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第2章
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翌朝、ケンタの小さな家に、訪問者がありました。
ピンポーン
チャイムが鳴り、出しっぱなしだった、水道の蛇口
を閉めると、母さんはあわててエプロンで手を拭きました。
インターフォンの向こうからは、少しザワザワした、
空気が伝わってきました。
ドアを開けると、それは、ケンタがいつも行く、
保育所の先生で・・・
一瞬、(今日は日曜なのかしら?)
と、母さんは、少しあわてました。
「お休みのところ、すみません」
まだ、ケンタも寝ている、早朝で・・・
それにも関わらず、保育所の先生は、おそらく出勤前に、寄り道して来た・・・という様子でした。
先生は、
「朝早くに、すみません・・・」
と、申し訳なさそうに言うと、丁寧に頭を下げました。
母さんは、まだスッピンで、身支度をしていなかったので、少し戸惑って、
「あの・・・どういったご用件でしょう?」
と、顔を隠すように、手を当てて、聞きます。
先生は、背筋をピンと伸ばし、頭をこれまでにないくらい、深く下げると、
「ごめんなさい、大切な写真を、台無しにしてしまっ
て・・・」
と、謝りました。
すると、母さんはにっこりと微笑むと、
「いいから、頭をあげてください」
と言うと、先生に近付き、
「わざわざ、謝りに来られなくて、よかったのに・・」と、申し訳なさそうに言いました。
すると先生は、
「いいえ、そういうわけには、いきません」
と、キッパリとした口調で、言いました。
ケンタの担任の先生は、まだ新任の大学出たての若い先生で、先生・・・というより、お姉さん、と
いう方が、しっくりくるような、雰囲気の先生です。
だけど、こうして話す姿は、この仕事に対して、真剣に向き合っているのが、伝わってきました。
だから、常々、少し頼りない・・・と母さんたちは思っていたのですが、この時初めて、この先生に、ケンタを託して、よかったな、と思うのです。
すると母さんは、まだ頭を下げる先生に、
「実はね、素敵なプレゼント、もらったんですよ」
と言うと、ようやく先生は顔をあげて、
「あら」と言うと、
「ケンタくん、何かまた別に作ったんですか?」
と聞きました。
ピンポーン
チャイムが鳴り、出しっぱなしだった、水道の蛇口
を閉めると、母さんはあわててエプロンで手を拭きました。
インターフォンの向こうからは、少しザワザワした、
空気が伝わってきました。
ドアを開けると、それは、ケンタがいつも行く、
保育所の先生で・・・
一瞬、(今日は日曜なのかしら?)
と、母さんは、少しあわてました。
「お休みのところ、すみません」
まだ、ケンタも寝ている、早朝で・・・
それにも関わらず、保育所の先生は、おそらく出勤前に、寄り道して来た・・・という様子でした。
先生は、
「朝早くに、すみません・・・」
と、申し訳なさそうに言うと、丁寧に頭を下げました。
母さんは、まだスッピンで、身支度をしていなかったので、少し戸惑って、
「あの・・・どういったご用件でしょう?」
と、顔を隠すように、手を当てて、聞きます。
先生は、背筋をピンと伸ばし、頭をこれまでにないくらい、深く下げると、
「ごめんなさい、大切な写真を、台無しにしてしまっ
て・・・」
と、謝りました。
すると、母さんはにっこりと微笑むと、
「いいから、頭をあげてください」
と言うと、先生に近付き、
「わざわざ、謝りに来られなくて、よかったのに・・」と、申し訳なさそうに言いました。
すると先生は、
「いいえ、そういうわけには、いきません」
と、キッパリとした口調で、言いました。
ケンタの担任の先生は、まだ新任の大学出たての若い先生で、先生・・・というより、お姉さん、と
いう方が、しっくりくるような、雰囲気の先生です。
だけど、こうして話す姿は、この仕事に対して、真剣に向き合っているのが、伝わってきました。
だから、常々、少し頼りない・・・と母さんたちは思っていたのですが、この時初めて、この先生に、ケンタを託して、よかったな、と思うのです。
すると母さんは、まだ頭を下げる先生に、
「実はね、素敵なプレゼント、もらったんですよ」
と言うと、ようやく先生は顔をあげて、
「あら」と言うと、
「ケンタくん、何かまた別に作ったんですか?」
と聞きました。
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