【続】愛の奴隷にしてください。【R18】

仲村來夢

文字の大きさ
19 / 38

彼に隠れて彼女の彼と3

しおりを挟む
「…ぅ…」

伊織くんの肩を掴んでいるけれど、それは突き放したいのか、力が入らなくて頼ってるのかわからない。

…思ったより、酔っ払っているのかも。

「…はぁ、は…ぁ」

あたしには声出しちゃだめ、と言いながら伊織くんがあたしの乳首を舐めたりする度にちゅっ、とかちゅぱっ、って音がする。

こんなところで大胆すぎる。伊織くんも酔ってるの?

「!…ぅ…!」

履いているスカートをたくし上げ、伊織くんの指がパンツの中に入ってくる。

その中はもうびちょびちょで、あたしの中は伊織くんの指をすんなりと受け入れてしまう。

伊織くん、だめ!

首を横に振って拒否をするけれど、止めてくれそうにない。力が抜けてちゃんと立てなくなってきた…このまま倒れちゃったらその物音で二人が起きちゃう。

どうしよう。あたしは今どうするべきなの?

「…トイレでしよっか」

何故か首を横に振ることが出来なかった。必死で口元を手で覆って、声を我慢するのが辛すぎたあまりあたしは半泣きで頷いた。

***

「伊織くんっ…や…」

「…ここでも大きい声は出しちゃだめだからね」

「じゃあも…ぉ、やめ…」

「嘘でしょ…」

便座の上蓋に座らされてパンツを脱がされ、足を開かれあたしの大事なところが伊織くんの目の前で丸見えになった。

「恥ずかし…いや…」

「…こんなに濡れてるくせに」

「んぅ!んっ」

「…めっちゃ溢れてるよ。杏奈ちゃん、めちゃくちゃスケベでしょ」

「んぅんっ…」

口元を抑えながら首を横に振る。

「…俺はめちゃくちゃスケベだよ。エロいこといっぱいしたいし」

あたしの中に指を入れてむちゃくちゃに動かすから、水音が鳴る。

「!…こっちはも…ぃゃあ…」

また、服を捲られて伊織くんの唇があたしの乳首を吸った。

「まだ嫌だって思うの?」

「違う、ちがうのっ…ぉっぱい…も…なかも両方なんて…っだ…め…」

「ん?聞こえないよ」

大きい声出せないの知ってるくせに!

伊織くんの唇も舌も指も気持ちよすぎる…

…思い出した。紗夜が酔っ払っている時に言っていた言葉。

“伊織たんね、めちゃくちゃエッチうまいの!!他の人となんてもう無理っ”

…その時あたしは「もー紗夜、次伊織くんに会うの気まずいって!」と笑っていたけれど…紗夜の言っていたことは本当だった。

何で初めてするあたしの気持ちいいところがこんなにわかるの?

あ…。もうダメ!こらえられなくなってるのが伊織くんにバレてる。指の動きがどんどん早くなる…

「~っ、ん~っ!」

体が仰け反り、口元を抑えたままあたしは絶頂した。力が抜けて、体がぴくぴくと動く。

「…やっぱめちゃくちゃスケベじゃん」

伊織くんがあたしの耳元で囁いた。

***

「ん、っ!っ!」

「…翼は幸せ者だな」

「!っ、!!」

「こんなにスケベな彼女。淡白とか勿体ねー…」

彼氏の友達にイカされた気分はどう?スケベだな。溜まってた?

そんな言葉を囁かれる度に濡れてしまう。こんなの…またイッちゃうよ…!

「聞こえる?杏奈ちゃんのまんこの音」

ぐちゃぐちゃと、かき混ぜられてあたしはまた首を横に振る。聞こえないわけじゃない。気持ちよすぎて声が出ちゃいそうなの。耐えれないの!

「ん!んっ」

「こんなにすごい音なのに聞こえない?」

伊織くんの指が更に激しくなる。

「…きこえる…もうゃめ…」

「止めんの?いいの?」

「ぃゃ…いや…!」

「ちゃんと素直になんなきゃやめるよ…」

「きもちい…ぁ、あ…やめちゃイヤ…っ」

「…ちんこ欲しくなってきた?」

…もう、入れて欲しくて仕方なかった。自分の気持ちに嘘をついていたけれど、もう出来ない…あたしは伊織くんの顔を見ながら黙って頷いた。

「ん。じゃ交代しよ」

伊織くんが下着ごとスーツのパンツを脱いで手を伸ばし、あたしを跨らせた。

「杏奈ちゃんが入れて」

「ん…」

伊織くんの硬くなったモノを掴み、ゆっくりと腰を下ろした。

「!」

だめ!入れてる途中なのにもう気持ちいい。この長さは奥まできちゃう。こんなの動かしたらもう…

「杏奈ちゃん?早くおいで」

「ぅ…」

腰を更に下ろし、最後まで入ったところで腰の動きを止めた。

「あ!」

「来ないならこっちが行くわ」

「え…あ!」

伊織くんが下からあたしを突き上げる。あたしは伊織くんの体にしがみつくしかなかった。

「あん!あんっ!ゃだめぇっ」

「声でかい。2人起きるでしょ」

「ん!んぅぅ」

また口を抑えて、声が出ない様に我慢するけれど…

「杏奈ちゃん、おっぱい出して」

首を横に振るあたしの服の裾を伊織くんが掴んだ。

「早く。捲れって」

恐る恐る服の裾を捲ると、伊織くんの舌があたしの乳首を舐めた。

「いおりくんっだめ…こんなのされたらっ…」

「気持ちよくないの」

「ぁ…気持ちよすぎてだめ…」

「…じゃいいじゃん。もうちょい頑張って動こうか」

「…っ、あ!」

「いい?」

「いい、いいっ…伊織くんのおちんちん気持ちい…ぁ、あ…」

「連れの女とヤるとか思ってもなかったな…」

「あ、きもちいだめ、イッちゃっ…」

「絶対声出すなよ」

あたしは目を細め、びくんと体が跳ねた。

…彼氏の友達に2回もいかされちゃった…

「そろそろ俺も本気になっていい?」

「え?あ!」

伊織くんが思いっきりあたしの中を突き上げ、激しく動き始めた。あたしは伊織くんにしっかり掴まるしか出来ない。いったばっかりなのにそんなに動かないで!

「んっ、んっ」

ここが翼くんの家だと忘れてしまいそうになる。というかもう忘れちゃってる…

「あ、また、またいっちゃ…ぅぅんっっ」

「杏奈可愛いな…俺も出させて」

伊織くんは、友達の彼女の、彼女の友達のあたしになんの躊躇いもなく中に出した。お酒のせいか、頭がふらっとしてあんまり考えられなかった。

伊織くんがあたしに顔を近付けて、あたしも伊織くんの方に近づいて、あたし達は抱き合いながらキスをした。

「ん…」

…翼くんにも紗夜にも絶対にバレちゃだめ。

でも…こんな気持ちいいのされたら。あたし、これからどうなっちゃうのかな…
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

乳首当てゲーム

はこスミレ
恋愛
会社の同僚に、思わず口に出た「乳首当てゲームしたい」という独り言を聞かれた話。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

処理中です...