【18禁】淫らに濡れた梅雨の日。Hな玩具で喘がされて…【完結】【短編】

瀬能なつ

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「ユキ」 セシルの声が響く。ユキは閉じてた目を開ける。

セシルさん…? 

気がつくと、ユキは更に別の部屋に移動させられていた。

今いる部屋はさっきの部屋のように全面鏡張りの小さな部屋で、さっきと違うのは、この部屋の大部分はベッドだった。

セシルはそのベッドの端に立っていた。黒いサテンドレスは脱がれ、床に落ちている。セシルは黒いガーターベルトとブラジャーを着けていた。

豊かな胸がブラジャーに包まれ、黒いレースが肌に食い込む。ショーツは身につけていなかった。秘部が露わになり、美しいセシルの一本のすっと入った秘裂が、ユキの目の前に晒されていた。

こんなの…初めて… 

ガーターベルト姿は、写真や映画で見たことはあるが、目の前でそれを身につけている実物の女性を見るのは初めてだった。

セシルさん…すごく綺麗…

「……セシルさん……」

名前を呼んだつもりだったのに、ユキの声はかすれていた。
舌が思うように動かず、喉が乾いていることに気づく。

セシルの目が、やわらかく細められた。
その笑みに、ユキの心はさらにかき乱される。

どうしてこの人は、こんなにも美しいのに、怖くないのだろう。
どうしてこの人は、何も言わないのに、こんなにもすべてを見透かしているようなのだろう。

ユキは身じろぎもできなかった。
けれど、自分がもう後戻りできない場所に来てしまったことだけは、
はっきりと理解していた



セシルはベッドサイドのテーブルから黒いシルクのタイを取り、ユキに忍び寄る。

「全てを私に捧げなさい」その声は絹のように滑らかで、逆らえぬ誘惑を帯びる。

セシルは黒のタイでユキの目を覆い隠す。冷たいシルクが瞼を撫で、そっと締まる。視界が闇に沈み、ユキの心臓が速く鼓動する。



怖い…      なのに、、疼く…



目隠しが感覚を研ぎ澄まし、セシルの薔薇の吐息、窓を濡らす雨の調べ、肌に触れる空気の流れが鮮烈に響く。


セシルさん…私をどこへ連れて行くの…?

セシルは次に金のロープを取り出し、光沢がシャンデリアの淡い光を妖しく反射する。

「動かないで、いい子にしてね」

ユキの手首を掴み、細い指でロープを巻く。

滑らかな紐が肌に食い込み、甘い痛みが赤い跡を刻む。

ロープをベッドの柱に結び、手首を頭上に縛り上げる。

次に足首を捉え、ベッドの端に結んでゆるく膝を広げる。

動けない…  


秘部が剥き出しになり、ユキの身体が羞恥で震える。


こんな姿…耐えられない…  なのに、室内に漂う淫靡な空気と陶酔が心を蕩かし、セシルへの降伏を誘う。

「ユキ、なんて淫らな花なの。」


セシルの囁きが耳朶を愛撫する。
「この乱れた姿、私の宝物よ」

細い指がユキの頬を滑り、熱い吐息が首筋を焦がす。

セシルは細長いピンクローターを取りだし、スイッチを入れた。

ブーンと響く振動が部屋を震わせ、ユキの肌が粟立つ。


セシルの指がローターをユキの左の乳首に当て、微細な震えが硬く尖らせる。

「ん…っ。」ユキの唇から声がこぼれ、背中がわずかに反る。

熱い……

振動が疼きを呼び、胸が甘く痺れる。

恥ずかしい…でも、欲しい… もっと欲しい…!


セシルの指がローターをユキの胸の上で円を描くように滑らせ、乳首の先を執拗に愛撫する。

「あ…っ」ユキの身体がびくんと跳ね、指先がロープをきしませる。

振動を緩急で操り、セシルはユキを焦らす。

「ひゃああ…ん…ぁ…。」声が震え、乳首が過敏に疼く。快感が秘部に波及し、愛液が熱くにじむ。


シーツにユキの蜜壺からこぼれた滴がしっとりと滲む。

「もっと乱れて、ユキ」セシルの声が低く響き、薔薇の香りが濃密に漂う。ローターが右の乳首に移り、振動が快感を重ねる。

「やぁぁん…ん…ぁ…。」胸が熱く燃え、ユキの唇が震える。セシルの指がローターを押し付け、銀の髪がユキの肌をかすめる。

秘部が疼き、愛液が太ももを滑る。もう…耐えられない…

お願い… もっと… もっと…!


セシルはユキの願いを聞き入れるかのように、ローターを秘部に近づける。振動音が太ももを震わせ、ユキの呼吸が乱れる。

そこ…! ローターがクリトリスに触れ、電撃のような刺激が全身を貫く。

「ああああああぁっ…!」叫び声が雨音を切り裂く。


セシルの指がローターを押し、クリトリスを容赦なく愛撫する。

秘裂が熱く収縮し、ぐちゅと水音が響く。

「セ…シル、さん…」泣き声のユキの声が彼女の名を縋る。

もっと…欲しい… 

「深く感じて、私の美しいユキ」セシルの指がローターを秘裂に沿わせ、細長い形状がひだを割り、滑り込む。


「ひゃああんん…あ…ぁっ。」ユキの声が裏返り、背中が弓なりに反る。振動が内壁を震わせ、奥まで熱を灯す。

身体がよじれ、汗がシーツを濡らす。トロリとした愛液がローターを包み、くちゅくちゅと音が響く。ユキの心は、羞恥を忘れ、快感に溺れた。



「淫らに咲きなさい、ユキ。」セシルの声が響き、ガーターベルトの革が肌に擦れる。ユキの右足を軽く持ち上げ、秘部をさらに晒す。


セシルは自分の秘部をユキに重ね、卍のような体勢で絡み合う。


濡れたひだが吸い付き、ぐちゅぐちゅと絶え間なく水音が響く。



「ん…ぁぁ…っ……ああっ…あああっ…!」ユキの叫びが部屋を満たす。セシルの腰が滑らかに揺れ、ひだを深く擦り合わせる。


ローターの振動が二人の秘部を震わせ、クリトリスがぶつかる。


「ダメっ…っ!イっちゃう!! ひゃっ…あ…ぁ…。」快感が全身を焼き、ユキの身体が痙攣する。

セシルのひだがユキに絡み、濡れた花弁が互いを貪る。


二人の腰が前後に揺れ、ひだの内側を擦る。

くちゅと音が響き、薔薇の香りがユキを狂わせる。セシルの腰が角度を変え、クリトリスを強く押した。


「もう…だめっ…!!あ…ぁっ。」ユキの声が砕け、唇が震える。

「凄く綺麗よ、私のユキ」少し興奮したセシルの囁きが魂を絡め取る。腰が速く動き、ひだの絡み合いが激しくなる。


ローターの振動が愛液と共にシーツを濡らし、快感が爆発する。

「ひゃあああああああああぁっ…」絶頂の波がユキを貫き、身体が跳ねる。秘裂の奥が熱くぎゅうっと、収縮し、意識が白い光に溶けた。



セシルの香りが余韻を包んでいた。


ローターをゆっくりセシルは引き抜き、ぐちゅりと水音が響く。


セシルの指がユキの頬を撫で、吐息が耳をくすぐる。

「ユキ、淫らでとても美しかったわ。」


ユキの心が震える。

美しい…?   この私が…?

でも、確かにセシルは私をずっと美しいと呼び続けていた。


失恋の傷が、セシルの愛に、ゆっくりと癒されて行く気がした。

でも、セシルの手による淫な時間はまだ終わりではなかった。
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