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本章1 ウォータリア編
籠の鳥74
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もピ~もピ~ももピ~♪
「呑気だなお前は」
なんだか感情が豊かになってるような気がする餅をくっつけながら目の前を走る猫を追う、
「お~景色が流れる~」
こっちはこっちでなんか腑抜けみたいになっているミニブラック、
さっきまで警戒心はどこへ忘れてきた!
ミニブラック
「あ!来たよ?」
「何が」
ミニブラックの見ている方向を見るとなんと赤い目の住人が怒涛の勢いで迫ってくる!
「くっそどこで情報がまわったんだ」
ご近所ネットワークおそるべし!
こんなところで足止めされたら猫を見失うなんか良いものなかったかな…
お!
「てれってて~伸縮自在木彫りの熊の人形」
ミニブラック
「その言い方はなんかイケない気がする」
「はい、すみません…とりあえずこれをとりゃ!!」
住民が迫ってくる方向へ木彫りの熊を特大サイズにしてぶんなげると道いっぱいに広がった。
「よっしゃ!」
ミニブラック
「なかなか、可愛い」
もピ~
なんだその俺の方が可愛いバリの怒り感情が籠った目線を送って……
こいつ絶対 感情がレベルアップしてるな
そんな風に考えているといつのまにか町の端まで来ており、これより先は近未来の道がまた広がっている。
「よし、猫ちゃんこれ以上は別エリアだよ」
ミニブラック
「なんか顔が怖い」
「うっさい」
ようやく追い詰めたと思った瞬間なんと猫は崖に向かってジャンプしてしまった。
「えええ!」
慌てて崖の下を見ると未来エリアの下に沈んでいるソウザエリアがあり、
猫は器用に空に残る小さな町の破片を蹴って下のエリアへと飛んでいく。
「まじか」
ミニブラック
「あの身のこなし只者ではないな、ウンウン」
「あの猫の様に飛んで」
ミニブラック
「普通に考えて無理」
「だよな」
ミニブラック
「うむ」
「したら、またこの道を行くしかないか」
目の前には未来型の高速道路が延々続いている、そして幸いなことにそれは下の方へむかっており、うまくいけば下の階層にたどり着けるかもしれないが
「バイクがないな」
ミニブラック
「うむ、歩きだな」
「まじか…」
「呑気だなお前は」
なんだか感情が豊かになってるような気がする餅をくっつけながら目の前を走る猫を追う、
「お~景色が流れる~」
こっちはこっちでなんか腑抜けみたいになっているミニブラック、
さっきまで警戒心はどこへ忘れてきた!
ミニブラック
「あ!来たよ?」
「何が」
ミニブラックの見ている方向を見るとなんと赤い目の住人が怒涛の勢いで迫ってくる!
「くっそどこで情報がまわったんだ」
ご近所ネットワークおそるべし!
こんなところで足止めされたら猫を見失うなんか良いものなかったかな…
お!
「てれってて~伸縮自在木彫りの熊の人形」
ミニブラック
「その言い方はなんかイケない気がする」
「はい、すみません…とりあえずこれをとりゃ!!」
住民が迫ってくる方向へ木彫りの熊を特大サイズにしてぶんなげると道いっぱいに広がった。
「よっしゃ!」
ミニブラック
「なかなか、可愛い」
もピ~
なんだその俺の方が可愛いバリの怒り感情が籠った目線を送って……
こいつ絶対 感情がレベルアップしてるな
そんな風に考えているといつのまにか町の端まで来ており、これより先は近未来の道がまた広がっている。
「よし、猫ちゃんこれ以上は別エリアだよ」
ミニブラック
「なんか顔が怖い」
「うっさい」
ようやく追い詰めたと思った瞬間なんと猫は崖に向かってジャンプしてしまった。
「えええ!」
慌てて崖の下を見ると未来エリアの下に沈んでいるソウザエリアがあり、
猫は器用に空に残る小さな町の破片を蹴って下のエリアへと飛んでいく。
「まじか」
ミニブラック
「あの身のこなし只者ではないな、ウンウン」
「あの猫の様に飛んで」
ミニブラック
「普通に考えて無理」
「だよな」
ミニブラック
「うむ」
「したら、またこの道を行くしかないか」
目の前には未来型の高速道路が延々続いている、そして幸いなことにそれは下の方へむかっており、うまくいけば下の階層にたどり着けるかもしれないが
「バイクがないな」
ミニブラック
「うむ、歩きだな」
「まじか…」
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