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守り、護るもの
77.お忍び夕闇姫
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エカード国王クリストバルの執事頭、クロム・ルードリヒの朝は早い。
通常のバトラー業務である食材や食器の管理から、主人に給仕を行うのはもちろんのこと、日々のスケジュールや来客をまとめ、屋敷内における他の使用人たちの手配をするなど、公私にわたってクリストバルを支えるのがクロムの日常だ。
執事とはいえ下流貴族の養子であるため、常に予備を用意してきちんと誂えたモーニングコートを着ているが、これを着替えることはほとんど無い。主人が様々な時と場合に合わせて着替えるのに対し、あえて流行を外したり野暮ったい服を着ることによって主人を立てているという習わしから、季節や時間を考慮しない服を着ている。
クリストバルの起床に合わせた、アーリーモーニングティーから始まる朝をスケジュール通りこなすためには、自分だけでなく数人のメイドたちをうまく使う必要があるため、メイドたちよりも早くから起き、湯沸かしやポットの用意をこなす。
クロムはまだ暗く誰も動いていないような明け方の時間の、この静かなキッチンでの時間が好きだった。キッチンを独占し、昨晩磨かせたポットとカップに欠けがないか、茶渋や指紋汚れが残っていないか、綿の布巾で最終仕上げをしていると、いつも朝一番にやってくる数人が扉を開けた。
今日もお早いですねと挨拶をすると、私服で通勤しているものは衣装室へ行って制服へと着替えに向かった。住み込みのものと同じかそれより早く出てくる彼女らは、私よりも早く起きて化粧や家庭の準備をしてからここへ来ているのだと思うと、素直に頭が下がる。
「クロム様、お聞きになりました?夕闇姫の噂…」
「なんですか、それは。」
この城のメイドたちは、恐らくこの国イチの情報通だ。どんな噂だろうと耳を傾けると、それは自分にもかなり関係のあることだった。
「実は、1週間ほど前に、珍しく猛スピードで城へ向かってくる馬車があったらしいんですよ!」
「それで、最初はみんな国王様の外出帰りだろうって話してたんですが、装飾はお隣の仕様だったみたいで、シュベルトから来たお姫様かもしれないって話です!」
「ついに、あのクリストバル様がお忍びでお妃様を娶られるんだとしたら、お相手はどんな娘だ~って、もう顔合わせる度に、その話で持ちきりです!」
「真夜中だったにもかかわらず、月光で輝く夕闇のような色の髪色だったそうで、今じゃあ夕闇姫って言われてんですよ!」
はじめは適当な嘘でごまかそうと思っていたが、これはもしかしなくとも、あの巫女を誰かが見ていたせいで立った噂のようだ。
「お忍びでいらしてるなら、実はそのお姫様は隣国の皇帝に近い人間で、家族やメイドには何も言わずに、愛する国王様に会うためだけにここまで来たんじゃないかとは思いませんか?愛の逃避行って感じで!」
「あんたそりゃー、流石に考えすぎよ、どうしてまた隣国の皇帝が出てくるんだい。この国にだって貴族はたくさんいるってのに。」
「でもせっかくなら夢というか、ロマンある方がいいじゃないですか~!名家の大恋愛よりも、国を跨いだ大恋愛の方が、規模が大きくて妄想も膨らみますよ~!」
「でもでも、私たちの用意してる食事の量は変わってないし、誰も来客してることを知らないんじゃ、やっぱり誰かが妄想広げちゃってるんじゃないの?」
「そんな~。夢のないこと言うんじゃないよ!」
遅れてやってきたメイドたちもこの話をしたくてたまらないようで、噂話はどんどんと膨らむように続いていった。
これはまずい。とても良くない方向に、国民が先に騒ぎ立てている。わざわざ国民の気付く可能性の少ない夜の到着にしたことが、愛の逃避行だのロマンだのとして語られてしまっているなんて。クリストバル様にはどう報告したものかと、クロムは頭を抱えた。
「「「…で、実際どうなんですか?お世継ぎ問題!」」」
それぞれが、グン!と顔を近づけて、さあ教えろとばかりに迫ってくる女性陣の、なんと恐ろしいことか。
「今のところはまだ…私にもなにも…」
「惚けないでください!雑巾のかけ方もろくに知らない見習いのフットマンですら、クロム様が誰よりもこの城の事をご存じなことくらいは知ってるんですから!」
一番年上のメイドはクロムの3倍は生きているんじゃないかという魔女のようなおばあさんなのだが、この人の作る食事以外は口にしたくないというクリストバルのわがままのために、今もなお現役で働いてもらっている。
自分たちの知らない情報を出せというこの肝の据わった態度は、この妙齢ならではなのだろうか。圧に負けてぽろっとこぼしてしまった情報を、クロムは後々後悔することとなる。
「あー…まだお会いにはなってませんから、何とも…。」
「「「まぁ!!!若い女の子が来たという噂は本当なんだわ!」」」
やんややんやと騒ぐ女性陣は、クリストバル様は年齢を重ねているけれどまだお若いし…こうなったらお世継ぎが先でもいいわね。2人をくっつけるために私たちも何かできることは無いかしら。などと下世話な話を始めたが、始業時間を知らせる鐘が鳴って、彼女らの会話は途切れた。
お忍びで連れてきたはずの巫女なのに、誰が巫女がここへ来たことを漏らしたのか…非常にマズい状況になりつつある。アーリーモーニングティーのタイミングは大抵機嫌が悪いが、主君へお知らせしなくてはと考えながら、メイドたちに朝礼を行い、早々とティーの準備に取り掛った。
***
満月の夜を迎える日の朝、ハイデルは神殿へと足を運んでいた。
皇帝である兄からは、契約の解除を一任された。あとは司祭立会いの下、ゴブレットに解除する旨を伝えるだけだった。このようなマリ不在の状態をもたらしたのは、司祭の意志を聞いて会議に参加したあの数人の聖職者の意見からでもある。司祭の許可など一瞬だった。
あらかじめ連絡しておいたことで、司祭は既に準備に回っていた様で、皇帝と司祭それぞれの名前をサインした羊皮紙を手に持ち、泉の前でハイデルの到着を待っている。
「ハイデル様、お待ちしておりました…。ゴブレットの前に立ち、許可をしたものの名を刻んだ羊皮紙をお持ちください。」
両手で羊皮紙を開くと、何やら細かい書き込みの円陣の中に、兄と司祭の名が書かれているのがわかった。文字は赤黒く、おそらく「その場にいなくとも本人が許可をした」ということを証明するために、血で刻まれたものなのだろう。
「ー…水の精霊ニンフよ、汝の子孫ハイデル・ルイス・グリンデンベルグの名のもとに契約された我らの巫女サイトウ・マリを巫女の任から解除する」
手を離して泉へと羊皮紙を落とすと、大理石で丸く囲まれた泉の水は大きくうねり、羊皮紙を飲み込む。
ゴブレットの中に残った8割ほどの魔力─薄水色にきらきらと輝いている─もそれに合わせて大きく揺らぎ、渦を作って強い青白い光を放った後、無色透明の水のように透き通った液体になった。
支柱には変わらず二人の名前が刻まれていたが、それは今までは正面から見える、柱の中央に大きく書かれていた場所ではなく、支柱下部に刻まれた過去の巫女と契約者のリストの、一番後ろになっていた。
通常のバトラー業務である食材や食器の管理から、主人に給仕を行うのはもちろんのこと、日々のスケジュールや来客をまとめ、屋敷内における他の使用人たちの手配をするなど、公私にわたってクリストバルを支えるのがクロムの日常だ。
執事とはいえ下流貴族の養子であるため、常に予備を用意してきちんと誂えたモーニングコートを着ているが、これを着替えることはほとんど無い。主人が様々な時と場合に合わせて着替えるのに対し、あえて流行を外したり野暮ったい服を着ることによって主人を立てているという習わしから、季節や時間を考慮しない服を着ている。
クリストバルの起床に合わせた、アーリーモーニングティーから始まる朝をスケジュール通りこなすためには、自分だけでなく数人のメイドたちをうまく使う必要があるため、メイドたちよりも早くから起き、湯沸かしやポットの用意をこなす。
クロムはまだ暗く誰も動いていないような明け方の時間の、この静かなキッチンでの時間が好きだった。キッチンを独占し、昨晩磨かせたポットとカップに欠けがないか、茶渋や指紋汚れが残っていないか、綿の布巾で最終仕上げをしていると、いつも朝一番にやってくる数人が扉を開けた。
今日もお早いですねと挨拶をすると、私服で通勤しているものは衣装室へ行って制服へと着替えに向かった。住み込みのものと同じかそれより早く出てくる彼女らは、私よりも早く起きて化粧や家庭の準備をしてからここへ来ているのだと思うと、素直に頭が下がる。
「クロム様、お聞きになりました?夕闇姫の噂…」
「なんですか、それは。」
この城のメイドたちは、恐らくこの国イチの情報通だ。どんな噂だろうと耳を傾けると、それは自分にもかなり関係のあることだった。
「実は、1週間ほど前に、珍しく猛スピードで城へ向かってくる馬車があったらしいんですよ!」
「それで、最初はみんな国王様の外出帰りだろうって話してたんですが、装飾はお隣の仕様だったみたいで、シュベルトから来たお姫様かもしれないって話です!」
「ついに、あのクリストバル様がお忍びでお妃様を娶られるんだとしたら、お相手はどんな娘だ~って、もう顔合わせる度に、その話で持ちきりです!」
「真夜中だったにもかかわらず、月光で輝く夕闇のような色の髪色だったそうで、今じゃあ夕闇姫って言われてんですよ!」
はじめは適当な嘘でごまかそうと思っていたが、これはもしかしなくとも、あの巫女を誰かが見ていたせいで立った噂のようだ。
「お忍びでいらしてるなら、実はそのお姫様は隣国の皇帝に近い人間で、家族やメイドには何も言わずに、愛する国王様に会うためだけにここまで来たんじゃないかとは思いませんか?愛の逃避行って感じで!」
「あんたそりゃー、流石に考えすぎよ、どうしてまた隣国の皇帝が出てくるんだい。この国にだって貴族はたくさんいるってのに。」
「でもせっかくなら夢というか、ロマンある方がいいじゃないですか~!名家の大恋愛よりも、国を跨いだ大恋愛の方が、規模が大きくて妄想も膨らみますよ~!」
「でもでも、私たちの用意してる食事の量は変わってないし、誰も来客してることを知らないんじゃ、やっぱり誰かが妄想広げちゃってるんじゃないの?」
「そんな~。夢のないこと言うんじゃないよ!」
遅れてやってきたメイドたちもこの話をしたくてたまらないようで、噂話はどんどんと膨らむように続いていった。
これはまずい。とても良くない方向に、国民が先に騒ぎ立てている。わざわざ国民の気付く可能性の少ない夜の到着にしたことが、愛の逃避行だのロマンだのとして語られてしまっているなんて。クリストバル様にはどう報告したものかと、クロムは頭を抱えた。
「「「…で、実際どうなんですか?お世継ぎ問題!」」」
それぞれが、グン!と顔を近づけて、さあ教えろとばかりに迫ってくる女性陣の、なんと恐ろしいことか。
「今のところはまだ…私にもなにも…」
「惚けないでください!雑巾のかけ方もろくに知らない見習いのフットマンですら、クロム様が誰よりもこの城の事をご存じなことくらいは知ってるんですから!」
一番年上のメイドはクロムの3倍は生きているんじゃないかという魔女のようなおばあさんなのだが、この人の作る食事以外は口にしたくないというクリストバルのわがままのために、今もなお現役で働いてもらっている。
自分たちの知らない情報を出せというこの肝の据わった態度は、この妙齢ならではなのだろうか。圧に負けてぽろっとこぼしてしまった情報を、クロムは後々後悔することとなる。
「あー…まだお会いにはなってませんから、何とも…。」
「「「まぁ!!!若い女の子が来たという噂は本当なんだわ!」」」
やんややんやと騒ぐ女性陣は、クリストバル様は年齢を重ねているけれどまだお若いし…こうなったらお世継ぎが先でもいいわね。2人をくっつけるために私たちも何かできることは無いかしら。などと下世話な話を始めたが、始業時間を知らせる鐘が鳴って、彼女らの会話は途切れた。
お忍びで連れてきたはずの巫女なのに、誰が巫女がここへ来たことを漏らしたのか…非常にマズい状況になりつつある。アーリーモーニングティーのタイミングは大抵機嫌が悪いが、主君へお知らせしなくてはと考えながら、メイドたちに朝礼を行い、早々とティーの準備に取り掛った。
***
満月の夜を迎える日の朝、ハイデルは神殿へと足を運んでいた。
皇帝である兄からは、契約の解除を一任された。あとは司祭立会いの下、ゴブレットに解除する旨を伝えるだけだった。このようなマリ不在の状態をもたらしたのは、司祭の意志を聞いて会議に参加したあの数人の聖職者の意見からでもある。司祭の許可など一瞬だった。
あらかじめ連絡しておいたことで、司祭は既に準備に回っていた様で、皇帝と司祭それぞれの名前をサインした羊皮紙を手に持ち、泉の前でハイデルの到着を待っている。
「ハイデル様、お待ちしておりました…。ゴブレットの前に立ち、許可をしたものの名を刻んだ羊皮紙をお持ちください。」
両手で羊皮紙を開くと、何やら細かい書き込みの円陣の中に、兄と司祭の名が書かれているのがわかった。文字は赤黒く、おそらく「その場にいなくとも本人が許可をした」ということを証明するために、血で刻まれたものなのだろう。
「ー…水の精霊ニンフよ、汝の子孫ハイデル・ルイス・グリンデンベルグの名のもとに契約された我らの巫女サイトウ・マリを巫女の任から解除する」
手を離して泉へと羊皮紙を落とすと、大理石で丸く囲まれた泉の水は大きくうねり、羊皮紙を飲み込む。
ゴブレットの中に残った8割ほどの魔力─薄水色にきらきらと輝いている─もそれに合わせて大きく揺らぎ、渦を作って強い青白い光を放った後、無色透明の水のように透き通った液体になった。
支柱には変わらず二人の名前が刻まれていたが、それは今までは正面から見える、柱の中央に大きく書かれていた場所ではなく、支柱下部に刻まれた過去の巫女と契約者のリストの、一番後ろになっていた。
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