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第11話 裏社会のドンは紅茶がお好き
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「――どうぞ、お寛(くつろ)ぎください。ボス♡」
通されたのは、ギルドの地下にある秘密のVIPルームだった。
深紅の絨毯。革張りのソファ。
壁には名画が飾られ、一般の探索者が一生かかっても入れない空間だ。
俺はソファに深々と腰掛け、震えを隠すのに必死だった。
目の前には、お盆を持ったミレイさん。
彼女はスカートの裾を摘み、恭しく一礼している。
「振込手続きは完了しました。……それと、これは私からの『個人的なサービス』です」
ミレイさんがテーブルに置いたのは、香り高い紅茶と、高級そうな茶菓子。
そして、意味深に胸元を緩める仕草。
「ダーリン?」
隣に座るルナの視線が冷たい。
彼女の手には、フォークが握られている。
ケーキ用ではない。ミレイさんの喉元用だ。
「……ミレイさん。俺はただ換金に来ただけだ。変な気を使うな」
俺は努めて冷静に(声だけ)言った。
ここで「デレデレ」したら生存確率はゼロだ。
「ふふ、謙遜なさらないで。……『組織』の立て直し、期待しておりますわ」
ミレイさんはまだ勘違いしている。
俺が暗殺ギルドのトップで、彼女の上司だと思っているらしい。
もう否定しても無駄だろう。
俺は諦めて、紅茶に手を伸ばそうとした。
その時。
俺の視界に、真っ赤な警告ウィンドウが割り込んだ。
【警告:この紅茶には『猛毒(即死)』が含まれています】
は?
毒?
俺は固まった。
ミレイさんを見る。彼女はニコニコしている。
まさか、俺を試しているのか? それとも、彼女自身も知らないのか?
スキル発動。
この状況を打破するルートは!?
【A:紅茶を飲む】
→ 生存確率:0.00%(3秒で絶命)
【B:「毒が入ってるぞ」と指摘する】
→ 生存確率:20.00%(ミレイが「誰が毒を!?」とパニックになり、犯人が自爆テロを起こして巻き込まれる)
【C:カップを手に取り、部屋の『何もない空間』に向かって、「……喉が渇いているんだろ? 飲みなよ」と差し出す】
→ 生存確率:100.00%
……何もない空間?
俺は部屋の隅を見た。
ただの壁だ。観葉植物があるだけだ。
だが、選択肢はそこを指している。
(……信じるぞ、選択肢!)
俺はカップを優雅に持ち上げ、香りを嗅ぐフリをして……。
クルリと向きを変え、誰もいない壁に向かってカップを差し出した。
「……ずっとそこで見ていたね」
俺は低い声で囁いた。
「喉が渇いているんだろ? ……飲みなよ」
シン……と静まり返る室内。
ミレイさんが「え? 誰もいませんが……?」と怪訝な顔をする。
ルナだけが、「あら?」と目を細めた。
その直後。
「――ッ!!」
空間が揺らいだ。
何もないはずの壁際から、灰色のローブを纏った男が「実体化」し、カップを叩き落としたのだ。
ガシャンッ!!
陶器が割れ、紅茶が絨毯に広がる。
シュワシュワ……と不気味な泡を立てて、床が溶け始めた。
「なっ……光学迷彩スキル!? しかも、この毒は……!」
ミレイさんが顔色を変えて立ち上がる。
男は短剣を抜き、俺に飛びかかろうとした。
「貴様ァッ! なぜ俺の『完全隠蔽(ステルス)』を見破った!!」
帝国の密偵だ。
この国を混乱させるため、ギルドの要人(あるいは俺)を暗殺しにきたプロだ。
だが、俺にとっては「選択肢」に従っただけ。
「……目障りよ」
ドォォォンッ!!
俺が動くより早く、ルナの裏拳が炸裂した。
男の体はボールのように吹き飛び、壁を貫通して、隣の部屋まで転がっていった。
「がはっ……!」
男は白目を剥いて気絶した。
一撃だ。
「……ダーリンの飲み物に毒を入れるなんて。万死に値するわ」
ルナがナプキンで手を拭きながら、冷酷に言い放つ。
俺は心の中で「ナイス、ルナ!」と叫んだ。
一方、ミレイさんは戦慄していた。
彼女は震える声で、俺の背中に語りかけた。
「……恐ろしい方……」
「え?」
「あの男は、隣国『ガレリア帝国』の特級工作員、『カメレオン』……。S級探索者ですら気配を感知できない、暗殺のプロです」
ミレイさんはゴクリと唾を飲み込んだ。
「それを……貴方は、紅茶を一口も飲まず、視線すら向けずに『気配』だけで居場所を特定したのですか……?」
違います。
俺には何も見えていませんでした。
「しかも、自ら手を下さず、毒入りの紅茶を勧めることで『自滅』を誘うなんて……。なんてエレガントで、残酷な手口……!」
【ミレイの忠誠度がMAXになりました】
【称号獲得:神の眼を持つ男】
ミレイさんは恍惚とした表情で、俺の足元に跪いた。
「一生ついていきます、ボス。……帝国との『戦争』が始まっても、貴方がいれば百人力ですわ」
……戦争?
いま、サラッと怖い単語が出なかったか?
俺は割れたカップの破片を見つめながら、遠い目をした。
ただ5000万を受け取りに来ただけなのに。
気づけば俺は、国家間の暗闘の中心人物(フィクサー)に祭り上げられていた。
「ダーリン、あの男、まだ息があるわよ? 尋問(拷問)する?」
「……いや、ギルドに任せよう。俺たちは忙しいから」
「そうね♡ まだ『壁ドン100回』が終わってないものね♡」
俺たちはVIPルームを後にした。
背後でミレイさんが、部下たちに「総員、戦闘準備! 帝国を迎え撃ちます!」と号令をかけているのが聞こえた。
どうやら俺の学園生活は、平和になるどころか、国際紛争の火種になってしまったようだ。
通されたのは、ギルドの地下にある秘密のVIPルームだった。
深紅の絨毯。革張りのソファ。
壁には名画が飾られ、一般の探索者が一生かかっても入れない空間だ。
俺はソファに深々と腰掛け、震えを隠すのに必死だった。
目の前には、お盆を持ったミレイさん。
彼女はスカートの裾を摘み、恭しく一礼している。
「振込手続きは完了しました。……それと、これは私からの『個人的なサービス』です」
ミレイさんがテーブルに置いたのは、香り高い紅茶と、高級そうな茶菓子。
そして、意味深に胸元を緩める仕草。
「ダーリン?」
隣に座るルナの視線が冷たい。
彼女の手には、フォークが握られている。
ケーキ用ではない。ミレイさんの喉元用だ。
「……ミレイさん。俺はただ換金に来ただけだ。変な気を使うな」
俺は努めて冷静に(声だけ)言った。
ここで「デレデレ」したら生存確率はゼロだ。
「ふふ、謙遜なさらないで。……『組織』の立て直し、期待しておりますわ」
ミレイさんはまだ勘違いしている。
俺が暗殺ギルドのトップで、彼女の上司だと思っているらしい。
もう否定しても無駄だろう。
俺は諦めて、紅茶に手を伸ばそうとした。
その時。
俺の視界に、真っ赤な警告ウィンドウが割り込んだ。
【警告:この紅茶には『猛毒(即死)』が含まれています】
は?
毒?
俺は固まった。
ミレイさんを見る。彼女はニコニコしている。
まさか、俺を試しているのか? それとも、彼女自身も知らないのか?
スキル発動。
この状況を打破するルートは!?
【A:紅茶を飲む】
→ 生存確率:0.00%(3秒で絶命)
【B:「毒が入ってるぞ」と指摘する】
→ 生存確率:20.00%(ミレイが「誰が毒を!?」とパニックになり、犯人が自爆テロを起こして巻き込まれる)
【C:カップを手に取り、部屋の『何もない空間』に向かって、「……喉が渇いているんだろ? 飲みなよ」と差し出す】
→ 生存確率:100.00%
……何もない空間?
俺は部屋の隅を見た。
ただの壁だ。観葉植物があるだけだ。
だが、選択肢はそこを指している。
(……信じるぞ、選択肢!)
俺はカップを優雅に持ち上げ、香りを嗅ぐフリをして……。
クルリと向きを変え、誰もいない壁に向かってカップを差し出した。
「……ずっとそこで見ていたね」
俺は低い声で囁いた。
「喉が渇いているんだろ? ……飲みなよ」
シン……と静まり返る室内。
ミレイさんが「え? 誰もいませんが……?」と怪訝な顔をする。
ルナだけが、「あら?」と目を細めた。
その直後。
「――ッ!!」
空間が揺らいだ。
何もないはずの壁際から、灰色のローブを纏った男が「実体化」し、カップを叩き落としたのだ。
ガシャンッ!!
陶器が割れ、紅茶が絨毯に広がる。
シュワシュワ……と不気味な泡を立てて、床が溶け始めた。
「なっ……光学迷彩スキル!? しかも、この毒は……!」
ミレイさんが顔色を変えて立ち上がる。
男は短剣を抜き、俺に飛びかかろうとした。
「貴様ァッ! なぜ俺の『完全隠蔽(ステルス)』を見破った!!」
帝国の密偵だ。
この国を混乱させるため、ギルドの要人(あるいは俺)を暗殺しにきたプロだ。
だが、俺にとっては「選択肢」に従っただけ。
「……目障りよ」
ドォォォンッ!!
俺が動くより早く、ルナの裏拳が炸裂した。
男の体はボールのように吹き飛び、壁を貫通して、隣の部屋まで転がっていった。
「がはっ……!」
男は白目を剥いて気絶した。
一撃だ。
「……ダーリンの飲み物に毒を入れるなんて。万死に値するわ」
ルナがナプキンで手を拭きながら、冷酷に言い放つ。
俺は心の中で「ナイス、ルナ!」と叫んだ。
一方、ミレイさんは戦慄していた。
彼女は震える声で、俺の背中に語りかけた。
「……恐ろしい方……」
「え?」
「あの男は、隣国『ガレリア帝国』の特級工作員、『カメレオン』……。S級探索者ですら気配を感知できない、暗殺のプロです」
ミレイさんはゴクリと唾を飲み込んだ。
「それを……貴方は、紅茶を一口も飲まず、視線すら向けずに『気配』だけで居場所を特定したのですか……?」
違います。
俺には何も見えていませんでした。
「しかも、自ら手を下さず、毒入りの紅茶を勧めることで『自滅』を誘うなんて……。なんてエレガントで、残酷な手口……!」
【ミレイの忠誠度がMAXになりました】
【称号獲得:神の眼を持つ男】
ミレイさんは恍惚とした表情で、俺の足元に跪いた。
「一生ついていきます、ボス。……帝国との『戦争』が始まっても、貴方がいれば百人力ですわ」
……戦争?
いま、サラッと怖い単語が出なかったか?
俺は割れたカップの破片を見つめながら、遠い目をした。
ただ5000万を受け取りに来ただけなのに。
気づけば俺は、国家間の暗闘の中心人物(フィクサー)に祭り上げられていた。
「ダーリン、あの男、まだ息があるわよ? 尋問(拷問)する?」
「……いや、ギルドに任せよう。俺たちは忙しいから」
「そうね♡ まだ『壁ドン100回』が終わってないものね♡」
俺たちはVIPルームを後にした。
背後でミレイさんが、部下たちに「総員、戦闘準備! 帝国を迎え撃ちます!」と号令をかけているのが聞こえた。
どうやら俺の学園生活は、平和になるどころか、国際紛争の火種になってしまったようだ。
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