大切にあつかわなくちゃいけない。今のあなたならだいじょうぶだと思うけれど。それから人の心に寄りそうこと、その人の気持ちを自分に置きかえて想像することの大切さを覚えておいて」
「はい」
かなではしっかりうなずいた。
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