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22. 僕だけの奏多さんが、…
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「KSR」としての活動が軌道に乗る一方で、皮肉なことに三人のスケジュールはかつてないほど過密を極めていた。
奏多は「K」としての楽曲制作の依頼が殺到し、防音室に籠る日々。颯真もまた、事務所の代表兼プロデューサーとして新人グループの育成に奔走し、リオに釘を刺す余裕すらないほど忙しく飛び回っていた。
そんな中、リオは自身の所属グループ「ルミナス」の新曲打ち合わせのため、事務所の会議室へと向かっていた。
(あーあ……奏多さんに会いたい。奏多さん成分が足りなくて、ダンスのキレが落ちそうだ……。今日も別仕事なんて、人生の損失だよ……)
楽屋ではクールで圧倒的なセンターとして君臨するリオだが、心の中では重度の「奏多ロス」に陥っていた。どんよりとしたオーラを纏いながら会議室のドアを開ける。
「おはようございまーす……」
「あ、リオ。お疲れ。今日は新曲のコンペで選ばれた作曲家さんに来てもらってるから」
マネージャーの言葉を適当に聞き流しながら席に着こうとしたリオの視界に、一人の人物が飛び込んできた。
黒いパーカーのフードを深く被り、度の強いメガネと大きなマスク。徹底的に気配を殺して資料に目を落としているそのシルエット。
(……え? まさか。いや、でもあの耳の形、座り方、……奏多さん…?)
心臓が跳ね上がった。
そこにいたのは、紛れもない「作曲家・K」としての奏多だった。自分たちの新曲を手がけるのが奏多だとは聞いていなかった。公私混同を避けるため、奏多がわざと伏せていたのかもしれない。
「っ……、あ、う、おわっ!?」
「リオ? どうしたんだよ、椅子に足ぶつけたのか?」
メンバーが不思議そうに覗き込んでくる。普段、どんなに激しいパフォーマンスの後でも涼しい顔をしているリオが、ただ座ろうとしただけで漫画のように狼狽えている。
「あ、いや、なんでも……なんでもない! ちょっと、空気が、その、綺麗すぎて……」
「空気? 何言ってんだよ」
リオは必死に声を殺し、机の下で拳を握りしめた。
目の前に、喉から手が出るほど会いたかった愛しの人がいる。今すぐ抱きつきたい。もう一回ポッキーの件を謝り倒して、なんならまた「あーん」をしてほしい。
しかし、奏多は「K」として、プロの顔で淡々と資料をめくっている。一度もこちらを見ようとしないそのストイックな姿に、リオは悶え死にそうだった。
(奏多さん…… 気づいてる!? 僕ですよ、あなたのリオですよ!? メガネ越しのその冷ややかな視線も最高ですけど、一瞬だけでいいから僕を見てください!)
「……では、デモ音源を流しますね。」
マスク越しに響く、少し低めに作られた奏多の声。その音色に、リオの理性は決壊寸前だった。
「ぐっ……、いい……すごくいい声……」
「おいリオ、お前さっきから変だぞ。作曲家さんに失礼だろ。……すみません、Kさん。うちのセンター、今日ちょっと情緒が不安定で」
苦笑いしながら奏多に謝る。奏多は一瞬だけ、メガネの奥の瞳をリオに向け、ほんのわずか――本当に数ミリだけ口角を上げた。
(笑った! 今、絶対僕を見て笑った! ああぁぁぁ、好きだぁぁ!!)
「……っ、っっ!!」
声にならない叫びを飲み込み、顔を真っ赤にしてガタガタと震え出したリオ。
普段はクールなセンターの豹変ぶりに、メンバーたちは「……新曲のプレッシャーが凄すぎるのかな」と、あらぬ心配を深めていくのだった。
※※※※※※※
打ち合わせが一段落し、スタジオの空気が少しだけ弛緩したときだった。
「いやー、でもKさんの曲、本当に良かったです。……それにしても、うちのリオ。コイツ、最近奏多さんと颯真さんとユニット組んでるんすよ。生意気ですよね」
メンバーが冗談めかして放ったその言葉に、他のメンバーも「本当だよな」と身を乗り出した。
「僕らの世代からしたら、あの二人は伝説ですよ。あんな超一流の人たちと肩並べて活動できるなんて、幸せ者すぎます」
「奏多さんのダンス動画、僕ら今でも擦り切れるほど見てますからね」
伝説の「エース」と「メインボーカル」の名前。まさかその一人が今、目の前のパーカー男だとは露ほども思わないメンバーたちの絶賛の嵐。
リオはどうしようかと天を仰いだが、当の奏多は余裕の表情だ。
「へぇ、そうなんですね。彼ら、そんなにすごいんですか」
なんて笑いながら相槌を打ち、慣れた手つきで手元のお茶に手を伸ばす。
そして、事件は起きた。
雑談に加わっていた奏多が、うっかりいつもの癖で、お茶を飲むためにスッとマスクを外したのだ。
ごくり、と喉を鳴らしてお茶を飲み、そのままふぅと息を吐く。
「……あ」
視線の刺さるような静寂に、奏多が気づいたときにはもう遅かった。
会議室の空気が、真空になったかのように凍りついた。
「か、…かな…、か……なた、さん…」
目の前にあるのは、数多の雑誌の表紙を飾り、ステージのセンターで眩い光を放っていた、あの『奏多』の素顔。
テレビで既に初パフォーマンスをしているものの実物は次元が違う。
「「「…………っ!!!!」」」
メンバーたちは、文字通り後ずさりし、あまりの衝撃に言葉を失って硬直した。
「……あ、えっと……。バレちゃった…?」
奏多が照れくさそうに頬を掻き、ふにゃりと笑顔を見せた瞬間、静寂は悲鳴にも似た興奮へと変わった。
「か、奏多さん!? 本物!? え、嘘、なんでここに……!?」
「ファンでした! デビュー前からずっと見てました! 握手、握手してください!!」
一分前までの「プロの打ち合わせ」はどこへやら、現役アイドルたちが、ただの熱狂的なファンに豹変して奏多に群がる。
「ちょっと! 近い! 近いですよみんな!!」
リオが必死にメンバーを剥がそうとするが、もう止まらない。
実は彼ら、リオがユニットを組んだときから「一度でいいから奏多さんに会わせてくれ!」とリオに泣きついていたのだ。
しかし、独占欲の塊だったリオに「奏多さんは忙しいから無理」と門前払いを食らい続けていた。
「リオ、お前こんな最高の人を独り占めしてたのか! 最低だな!」
「奏多さん、リオがいつも迷惑かけてすみません! 僕、奏多さんのソロ曲のカバー、SNSにアップしてるんです!」
「あはは、嬉しい。みんなのことはリオくんから聞いてるよ」
奏多が優しく微笑み、一人一人の手を握っていく。その神対応に、面々は「今日が命日だ……」と天を仰ぎ、あるメンバーにいたってはあまりの美しさに拝み始めている。
その光景を横で見ながら、リオは「僕の、僕だけの奏多さんが……」と膝から崩れ落ちていた。
奏多は「K」としての楽曲制作の依頼が殺到し、防音室に籠る日々。颯真もまた、事務所の代表兼プロデューサーとして新人グループの育成に奔走し、リオに釘を刺す余裕すらないほど忙しく飛び回っていた。
そんな中、リオは自身の所属グループ「ルミナス」の新曲打ち合わせのため、事務所の会議室へと向かっていた。
(あーあ……奏多さんに会いたい。奏多さん成分が足りなくて、ダンスのキレが落ちそうだ……。今日も別仕事なんて、人生の損失だよ……)
楽屋ではクールで圧倒的なセンターとして君臨するリオだが、心の中では重度の「奏多ロス」に陥っていた。どんよりとしたオーラを纏いながら会議室のドアを開ける。
「おはようございまーす……」
「あ、リオ。お疲れ。今日は新曲のコンペで選ばれた作曲家さんに来てもらってるから」
マネージャーの言葉を適当に聞き流しながら席に着こうとしたリオの視界に、一人の人物が飛び込んできた。
黒いパーカーのフードを深く被り、度の強いメガネと大きなマスク。徹底的に気配を殺して資料に目を落としているそのシルエット。
(……え? まさか。いや、でもあの耳の形、座り方、……奏多さん…?)
心臓が跳ね上がった。
そこにいたのは、紛れもない「作曲家・K」としての奏多だった。自分たちの新曲を手がけるのが奏多だとは聞いていなかった。公私混同を避けるため、奏多がわざと伏せていたのかもしれない。
「っ……、あ、う、おわっ!?」
「リオ? どうしたんだよ、椅子に足ぶつけたのか?」
メンバーが不思議そうに覗き込んでくる。普段、どんなに激しいパフォーマンスの後でも涼しい顔をしているリオが、ただ座ろうとしただけで漫画のように狼狽えている。
「あ、いや、なんでも……なんでもない! ちょっと、空気が、その、綺麗すぎて……」
「空気? 何言ってんだよ」
リオは必死に声を殺し、机の下で拳を握りしめた。
目の前に、喉から手が出るほど会いたかった愛しの人がいる。今すぐ抱きつきたい。もう一回ポッキーの件を謝り倒して、なんならまた「あーん」をしてほしい。
しかし、奏多は「K」として、プロの顔で淡々と資料をめくっている。一度もこちらを見ようとしないそのストイックな姿に、リオは悶え死にそうだった。
(奏多さん…… 気づいてる!? 僕ですよ、あなたのリオですよ!? メガネ越しのその冷ややかな視線も最高ですけど、一瞬だけでいいから僕を見てください!)
「……では、デモ音源を流しますね。」
マスク越しに響く、少し低めに作られた奏多の声。その音色に、リオの理性は決壊寸前だった。
「ぐっ……、いい……すごくいい声……」
「おいリオ、お前さっきから変だぞ。作曲家さんに失礼だろ。……すみません、Kさん。うちのセンター、今日ちょっと情緒が不安定で」
苦笑いしながら奏多に謝る。奏多は一瞬だけ、メガネの奥の瞳をリオに向け、ほんのわずか――本当に数ミリだけ口角を上げた。
(笑った! 今、絶対僕を見て笑った! ああぁぁぁ、好きだぁぁ!!)
「……っ、っっ!!」
声にならない叫びを飲み込み、顔を真っ赤にしてガタガタと震え出したリオ。
普段はクールなセンターの豹変ぶりに、メンバーたちは「……新曲のプレッシャーが凄すぎるのかな」と、あらぬ心配を深めていくのだった。
※※※※※※※
打ち合わせが一段落し、スタジオの空気が少しだけ弛緩したときだった。
「いやー、でもKさんの曲、本当に良かったです。……それにしても、うちのリオ。コイツ、最近奏多さんと颯真さんとユニット組んでるんすよ。生意気ですよね」
メンバーが冗談めかして放ったその言葉に、他のメンバーも「本当だよな」と身を乗り出した。
「僕らの世代からしたら、あの二人は伝説ですよ。あんな超一流の人たちと肩並べて活動できるなんて、幸せ者すぎます」
「奏多さんのダンス動画、僕ら今でも擦り切れるほど見てますからね」
伝説の「エース」と「メインボーカル」の名前。まさかその一人が今、目の前のパーカー男だとは露ほども思わないメンバーたちの絶賛の嵐。
リオはどうしようかと天を仰いだが、当の奏多は余裕の表情だ。
「へぇ、そうなんですね。彼ら、そんなにすごいんですか」
なんて笑いながら相槌を打ち、慣れた手つきで手元のお茶に手を伸ばす。
そして、事件は起きた。
雑談に加わっていた奏多が、うっかりいつもの癖で、お茶を飲むためにスッとマスクを外したのだ。
ごくり、と喉を鳴らしてお茶を飲み、そのままふぅと息を吐く。
「……あ」
視線の刺さるような静寂に、奏多が気づいたときにはもう遅かった。
会議室の空気が、真空になったかのように凍りついた。
「か、…かな…、か……なた、さん…」
目の前にあるのは、数多の雑誌の表紙を飾り、ステージのセンターで眩い光を放っていた、あの『奏多』の素顔。
テレビで既に初パフォーマンスをしているものの実物は次元が違う。
「「「…………っ!!!!」」」
メンバーたちは、文字通り後ずさりし、あまりの衝撃に言葉を失って硬直した。
「……あ、えっと……。バレちゃった…?」
奏多が照れくさそうに頬を掻き、ふにゃりと笑顔を見せた瞬間、静寂は悲鳴にも似た興奮へと変わった。
「か、奏多さん!? 本物!? え、嘘、なんでここに……!?」
「ファンでした! デビュー前からずっと見てました! 握手、握手してください!!」
一分前までの「プロの打ち合わせ」はどこへやら、現役アイドルたちが、ただの熱狂的なファンに豹変して奏多に群がる。
「ちょっと! 近い! 近いですよみんな!!」
リオが必死にメンバーを剥がそうとするが、もう止まらない。
実は彼ら、リオがユニットを組んだときから「一度でいいから奏多さんに会わせてくれ!」とリオに泣きついていたのだ。
しかし、独占欲の塊だったリオに「奏多さんは忙しいから無理」と門前払いを食らい続けていた。
「リオ、お前こんな最高の人を独り占めしてたのか! 最低だな!」
「奏多さん、リオがいつも迷惑かけてすみません! 僕、奏多さんのソロ曲のカバー、SNSにアップしてるんです!」
「あはは、嬉しい。みんなのことはリオくんから聞いてるよ」
奏多が優しく微笑み、一人一人の手を握っていく。その神対応に、面々は「今日が命日だ……」と天を仰ぎ、あるメンバーにいたってはあまりの美しさに拝み始めている。
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