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ご主人様に抱かれたい3
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「あなた、大人しそうな顔してすごく乱れるみたいね」
ご主人様の呼び出しを受けた翌日。家事の途中、またマリィさんから話しかけられた。
「えっ…」
「ご主人様のシーツ。あまりにも汚れていたから昨日の晩替えに行ったの」
「どうして、マリィさんが…」
「どうしてって?あたしだってここで働くメイドなのよ、身の回りの世話をするのは当然。それに皆よりご主人様との付き合いは長いんだから」
「けど…」
「ご主人様にはもう抱いてもらった?」
「!…な、何言ってるんですかっ!」
「やっぱりまだなのね。いつになるのかしらね。もしかしたら、ずっと無いのかも」
ふふ、とマリィさんが意地悪そうに笑った。
「だからあの時私に処女かどうか確かめたんですか!?」
「さぁ…どうかしら。早く抱いてもらえるといいわね」
「マリィさんって…もしかしてご主人様と…」
「想像にお任せするわ。ひとつ言いたいのはあなただけじゃないってこと。ここに可愛い女の子が何人いると思ってるのよ」
***
「リイナ、久しぶりに会ったと思えば浮かない顔だな。どうしたんだよ」
「別に…何もないわよ」
「なんだ、好きな男に相手してもらえないのか?」
「うるさいわね。ほっといてよ」
あたしを冷やかしてくるのは庭師の息子のジョシュア。あたしと同い年だ。
腕を痛め、体が以前のように動かなくなってきた父親に連れられ修行しながら屋敷の庭の剪定をしている。
最近は父親が来る時と来ない時があり、ジョシュアが1人で来た時はあたしも一緒に手伝いをするように命じられている。といってもあたしはたいした力仕事をしているわけではない。倉庫の鍵を開けたり、道具の掃除をしたり、といった感じだ。
きっと、あたしとジョシュアが同い年だからご主人様が気を遣ってそうしてくれているのだろう。屋敷には先輩メイドだけで同い年の女の子はいないから肩身が狭いだろうけど、ジョシュアとは気負わず話せるんじゃないかと。
実際その通りで、軽口を叩きながら少しふざけ合ったりするのが楽しい時間だったりもする。
そんな風に気を回してくれるなんて、ご主人様は本当に優しい。…未だに、抱いてもらえないけれど…
昨日も、散々いかされた挙句やっぱり抱いてもらえなかった。
ただ、最近はご主人様に触れることが許され、口で御奉仕したりもしている。…少しは前進したから、きっともうすぐ…
「お前もご主人が好きなのか?」
「はぁ!?何言ってるのよジョシュア、あたしがそんな大それたこと…」
「ここの屋敷のメイドは皆ご主人が大好きじゃねぇか」
…そうなんだよね…。きっと、マリィさんもそう。だからあんな風にあたしを挑発するんだ。
「わかるけどな、俺たちにも優しいし、何か余裕があってさ。まぁこれだけの金持ちなら余裕があって当然か。顔だっていいじゃん、俺には負けるけどなっ」
「何言ってんの!?あんたとご主人様じゃ比べ物にならないわよ!」
「おお。やっぱ好きなんだな」
「違っ…」
「隠さなくても大丈夫だって。皆そうなんだから」
「…違う…もん…」
比べ物にならない、とは言ったけれどジョシュアの顔も整っている。クールな印象のご主人様とは違い、目が大きくて可愛いらしい感じだから比べる方向性が違うというか。
線が細い印象のご主人様に比べ、ジョシュアは男らしい体型だ。ぱっと見はそんな風に思えないけれど仕事柄だろう、作業中に袖を捲った腕は筋肉質で顔に似合わず男らしい。
明るくてフランクだし、モテはするだろう。
あたしからすれば、ご主人様の魅力には敵わないけど…
「!」
背を向けて倉庫を片付けていたあたしにジョシュアが抱きついてきた。
「でもさリイナ、俺ならいつだってお前だけを愛せるよ」
「な、何言って…」
振り向いた瞬間、キスをされた。
「リイナが好きだ」
「そんなこと言われても…」
「他に好きな男がいてもいい」
「何言って…」
「もっとキスしたい」
壁に追いやられ再びキスをされ、服の上から胸を触られた。
「や…」
服の上からじゃ物足りなくなったジョシュアはエプロンの肩紐をずらしメイド服のボタンを外し始めた。
「ちょっと…ジョシュア…」
そのままブラジャーの中に手を入れられ、ジョシュアの指があたしの乳首を摘んだせいで体がびくんと跳ねた。
「あ!んぅっ…だめ…」
首を左右に振るあたしを見てジョシュアがもう一度キスをした。
「だめ…こんなところで…ねぇっ」
だめと言いながら体の力が抜けていき、ジョシュア の愛撫に抗えなくなってくる。
「だめって言ってるけど抵抗する気ある?」
「あるもんっ…あたし好きな人いるんだってばっ…あ!!」
「いいよ別に」
「あたしは良くな…や、捲っちゃイヤっ」
「メイド服の中ってこんな風になってるんだ。エロいな」
タイツを留める為のガーターベルトに視線をやった後、ジョシュアがあたしの下着の中に手を入れた。
「嫌ぁっ」
「何が嫌だよ、すごいことになってるくせに」
くちゅくちゅとわざとらしく音を立て、激しく指を動かすジョシュア。
「やめて、恥ずかしい、いやっ」
「嫌ならもっと本気で嫌がれば」
足に力が入らない。あたしはジョシュアに抱きついた。
「はぁ、はぁっ…んんっ」
ご主人様に開発された体は、ご主人様を求めているはずなのに。なのにジョシュアの愛撫を嫌だと言いながら受け入れ続けている。
もう無理。イキたい…!
こんなこと考えちゃだめ!だめなのに…
「…はぁ…我慢出来なくなってきた」
ジョシュアの息が荒ぐ。
「我慢って…ん!」
「…リイナ、そこに手ついて」
「ばか…」
そう言いながら抗えず、あたしが壁に手をつくとジョシュアが自分のベルトを外す音がカチャカチャと聞こえた。
ご主人様との体の繋がりを求め続けていてもそれが叶わない。その切なさで心が弱っていたあたしはジョシュアの体をすんなりと受け入れてしまった。
「あんっ!あんっ!」
「リイナ、リイナっ」
後ろから激しく攻められ、自分の体がジョシュアと…男の人と繋がっている実感で涙が出るほど気持ちよかった。
「あぅっ…あぁあ!!」
「好きだっ、ずっと好きだったっ…」
切ない声であたしを好きだと耳元で囁くジョシュアを受け入れ続け、遂にあたしは絶頂した。
「はぁ、はぁっ…」
「…イッた?」
「ん…」
「…立ってられる?動くの止めようか?」
「止めなくていいっ…」
今まで何度絶頂してもご主人様に指やおもちゃを止めてもらえなかったせいで、絶頂してもそのままジョシュアを受け入れ続けることは容易かった。ジョシュアは絶頂する度に締まっていくあたしの様子に興奮していた。
「リイナ…お前エロすぎだろ…」
「あ!あ!気持ちいいよぉっ!もっと、もっとぉっ」
「こっちだって1回じゃ足んねぇよっ…」
ジョシュアが言う通り、あたし達はその日、三度も体を重ねてしまった。あたしもそうだけれど、この元気さはやはり若いだけある。
ジョシュアが帰ったすぐ後の夕飯の時間にご主人様と顔を合わせた時は何だか罪悪感に見舞われ、目を合わせづらかった。
ご主人様のことを求めながら、ご主人様を愛しながらあたしはジョシュアと…ご主人様、ごめんなさい…
ご主人様の呼び出しを受けた翌日。家事の途中、またマリィさんから話しかけられた。
「えっ…」
「ご主人様のシーツ。あまりにも汚れていたから昨日の晩替えに行ったの」
「どうして、マリィさんが…」
「どうしてって?あたしだってここで働くメイドなのよ、身の回りの世話をするのは当然。それに皆よりご主人様との付き合いは長いんだから」
「けど…」
「ご主人様にはもう抱いてもらった?」
「!…な、何言ってるんですかっ!」
「やっぱりまだなのね。いつになるのかしらね。もしかしたら、ずっと無いのかも」
ふふ、とマリィさんが意地悪そうに笑った。
「だからあの時私に処女かどうか確かめたんですか!?」
「さぁ…どうかしら。早く抱いてもらえるといいわね」
「マリィさんって…もしかしてご主人様と…」
「想像にお任せするわ。ひとつ言いたいのはあなただけじゃないってこと。ここに可愛い女の子が何人いると思ってるのよ」
***
「リイナ、久しぶりに会ったと思えば浮かない顔だな。どうしたんだよ」
「別に…何もないわよ」
「なんだ、好きな男に相手してもらえないのか?」
「うるさいわね。ほっといてよ」
あたしを冷やかしてくるのは庭師の息子のジョシュア。あたしと同い年だ。
腕を痛め、体が以前のように動かなくなってきた父親に連れられ修行しながら屋敷の庭の剪定をしている。
最近は父親が来る時と来ない時があり、ジョシュアが1人で来た時はあたしも一緒に手伝いをするように命じられている。といってもあたしはたいした力仕事をしているわけではない。倉庫の鍵を開けたり、道具の掃除をしたり、といった感じだ。
きっと、あたしとジョシュアが同い年だからご主人様が気を遣ってそうしてくれているのだろう。屋敷には先輩メイドだけで同い年の女の子はいないから肩身が狭いだろうけど、ジョシュアとは気負わず話せるんじゃないかと。
実際その通りで、軽口を叩きながら少しふざけ合ったりするのが楽しい時間だったりもする。
そんな風に気を回してくれるなんて、ご主人様は本当に優しい。…未だに、抱いてもらえないけれど…
昨日も、散々いかされた挙句やっぱり抱いてもらえなかった。
ただ、最近はご主人様に触れることが許され、口で御奉仕したりもしている。…少しは前進したから、きっともうすぐ…
「お前もご主人が好きなのか?」
「はぁ!?何言ってるのよジョシュア、あたしがそんな大それたこと…」
「ここの屋敷のメイドは皆ご主人が大好きじゃねぇか」
…そうなんだよね…。きっと、マリィさんもそう。だからあんな風にあたしを挑発するんだ。
「わかるけどな、俺たちにも優しいし、何か余裕があってさ。まぁこれだけの金持ちなら余裕があって当然か。顔だっていいじゃん、俺には負けるけどなっ」
「何言ってんの!?あんたとご主人様じゃ比べ物にならないわよ!」
「おお。やっぱ好きなんだな」
「違っ…」
「隠さなくても大丈夫だって。皆そうなんだから」
「…違う…もん…」
比べ物にならない、とは言ったけれどジョシュアの顔も整っている。クールな印象のご主人様とは違い、目が大きくて可愛いらしい感じだから比べる方向性が違うというか。
線が細い印象のご主人様に比べ、ジョシュアは男らしい体型だ。ぱっと見はそんな風に思えないけれど仕事柄だろう、作業中に袖を捲った腕は筋肉質で顔に似合わず男らしい。
明るくてフランクだし、モテはするだろう。
あたしからすれば、ご主人様の魅力には敵わないけど…
「!」
背を向けて倉庫を片付けていたあたしにジョシュアが抱きついてきた。
「でもさリイナ、俺ならいつだってお前だけを愛せるよ」
「な、何言って…」
振り向いた瞬間、キスをされた。
「リイナが好きだ」
「そんなこと言われても…」
「他に好きな男がいてもいい」
「何言って…」
「もっとキスしたい」
壁に追いやられ再びキスをされ、服の上から胸を触られた。
「や…」
服の上からじゃ物足りなくなったジョシュアはエプロンの肩紐をずらしメイド服のボタンを外し始めた。
「ちょっと…ジョシュア…」
そのままブラジャーの中に手を入れられ、ジョシュアの指があたしの乳首を摘んだせいで体がびくんと跳ねた。
「あ!んぅっ…だめ…」
首を左右に振るあたしを見てジョシュアがもう一度キスをした。
「だめ…こんなところで…ねぇっ」
だめと言いながら体の力が抜けていき、ジョシュア の愛撫に抗えなくなってくる。
「だめって言ってるけど抵抗する気ある?」
「あるもんっ…あたし好きな人いるんだってばっ…あ!!」
「いいよ別に」
「あたしは良くな…や、捲っちゃイヤっ」
「メイド服の中ってこんな風になってるんだ。エロいな」
タイツを留める為のガーターベルトに視線をやった後、ジョシュアがあたしの下着の中に手を入れた。
「嫌ぁっ」
「何が嫌だよ、すごいことになってるくせに」
くちゅくちゅとわざとらしく音を立て、激しく指を動かすジョシュア。
「やめて、恥ずかしい、いやっ」
「嫌ならもっと本気で嫌がれば」
足に力が入らない。あたしはジョシュアに抱きついた。
「はぁ、はぁっ…んんっ」
ご主人様に開発された体は、ご主人様を求めているはずなのに。なのにジョシュアの愛撫を嫌だと言いながら受け入れ続けている。
もう無理。イキたい…!
こんなこと考えちゃだめ!だめなのに…
「…はぁ…我慢出来なくなってきた」
ジョシュアの息が荒ぐ。
「我慢って…ん!」
「…リイナ、そこに手ついて」
「ばか…」
そう言いながら抗えず、あたしが壁に手をつくとジョシュアが自分のベルトを外す音がカチャカチャと聞こえた。
ご主人様との体の繋がりを求め続けていてもそれが叶わない。その切なさで心が弱っていたあたしはジョシュアの体をすんなりと受け入れてしまった。
「あんっ!あんっ!」
「リイナ、リイナっ」
後ろから激しく攻められ、自分の体がジョシュアと…男の人と繋がっている実感で涙が出るほど気持ちよかった。
「あぅっ…あぁあ!!」
「好きだっ、ずっと好きだったっ…」
切ない声であたしを好きだと耳元で囁くジョシュアを受け入れ続け、遂にあたしは絶頂した。
「はぁ、はぁっ…」
「…イッた?」
「ん…」
「…立ってられる?動くの止めようか?」
「止めなくていいっ…」
今まで何度絶頂してもご主人様に指やおもちゃを止めてもらえなかったせいで、絶頂してもそのままジョシュアを受け入れ続けることは容易かった。ジョシュアは絶頂する度に締まっていくあたしの様子に興奮していた。
「リイナ…お前エロすぎだろ…」
「あ!あ!気持ちいいよぉっ!もっと、もっとぉっ」
「こっちだって1回じゃ足んねぇよっ…」
ジョシュアが言う通り、あたし達はその日、三度も体を重ねてしまった。あたしもそうだけれど、この元気さはやはり若いだけある。
ジョシュアが帰ったすぐ後の夕飯の時間にご主人様と顔を合わせた時は何だか罪悪感に見舞われ、目を合わせづらかった。
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