21 / 39
第21話 共鳴
しおりを挟む
ドプンッ。
俺の楔が、イヴの秘奥へと完全に飲み込まれた瞬間。
世界が反転した。
「ぐ、あ……あぁぁぁッ!!」
俺の喉から、人間のものではない咆哮が迸る。
快感? そんな生温かい言葉じゃ表現できない。脊髄に直接高圧電流を流し込まれたような衝撃。脳の安全装置がすべて焼き切れ、真っ白な光が視界を埋め尽くす。
『……ああっ、んんっ! 来た、来てくれた……私の、アダム……!』
イヴが俺の背中に爪を立て、しがみついてくる。
彼女の中は、信じられないほど熱く、そして強い力で俺を締め付けていた。まるで、何十年も待ち続けた渇きを癒やすように、俺の全てを搾り取ろうと蠢いている。
「凄い……吸い付いてくる……。俺の精気が、全部持っていかれる……!」
俺は本能のままに腰を突き動かした。
培養液の海が飛沫を上げ、俺たちの交合のリズムに合わせて激しく波打つ。
「ひっ、いやぁ……っ! 見てられない、おかしくなるぅッ!」
近くで見ていた玲子が、白目を剥いて痙攣し始めた。
俺たちから発せられる高濃度のフェロモンは、周囲の人間を強制的に発情させる毒ガスと化していた。マリアでさえ、壁に手をついて荒い息を吐き、自身の胸をかきむしっている。
「(……これが、完全な適合者の交わり……。データが、計測不能……!?)」
マリアの驚愕の声が遠くに聞こえる。
だが、俺にはもうイヴしか見えていない。
突き上げるたびに、俺の中で何かが覚醒していく。
パチンコで培った直感? いや、もっと根源的な、生物としての「全能感」だ。
『もっと……もっと深く。貴方の種を、私の子宮(なか)に刻み込んで!』
イヴのテレパシーが脳を揺さぶる。
彼女の腰使いは、眠っていたとは思えないほど淫らで、貪欲だった。俺のモノが彼女の最深部を抉るたびに、彼女の銀髪が光を帯び、周囲のバイオケーブルがドクンドクンと脈動する。
「くっ、もう、限界だ……ッ! 全部くれてやるよ、女神様ッ!!」
俺は彼女の腰を鷲掴みにし、最後の力を振り絞って突き上げた。
臨界点を超えたエネルギーが、俺の睾丸から暴発する。
ドピュッ! ドォォォン!!
俺の「特級」の種が、イヴの胎内へと勢いよく放たれた。
その瞬間、俺たちの結合部から目に見えるほどの衝撃波が発生した。
「きゃぁぁぁッ!!」
玲子とマリアが吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
培養液が爆発したように舞い上がり、ドーム内の計器類が火花を散らしてショートした。
「はぁ……はぁ……っ、ぐ……」
俺はイヴの上に覆いかぶさったまま、激しく喘いだ。
出し尽くした。一滴も残らず。
今まで小鳩や他の女たちに注いだそれとは、質の違う射精。魂ごと抜き取られたような脱力感と、それ以上の充足感。
『……ん……、あたたかい……。貴方の命が、私の中で脈打ってる……』
イヴが恍惚とした表情で、俺の汗ばんだ頬を撫でた。
その時、奇妙なことが起きた。
俺の視界が、急速にクリアになっていく。
遠くで倒れている玲子の心音、壁の向こうの配管を流れる水の音、はるか上空の地上の喧騒までもが、手に取るように分かる。
「なんだ……? 感覚が……」
俺は自分の手を見つめた。
爪が割れ、血が滲んでいたはずの指先が、見る見るうちに塞がっていく。
昨日、警備ロボットに殴られた肩の痛みも消えていた。
『フフッ……。驚いた? 私の王』
イヴが体を起こし、俺の胸に顔を埋めた。
彼女の肌は発光しているように輝き、その胎内には俺の種がしっかりと受け止められている。
『貴方の種を受け入れて、私は完全に目覚めた。……そして貴方も、私の「血」を得て生まれ変わったのよ』
彼女との交わりを通じて、あの「不老不死」の酵素が、俺の体にも逆流したのだ。
俺はもう、ただの人間じゃない。
この最強の女神と対になる、不死身の魔王になったんだ。
「……最高の気分だ」
俺がニヤリと笑ったその時。
ドーム内にけたたましい警報音が鳴り響いた。
『緊急事態発生。最深部ドームにおける規格外のエネルギー反応を検知。……評議会特別決議により、レベル5の浄化プロトコルを移行します』
無機質なアナウンス。
マリアが青ざめた顔で叫んだ。
「まずい! 『浄化』って……施設ごと自爆させる気よ! 証拠隠滅のために!」
「……自爆だと?」
俺はゆっくりと立ち上がった。
全裸のまま、仁王立ちになる。股間には、まだイヴの愛液と俺自身の精液がべっとりと付着していた。
だが、今の俺に羞恥心はない。あるのは、湧き上がる暴力的な破壊衝動だけだ。
「せっかく最高の女を手に入れたんだ。……邪魔する奴は、神だろうが評議会だろうが、全員ぶっ潰す」
俺はイヴの手を引き、抱き寄せた。
彼女は妖艶に微笑み、俺に寄り添う。
「行きましょう、アダム。……ここからが、私たちの『国作り』の始まりよ」
覚醒した俺たちを止めることなど、もう誰にもできはしない。
俺の楔が、イヴの秘奥へと完全に飲み込まれた瞬間。
世界が反転した。
「ぐ、あ……あぁぁぁッ!!」
俺の喉から、人間のものではない咆哮が迸る。
快感? そんな生温かい言葉じゃ表現できない。脊髄に直接高圧電流を流し込まれたような衝撃。脳の安全装置がすべて焼き切れ、真っ白な光が視界を埋め尽くす。
『……ああっ、んんっ! 来た、来てくれた……私の、アダム……!』
イヴが俺の背中に爪を立て、しがみついてくる。
彼女の中は、信じられないほど熱く、そして強い力で俺を締め付けていた。まるで、何十年も待ち続けた渇きを癒やすように、俺の全てを搾り取ろうと蠢いている。
「凄い……吸い付いてくる……。俺の精気が、全部持っていかれる……!」
俺は本能のままに腰を突き動かした。
培養液の海が飛沫を上げ、俺たちの交合のリズムに合わせて激しく波打つ。
「ひっ、いやぁ……っ! 見てられない、おかしくなるぅッ!」
近くで見ていた玲子が、白目を剥いて痙攣し始めた。
俺たちから発せられる高濃度のフェロモンは、周囲の人間を強制的に発情させる毒ガスと化していた。マリアでさえ、壁に手をついて荒い息を吐き、自身の胸をかきむしっている。
「(……これが、完全な適合者の交わり……。データが、計測不能……!?)」
マリアの驚愕の声が遠くに聞こえる。
だが、俺にはもうイヴしか見えていない。
突き上げるたびに、俺の中で何かが覚醒していく。
パチンコで培った直感? いや、もっと根源的な、生物としての「全能感」だ。
『もっと……もっと深く。貴方の種を、私の子宮(なか)に刻み込んで!』
イヴのテレパシーが脳を揺さぶる。
彼女の腰使いは、眠っていたとは思えないほど淫らで、貪欲だった。俺のモノが彼女の最深部を抉るたびに、彼女の銀髪が光を帯び、周囲のバイオケーブルがドクンドクンと脈動する。
「くっ、もう、限界だ……ッ! 全部くれてやるよ、女神様ッ!!」
俺は彼女の腰を鷲掴みにし、最後の力を振り絞って突き上げた。
臨界点を超えたエネルギーが、俺の睾丸から暴発する。
ドピュッ! ドォォォン!!
俺の「特級」の種が、イヴの胎内へと勢いよく放たれた。
その瞬間、俺たちの結合部から目に見えるほどの衝撃波が発生した。
「きゃぁぁぁッ!!」
玲子とマリアが吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
培養液が爆発したように舞い上がり、ドーム内の計器類が火花を散らしてショートした。
「はぁ……はぁ……っ、ぐ……」
俺はイヴの上に覆いかぶさったまま、激しく喘いだ。
出し尽くした。一滴も残らず。
今まで小鳩や他の女たちに注いだそれとは、質の違う射精。魂ごと抜き取られたような脱力感と、それ以上の充足感。
『……ん……、あたたかい……。貴方の命が、私の中で脈打ってる……』
イヴが恍惚とした表情で、俺の汗ばんだ頬を撫でた。
その時、奇妙なことが起きた。
俺の視界が、急速にクリアになっていく。
遠くで倒れている玲子の心音、壁の向こうの配管を流れる水の音、はるか上空の地上の喧騒までもが、手に取るように分かる。
「なんだ……? 感覚が……」
俺は自分の手を見つめた。
爪が割れ、血が滲んでいたはずの指先が、見る見るうちに塞がっていく。
昨日、警備ロボットに殴られた肩の痛みも消えていた。
『フフッ……。驚いた? 私の王』
イヴが体を起こし、俺の胸に顔を埋めた。
彼女の肌は発光しているように輝き、その胎内には俺の種がしっかりと受け止められている。
『貴方の種を受け入れて、私は完全に目覚めた。……そして貴方も、私の「血」を得て生まれ変わったのよ』
彼女との交わりを通じて、あの「不老不死」の酵素が、俺の体にも逆流したのだ。
俺はもう、ただの人間じゃない。
この最強の女神と対になる、不死身の魔王になったんだ。
「……最高の気分だ」
俺がニヤリと笑ったその時。
ドーム内にけたたましい警報音が鳴り響いた。
『緊急事態発生。最深部ドームにおける規格外のエネルギー反応を検知。……評議会特別決議により、レベル5の浄化プロトコルを移行します』
無機質なアナウンス。
マリアが青ざめた顔で叫んだ。
「まずい! 『浄化』って……施設ごと自爆させる気よ! 証拠隠滅のために!」
「……自爆だと?」
俺はゆっくりと立ち上がった。
全裸のまま、仁王立ちになる。股間には、まだイヴの愛液と俺自身の精液がべっとりと付着していた。
だが、今の俺に羞恥心はない。あるのは、湧き上がる暴力的な破壊衝動だけだ。
「せっかく最高の女を手に入れたんだ。……邪魔する奴は、神だろうが評議会だろうが、全員ぶっ潰す」
俺はイヴの手を引き、抱き寄せた。
彼女は妖艶に微笑み、俺に寄り添う。
「行きましょう、アダム。……ここからが、私たちの『国作り』の始まりよ」
覚醒した俺たちを止めることなど、もう誰にもできはしない。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる