異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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幻実混処ユーダイモ、かつて祈りを唱えし者編

12.何も知らないくせに

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「う……」

 思わずうめくと、また悲しい顔をする。
 だから、なんでアンタが傷ついたような顔するんだよ!

 好きでもないヤツ、しかも男にほおを触られて迷惑しているのは俺の方なのに、どうしてアンタの方がダメージを受けてるんだ。
 そんなに話をした記憶もないし、アンタだって一度会っただけの俺なんて、いくら好感を持ったとしてもそんな顔になるくらい気に入りはしないだろう。

 なのに、どうして。

「…………」

 黙る【翠華すいか】は、親指で俺のほおをわずかに撫でる。
 緊張感で、なんの感覚も湧かない。体が硬直しているせいでにぶくなってるんだ。
 だけど、この状況で嫌悪感から反射的に暴れるようなことが無くて良かった。……経験上、暴れるとロクなことにならないからな……。

 でも、どうすれば良いんだろう。
 逃げようと思っても、体が動かない。つるは俺が思う以上に硬く張られていて、まるで岩のようにビクともしなかった。

 俺の【グロウ・レイン】では、ここまで強靭きょうじんに敵を捕らえられない。
 ……くそっ、マジで俺、ザコでしかねえ……っ。

 だけど、ここで腐っててもどうにもならない。
 なんとかコイツから逃げ出して、ブラック達の所に戻らないと……!

 なら、まずは……やっぱり、相手の目的を探るべきだよな。
 何とか効き出さなければと思い、俺は警戒心をえてさらしながら問いかけた。

「俺を捕まえて、何のつもりだよ。殺すってのか」

 その言葉に、相手は眉間のしわを増やす。
 ……正直、こんな挑発は良くない行動だ。未確認だし妄想の域を出ないけど、もしかすると【アルスノートリア】も【グリモア】と同じ……を持っているかもしれない。

 だとしたら、俺はここで捕まったら非常にヤバいということになる。
 けれど、今までの事から考えると……そう考えるのも少し疑問なんだよな。

 【アルスノートリア】は俺達の前に何度も姿をあらわしたが、だからといって“俺だけ”を標的にしたことはなく、あの【菫望きんもう】ですら絶好のチャンスだった初対面の遭遇を何もせずにのがしたのだ。

 攻撃してくることはあっても、それはあくまでも「敵としての攻撃」で、確信を持って俺の存在を消そうとしてはいなかった。

 それに、ブラック……【グリモア】に対しては明確な攻撃をしてきたが、今だってこの男は俺を攻めあぐねているのだ。
 だとすれば、コイツらは俺に対しての有効打を持っていない可能性がある。

 いや、それとも……自分達も「黒曜の使者を殺せる」と気付いていないのかも知れないが……ともかく今は、【グリモア】が持つ【黒曜の使者】に対する優位性みたいなモノなど無いってことなんじゃないのか?
 あのの【菫望きんもう】が仲間に居る集団なんだし、俺達の弱点を知っていたら、絶対に周知されてるはずだよな。

 だから……今はだ、殺されることは無い、はず。

 そしてこの【翠華すいか】も、即座に俺を切り捨てるつもりは無いってことだ。
 でも、だったらなんでこんな事をしてるのか余計に謎だ。

 ブラックやクロウじゃあるまいし、俺に変な気持ちを持ってるとは考えにくい。
 だったらなんなんだ。理由が全くわからない……。

 うう……目的を聞き出そうと思ったは良いが、よく知りもしない相手の警戒をどうゆるめたらいいんだ。

 難題に顔が歪みそうになるのを必死に抑えていると――――不意に、相手は俺に思っても見ない言葉をかけてきた。

「……ツカサ、あの男を救うのはせ。もう、囚われるな」
「は……?」
「アレは、かつてよりお前を……【黒曜の使者】を喰いつくし世界を崩壊させるための“呪い”に過ぎない。いくらヒトとしての肉があろうと、アレはモンスターとなんら変わることの無い脅威きょういなのだ。……お前も、いつか食い尽くされて殺されるのだぞ」

 なに、言ってんだこいつ。
 ブラック達の事をなんだと……――――いや、そうだった。

 【アルスノートリア】は、元々【グリモア】をたおすために“女神イスゼル”が作ったとか言う、七つの魔導書だ。
 だから当然、イスゼルは【グリモア】の凶悪な一面も知っていたはず。

 そういう部分にも詳しかったのなら、過去の【グリモア】達が【黒曜の使者】達に対して“何をしてきたか”も把握はあくしているのかも知れない。
 ……あの時点の俺達は知らなかったけど、あの遺跡から入手した情報は、あんまり多くなかったからな……。

 でも、何らかの方法で、あの遺跡の魔導書を手に入れたって事は……誰かしらが、【アルスノートリア】に関する情報を元から持ってたって事になるよな?
 だったら、コイツらは、俺達が知らない情報を知っている可能性がある。

 うーん。じゃあ、俺こと【黒曜の使者】を積極的に狙わなかったのは、俺は被害者であると“女神イスゼル”が教えたってことなんだろうか。

 でも……魔導書に、そんな機能あるのかな……。

 単純に『コイツは【アルスノートリア】だから、俺とブラック達の薄暗い関係を知っているんだ』って考えて、本当に良いんだろうか……?

 思わず逡巡しゅんじゅんしてしまうが、その沈黙を俺が悩んでいると取ったのか、【翠華すいか】は調子に乗ってさらに俺を感化させようとするがごとく続ける。

「私はお前を救いたい、敵対するつもりは無いんだ。……今は、こうしてお前を強引に拘束してしまっているが……私は、お前が心配なんだよ」

 どの口が言う。
 ほぼ初対面の俺を心配するなんて、よく言えたものだ。

 俺達の関係をよく知りもしないで、どうして説得できると思うんだろう。
 嫌々付き合ってるとでも思ってるのか。それとも、洗脳されてるとでも?

 どんな考えだろうが、凄く胸糞悪い。

 ……問答無用でブラックを殺そうとしたアンタに対して、何故俺が素直に従うなんて思ってるんだろうか。

 ああ、イライラする。
 ふざけんなって殴り掛かってやりたい。アンタが変な事をしなけりゃ、ブラックだって今も無事に過ごしてたはずなんだ。それを、いけしゃあしゃあと……!

「俺達の事なんて、何も知らないくせに……っ」

 あ、ヤバい。ついにくまれぐちこぼれてしまった。
 でもそれくらい我慢できなかったんだ。だってコイツが、あまりにも当然のようにブラックを悪い奴みたいに言うから。俺達の事なんて、何も分かってないから。

 だから、くやしくて……でもこの状況で言う事じゃ無かったよ、ああもう俺のバカ。

 こんなこと言えば、さらこじれちまうってのに……!

「…………私とて、お前達の関係は少し知っているつもりだ。……お前はその関係を“愛”だと錯覚さっかくしているのだろうが、それはまやかしの感情だ。庇護ひごされるほど脆弱ぜいじゃくなお前は、自分を肯定してくれる者に寄りかかっているに過ぎない。メスの身でこんな残酷な世を生きるには、強いオスにすがるしかないのだからな」
「………………」
「だが、あの男を選ぶべきではない。あの男とて、心の中ではお前の事をいずれ喰うエサとしか思っていないのだぞ。【グリモア】とは、そういう存在だ。おのれの欲望に忠実で、際限がない……化け物なのだ。修行不足のお前を、そんなヤツのそばに置いておく事など、私は……――――」

 ……ムカつく。
 胸の中が嫌悪感と怒りで煮えて、くちが動く。

「何好き勝手にブラックのことを人でなし野郎みたいに語ってんだよ……っ」

 勝手に吐き出した言葉が自分の耳にも届いたが、もう止まらなかった。

「ツカサ……っ」
「あんたの考察一から十まで間違ってんだよ。……愛だと錯覚してる、だ? 初対面のアンタに俺の覚悟の何が分かるんだよ。男の尊厳捨ててまで、メスとしてアイツを受け入れたいと思った俺の、何を理解してるってんだ。答えてみろよ!!」
「ッ……――――」

 【翠華すいか】の顔が、今まで以上に動揺に歪む。
 だけど、俺の暴言はせきを切ったように止まらない。

 まるで傷付いた心の部分から何かがあふれ出すように、感情かんじょうまかせの考えなしな言葉が勝手に出てしまっていた。

「アンタに、問答無用で殺そうとしたアンタなんかにブラックの何が理解できる!? 確かにブラックは変態だしロクデナシだけど、絶対に意味無く人を殺そうとしたりしないし、俺にだって……っ、恋人らしい事なんてしてやれない俺にだって、それでいいって、言ってくれるのに……それのどこが、化け物なんだよ……!」
「ツカサ、それは……」
「少なくとも、ブラックはアンタみたいに俺の感情を勝手に決めつけて、見下みくだしたりはしない……っ。俺の事を、ちゃんと見て思いやってくれる!!」
「~~~~……ッ!!」

 叫ぶように訴えた心からの声が、目の前の男の表情を完全にくずす。
 と、いましめが急に弱くなったような感覚を覚えた。

 そう感じたと同時、俺は自分でも無意識に体を動かして脱出し、その場から一気に逃げ出す。もう、自分でも自分の行動を把握はあくできない。
 だけど、それで良かった。

 考えているヒマがあったら、再び【翠華すいか】に捕まっていただろう。
 必死に走って距離を取り、逃げ切るために頭を必死で働かせる。

 チアさんの家から、まだそう遠くは無いはず。
 だったら走るしかない。走れ。
 今の冷静じゃない脳味噌じゃ、こんな事しか思い浮かばない。

 けど、背後から追ってくる気配はない。
 つるが伸びてくるような音も聞こえなかった。

「はぁっ、ハッ、ハァッ、は……っ」

 自分の吐息がうるさい。
 だけど、それ以外の音が聞こえないのが、段々と不思議に思えてくる。

 ……アイツは、俺を拘束していた。
 この距離なら、また簡単に俺を捕まえられるはずだ。

 なのに、どうして追ってこないんだろう。
 このままだと逃げ切られるって分かってるのに、どうして。

 気になって、少しだけ後ろを振り返る。
 するとそこには、俺の背中を見て立ち尽くしている【翠華すいか】の姿が有った。
 ――まるで、何かにショックを受けた人みたいに……。

 …………なんで……?

 俺の言葉の何にショックを受けたってんだ。
 全然分からない。

 けど……ああ、そうだよな。
 アイツが「俺の事を深く知らない」のなら、俺だってアイツを「知らない」んだ。
 何が刺さったのかなんて、こんな状態じゃ知りようもない。

「っ……ツカサ、待て。待ってくれ……!」

 待つわワケないだろ。
 再び真正面を見据みすえると、木々の間からチアさんの家が見えてくる。もう、アイツにかまっているヒマなんてない。当初の目的の通り、家に籠城ろうじょうしないと。

 そうすれば、全てが上手く行く。
 ブラックも元の姿に戻って、元気になってくれるはずだ。

 今はそれ以上の願いなんてない。
 【翠華すいか】の事だって、ブラックが元気になってくれればどうでもいい。

 アイツを恐れる気持ちよりも、その願いの方がずっと強かった。

「お前も、私から離れていくのか……っ」

 背後から、すがるような声が聞こえる。

「…………」

 何も知らない、敵でしかない相手からの、不可思議な感情の声。
 初対面のはずの俺に向けるような物では無い感情が含まれたような、その言葉に、俺は奇妙な胸のざわめきを感じたが……振り返ることはできなかった。

 立ち止まってしまえば、今度こそ囚われてしまうような気がする。

 ……そんな、根拠のない、自意識過剰にも思える嫌な予感がしたから。

「――――っ、家……っ」
「ツカサ君!!」

 息が、切れる。
 けどギリギリで家の前まで辿たどき、俺はドアを開いて迎え入れてくれたブラックにダイブするように、一気に飛び込んだ。

「っは……っ!」
「もおっ、だからこんな作戦イヤだったのに!!」

 帰宅一番でなじりながら、ブラックは俺をめてドアを閉める。
 もう、安心だ。そう思ったら一気に全身のちからが抜けて、俺はへたり込……んでしまう事も無く、影の体のブラックに抱きしめられたまま引きずられた。

 はぁ、はぁ……あ、安心したら、ドッと疲れが……。

「ち、チアさん……これ、大丈夫、ですかね……」
「大丈夫。この家、は……あんなものじゃ、壊せないから……」

 そう言いながら、チアさんは心配そうな雰囲気ふんいきで水を俺に手渡してくれる。
 うう、優しさが染みる……。
 ゴクゴクと飲み干して一息つく俺に、ブラックは顔の横から声をかけて来た。

「ツカサ君、なんともない? あのクソ野郎に猥褻わいせつなことされてないよね?」
「なんだよ猥褻わいせつなことって……いや言うな、チアさんの前で言うなよ!?」
「もう、ツカサ君たら貫通済みなのにいつまでも処女気分なんだから! ……でも、僕、本当に心配したんだからね……? ……こんな体じゃなきゃ、僕がアイツの事を八つ裂きにしてたのに……」

 そんな変態つ怖い事を言いながら、ブラックは俺を抱えたまま椅子に座る。
 もう安心しても良いんだと言うようなその行動に、つい安堵あんどの息がれてしまう。今も敵は外に居るってのに。

 ……でも……ブラックがそばに居て、こんな風にろくでもないことを元気にしゃべる姿を見るだけで、どうしてだか気持ちがゆるんでしまう。

 ああ、もう安心して良いんだって、無意識に思ってしまうんだ。

「ツカサ君、聞いてる!?」

 声も姿も、いつもより少し若いような影一色の姿。
 だけど、どんなに姿が変わったって、アンタはアンタだ。

 いつだって、信頼できる。安心できる場所をくれる、存在。
 俺がどんなにザコだって、見放さないで守ってくれると思える、片割れ。

 …………そんな大切な存在を、どうして“化け物”なんて思えるんだよ。
 本当に、くやしい。
 相手に理解させられず、逃げる事しか出来なかった自分が情けなかった。

「ツカサ君?」
「……聞いてるって」
「ホントに……?」

 そう言いながら、ブラックは俺を抱えたまま左手で頬を撫でてくる。
 【翠華すいか】の時とは違って、そのなめらかで温度を感じない独特な感触は、ハッキリと感じられた。
 だけど、いつもとは違う指に、少しだけ胸が締め付けられる。

 ――――やっぱり、今のブラックは……元通りのブラックじゃないんだよな。

 肉体では……無い。この影の姿は、俺が知っている服装をした、いつも見ていた姿じゃない。この手も形でさえも、きっとまやかしなんだろう。だから、少し物足りなく感じるんだ。

 …………いつもなら、左手が触れると……金属の感触がするから。

 けれど、だからって悲しいとは思わない。

「大丈夫だって」

 心配そうに覗き込んでくるブラックに、俺は口角こうかくを上げて見せる。

 今の姿では、左指にめられた“片割れのあかし”が存在しないけど。
 でも、俺の素肌の胸に触れている金属の感触があれば、それだけで安心できる。

 だってこの指輪は、俺とアンタの気持ちが通じ合ったあかしでもあるから。
 ……意地っ張りで中々恋人らしい事をしてやれない俺と、普通の方法じゃ気持ちも伝える事が出来なかった、アンタの。

 だから、俺は……。

「ツカサ君……どうしたの、やっぱりアイツに何かされたの……!?」
「だから、違うったら……」

 安堵あんどして、恐怖じゃない感情で涙が出そうになることってあるんだな。
 恥ずかしくて顔を思いっきりゴシゴシとこすって涙を抑えながら、俺は息を吸った。

 ……自分自身の事ですら、まだ知らない事があるってのに。

 なのに、どうして【翠華すいか】は俺達の事を理解してるように決めつけるんだろう。

 考えたかったけど、今の俺には少しだけ時間が必要だった。











 
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