女神の加護で打たれ強さSランクですが、サイズがバグってます~10m級美女たちと理不尽ハーレム!?~

NNM

文字の大きさ
13 / 18
第1章:Eランク

13.待ち合わせ


 教会を後にした俺とミーナは、弾んだ足取りで街を歩いていた。

ミーナ「いやー、まさかあんな優しい人が手伝ってくれるなんてね! これで少しは楽になるかも!」

一郎「……まあ、そうだな」

一郎(でも、シエラがあそこまで発狂してたのが気にかかる……いつも適当ばかり言ってるくせに)

シエラ『あの女は絶対に危険だって!! なんで一郎くんは警戒しないの!? 騙されてるってば!!』

一郎『お前が大騒ぎするせいで、むしろ逆に信用したくなってくるんだよ……』

シエラ『あの目、どう見てもヤバいやつの目だったでしょ!? これだから童貞は!』

一郎『そもそも、お前も十分ヤバいやつだからな? あと絶対お前の言うことだけは聞かん!!』

 頭の中が騒がしくなってきた頃、俺たちはミーナのアパートへと戻ってきた。

 木造の階段を上がり、ギシギシと軋む廊下を抜けて、ミーナが扉を開ける。

ミーナ「はーい、ただいま~っと」

一郎「……なんか、帰ってきた感あるな」

 俺はミーナのバッグの中で、今日の出来事を振り返りながら小さくため息をついた。

 室内はいつも通り、少し散らかっているけどどこか落ち着く雰囲気。

ミーナ「サラさん、ほんといい人だったよねー。明日が楽しみ!」

一郎「……まあ、俺たちにとっちゃありがたい話ではあるけど」

一郎(……でもやっぱり、シエラの言葉が気になる。なんなんだ、あの過剰な反応は)

シエラ『疑ってる間に手遅れになるパターンだってあるんだからね!?』

一郎『はいはい、もうその話は今日だけで十回目な?』

 そんな他愛もないやりとりを交わしながら、俺は今日も無事に生き延びたことに小さく感謝した。

***************

 ここがサラとの初クエストの集合場所だ。

 ギルドの正面広場。いつもなら冒険者たちの談笑や装備の音で賑やかだが、朝の早い時間帯ということもあって、まだ人影はまばらだった。

 広場には石畳が敷き詰められ、中央には任務掲示板がそびえ立っている。周囲を囲むようにいくつかのベンチが置かれ、ギルドの重厚な扉が背景にそびえるこの場所は、まさに冒険者の出発点といった雰囲気だった。

 俺とミーナは、その一角で並んで待っていた。

ミーナ「なんか、楽しみだね!」

一郎「ま、俺ら二人よりは確実に頼りになるとは思うけどな……」

 そんな話をしていると、石畳の上に控えめな足音が響いた。

一郎「……来たな」

 柔らかく揺れる修道服の裾。その下から覗くのは、艶やかな黒のパンプスと、透けるような白いストッキング。サラが静かに歩いてくる。

 パンプスはシンプルだが磨き込まれており、落ち着いた光沢を放っている。足首から伸びるストッキング越しの脚は、柔らかそうでいて、どこか規律を感じさせる端正さを帯びていた。

 一方、ミーナのブーツは茶色の革製。使い込まれて擦り切れており、泥汚れも目立つ実用重視の装備だ。

 そして俺は、彼女たちの脚に囲まれた。

 サラとミーナ、俺の六倍はあるその身体に挟まれ、まるで巨人たちの世界に迷い込んだかのような感覚だった。視界いっぱいに広がる巨大な脚。膝下だけで俺の身長を優に超えるその質量は、もはや人間のものとは思えない威圧感を放っていた。



一郎(な、なんだこの圧……)

 サラが静かに脚を一歩踏み出す。つま先が俺のすぐ目の前に迫り、その動きに反応して俺の身体が思わず仰け反る。

一郎(で、でかい……っ!!)

 ミーナは無邪気にサラに握手を求めるが、俺の目線の世界では、巨大な二人の脚がゆっくりと動き、俺の周囲を囲んでいく恐怖そのものだった。

 サラのつま先が、俺のすねに軽く触れた。

一郎(……っ!! あ、当たった……)

 パンプスの先端がゆっくりと石畳の上を滑り、俺の真横に並ぶ。その動きはまるで、そこに俺がいないかのように自然で、それが余計に恐怖を煽った。

 サラの視線はあくまでミーナに向けられていて、俺に対してはまったく無関心を装っていた。

一郎(な、なぁ……絶対わざとだよな、これ……!?)

 ……俺の思考はそこで途切れた。

 サラは心の中で、静かに笑っていた。

サラ(ふふ……)

 ミーナのブーツが地面を踏みしめるたび、周囲にわずかな揺れが伝わる。

 サラは、まるで偶然を装いながら、慎重に足を動かし、俺の足元や視界を遮る位置にパンプスを配置していた。

サラ(気づいていないですね……でも、確実に感じているはず。自分の立場を……)

サラ「普段はどんな依頼をされているんですか?」

ミーナ「採取とか、小さめの魔物退治が多いかなー。まだまだ駆け出しだから」

一郎(……この状況で雑談できるお前の神経がすごいわ)

 サラのつま先が俺の足元を挟み込むように静かに滑り込む。

一郎(……わかってない。わかってないけど……この圧が、嫌でも俺に現実を突きつけてくる)

サラ「それでは、出発しましょうか」

一郎「……ああ、行こう」

 ただそこに立っているだけのはずなのに、俺の心臓はドクドクと高鳴っていた。

一郎(サラさん、あんた……ほんとに偶然、なのか……?)

 だが、俺はまだ——その答えに辿りつけていなかった。

感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!