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本章1 ウォータリア編

籠の鳥75

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 下り道とはいえこのまま歩いていくのは時間も掛かるし、
正直厳しいとおもう……

ミニブラック
「人間あきらめも肝心」

「お前が疲れてきて嫌になってるだけだろ」

ミニブラック
「幼女虐待」

「どこで覚えたそんな言葉」

もピー!もピ!

「元気だね餅は……」

ミニブラック
「食らってくれようか」

もピー!!!

そんなやり取りをしながらどれくらい歩いたのだろう……

「しかし、いい加減疲れた」

ミニブラック
「う~~~」

もう言葉になってない
すると目の前にものすごい低速で走っている車が見えた。

「あれに乗せてもらえないかな」

ミニブラック
「奪う」

そう言って剣に手をかける!

「まてまて!厄介ごとを増やすな」

ミニブラック
「むむ~」

 穏便という言葉をしらんのかこの子は親の顔が見てみたい!
そんなことを思いながら車に近づくと基本フレームにアルミ缶をくっつけたような体に頭に黄色のキャップのようなものをかぶりガラスのような大きな目をしたロボットがこちらを見てきた。

「あの~すみません、少し乗せてもらえませんでしょうか」

ロボ
「バイト シンセイデスか?」

「バイト?」

ロボ
「ソレデアレバドウジョウか」

ええいよくわからないけどこの状態よりはマシだ!

「バイトお願いします!」

ロボ
「バイト ショウニン コレヨリ ゼンポウニアル ゴミ ノ カイシュウ シテクダサイ」

「ゴミの回収?」

ロボ
「ヒロッタラ ウシロ ニダイニ イレテクダサイ ゼンポウ ゴミセッキン」

「ゼンポウ?」

前を見るとそこには黒いゴミ袋が……

ロボ
「ソレヲカイシュウ ナンイド イジー」

 そう普通に回収するだけならきっとイージーなんだろうけど……
なんか赤い目がついててピョンピョン動いてるんですけど!!!
近づいていくにつれてこちらに対して敵意剥き出しの感じ!!

「しゃあない!こうなったらミニブラックやるぞ」

ミニブラック
「命令するな」

するとガラスの手槍から

トゥシエ
「まさか!私であのゴミ叩かないわよね」

 そんな予定はなかったが( ^ω^)・・・

「食べてゆっくり休んでただけだよね……」

トゥシエ
「まさか」

「いっけーーーー!」

トゥシエ
「いやーーーーー!」




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