【R18】子宮の奴隷

葉山 乃愛

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第6話 蜜室

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小鳩を盾にしながら廊下を進む俺の足取りは、彼女の誘導に従うしかなかった。だが、たどり着いたのは出口ではなく、重厚な防音扉に仕切られた、見覚えのある「採取室」のひとつだった。

「ここなら、監視カメラの死角があるわ。……入りなさい」

小鳩の声は、先ほどまでの恐怖に震えるものとは一変し、どこか熱を帯びた、湿り気のある響きに変わっていた。俺は疑いながらも、背後の黒服を振り切るために彼女を突き飛ばすようにして部屋へ押し入り、内側からロックをかけた。

真っ白な部屋の中央には、あの忌まわしい採取用の椅子。だが、小鳩は俺にそこへ座れとは言わなかった。彼女は自ら白衣を脱ぎ捨て、乱れたブラウスのボタンをひとつ、またひとつと外していく。

「何しやがる、小鳩」

「貴方のその溢れそうな殺気と、煮詰まった欲望……機械じゃ壊れてしまうわ。私の身体で、直接確かめてあげる」

彼女の瞳は、研究者としての好奇心を超え、一人の雌としての本能に火がついたように爛々と輝いていた。俺の喉元に突き立てていたプラスチックの破片を、彼女は自らの手でゆっくりと払いのける。

「昨日、あれだけ搾り取られて、まだこんなに熱くて硬いのね……。最高ランクの『苗床』の実力、私に全部ぶちまけてみなさいよ」

小鳩は俺のズボンのチャックを強引に引き下げ、荒々しく俺の楔を解放した。一気に冷気に晒されたそこへ、彼女の温かく柔らかな掌が吸い付く。

「ひっ……!」

「いい声。貴方みたいなクズが、私の身体を汚す快感に震えてる……。ほら、見て」

彼女はスカートを捲り上げ、既に蜜で濡れ光っている自身の秘部を晒した。エリート研究者の仮面をかなぐり捨て、床に膝をついて俺を見上げるその顔は、淫らな捕食者のそれだった。

小鳩は俺のモノを自らの口内に深く迎え入れた。熱く、粘り気のある舌使い。機械的なバキュームとは比較にならない、生身の女の狡猾な愛撫。俺の脳髄は一瞬で快楽の泥沼に引きずり込まれた。

「くっ、ああッ……! 小鳩、お前……っ」

「いいわ、もっと壊れなさい。貴方のその汚い種が、私の身体の中で暴れるのを想像するだけで、私……おかしくなりそう」

彼女は口を離すと、俺をベッドへと押し倒し、自らその上に跨った。ゆっくりと、だが確実に俺を自身の中へと飲み込んでいく。

「あ、あああぁッ!!」

熱い。締め付けるような、それでいて全てを包み込むような肉の感触。小鳩は腰を激しく振りながら、俺の胸に爪を立て、絶頂へと誘う言葉を耳元で囁き続けた。

「出して……貴方の絶望も、怒りも、全部私の子宮に叩き込んで! 貴方はもう、私の身体なしでは生きていけない家畜になるのよ!」

彼女の激しいピストンに合わせ、俺の視界は真っ白に染まっていく。脱獄のことなど、もうどうでもよくなっていた。この女の身体をもっと貪りたい。もっと深く、もっと無様に、この蜜の地獄に沈んでいたい。

俺は彼女の細い腰を掴み、狂ったように腰を突き上げた。小鳩の絶叫が防音室に響き渡り、俺の「特級」の種が、彼女の奥深くへと濁流のように溢れ出した。

一度、二度では止まらない。昨日10回も抜かれたはずの俺の身体は、小鳩という極上の「器」を得て、かつてないほどの熱量を放ちながら、彼女を内側から焼き尽くしていく。

「あ……っ、あああああッ! 凄い、俊弘……もっと、もっと頂戴……っ!!」

俺たちは重なり合ったまま、何度も、何度も、果てなき快楽の深淵へと堕ちていった。脱出口のすぐそばで、俺は小鳩という名の最も甘美な檻に、自ら囚われようとしていた。
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