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いじめ(1)
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今回のお話はあってはならないが学校なら少なからずあってしまうことのお話。
最近知ったんだけど、どうやらうちの学校には『零様ファンクラブ』なるものがあるらしい。友達からから聞いた話によると、零さんのことを本当に慕っている者しか入れず、クラブの規則は絶対らしい。規則はなんだったっけな…。えっと、一つ目が零さんとあまり親密になってはいけない(零さんはみんなのものだかららしい。)二つ目は零さんの迷惑になるようなことをしてはいけない。三つ目は零さんに仇なす者は容赦なく排除すること。だったはず…。まぁ二つ目まではわかるけど…。最後!絶対ダメだよね!?排除って何するんだろ…。怖いな…。
そんなこと思ってると最近更に仲良くなった零さんと雨宮さんが一緒に登校してきた。今日も零さんは綺麗ですね…。最近また席替えをしたから零さんと雨宮さんの席は離れちゃったんだけど、中休みになると雨宮さんの方から零さんの席に行っていつも楽しそうに話をしてる。お昼休みの時も一緒に食べてて少し羨ましいくらいだ。
でも、今日のお昼休みは違った。いつもは雨宮さんが
『零ちゃん!ご飯食べよっ!』
と言って中庭でお昼を食べるのだが、今日は零さんが一人で食べていた。喧嘩でもしたのだろうか?凄く勇気がいるけど零さんに聞いてみた。
『れ、零さん!』
『?どうしたんですか?蓮くん。』
クラスが一瞬ザワっとしたけど気にしない!
『あ、えっと、いつも雨宮さんと食べてるのに今日はどうしたのかなって思って…。』
『あぁ、そうなんですよね…。今日も一緒に食べる約束だったんですけど、花がみつからなくて…。花がどこへ行ったか知りませんか?』
『わかんないなぁ…ごめんね?』
『いえいえ、大丈夫ですよ。あ、蓮くんまだお昼食べてる途中ですか?』
『え?うん、そうだけど…。』
『なら、一緒に食べませんか?最近一人で食べる事がなかったので少し寂しくて…。』
『僕で良ければ!お弁当持ってくるね!』
さっきまで一緒に食べてた友達に謝ってから僕は零さんと一緒にご飯を食べた。幸せ過ぎて僕今日死ぬんじゃないかな…。
お昼休みがもうすぐで終わりそうな頃に雨宮さんが教室に帰ってきた。零さんはすぐに雨宮さんのもとへ行き
『花!どこに行ってたんですか?凄く心配しました…。…花?どうかしたんですか?』
雨宮さんはどこか上の空だった。
『…!なんでもないよ!大丈夫!ごめんね、一緒に食べれなくて、中学時代の友達と話が盛り上がっちゃって…。』
雨宮さんは少し無理してる様に見えた。それに気付いてか気付いてないのか零さんは
『…そうですか。大丈夫ですよ。花が大丈夫なら。明日は一緒に食べましょう?』
『そうだね!一緒に…。』
そこでチャイムが鳴ってみんな自分の席に戻った。僕には雨宮さんが辛そうにみえた。
次の日もその次の日も雨宮さんは零さんと一緒に食べることは無かった。さすがに零さんも雨宮さんが心配になったのかココ最近一緒に食べていた僕に
『…ごめんなさい、蓮くん。私やっぱり花が心配なので探してきますね。今日は蓮くんのお友達と食べて下さい。』
『全然大丈夫だよ!最近雨宮さん元気ないもんね。心配だよね…。僕は大丈夫だからいってらっしゃい!』
『すみません…。ありがとうございます。いってきます。』
そういうと零さんは教室から急いで出ていった。その後の話を僕は知らない。
最近知ったんだけど、どうやらうちの学校には『零様ファンクラブ』なるものがあるらしい。友達からから聞いた話によると、零さんのことを本当に慕っている者しか入れず、クラブの規則は絶対らしい。規則はなんだったっけな…。えっと、一つ目が零さんとあまり親密になってはいけない(零さんはみんなのものだかららしい。)二つ目は零さんの迷惑になるようなことをしてはいけない。三つ目は零さんに仇なす者は容赦なく排除すること。だったはず…。まぁ二つ目まではわかるけど…。最後!絶対ダメだよね!?排除って何するんだろ…。怖いな…。
そんなこと思ってると最近更に仲良くなった零さんと雨宮さんが一緒に登校してきた。今日も零さんは綺麗ですね…。最近また席替えをしたから零さんと雨宮さんの席は離れちゃったんだけど、中休みになると雨宮さんの方から零さんの席に行っていつも楽しそうに話をしてる。お昼休みの時も一緒に食べてて少し羨ましいくらいだ。
でも、今日のお昼休みは違った。いつもは雨宮さんが
『零ちゃん!ご飯食べよっ!』
と言って中庭でお昼を食べるのだが、今日は零さんが一人で食べていた。喧嘩でもしたのだろうか?凄く勇気がいるけど零さんに聞いてみた。
『れ、零さん!』
『?どうしたんですか?蓮くん。』
クラスが一瞬ザワっとしたけど気にしない!
『あ、えっと、いつも雨宮さんと食べてるのに今日はどうしたのかなって思って…。』
『あぁ、そうなんですよね…。今日も一緒に食べる約束だったんですけど、花がみつからなくて…。花がどこへ行ったか知りませんか?』
『わかんないなぁ…ごめんね?』
『いえいえ、大丈夫ですよ。あ、蓮くんまだお昼食べてる途中ですか?』
『え?うん、そうだけど…。』
『なら、一緒に食べませんか?最近一人で食べる事がなかったので少し寂しくて…。』
『僕で良ければ!お弁当持ってくるね!』
さっきまで一緒に食べてた友達に謝ってから僕は零さんと一緒にご飯を食べた。幸せ過ぎて僕今日死ぬんじゃないかな…。
お昼休みがもうすぐで終わりそうな頃に雨宮さんが教室に帰ってきた。零さんはすぐに雨宮さんのもとへ行き
『花!どこに行ってたんですか?凄く心配しました…。…花?どうかしたんですか?』
雨宮さんはどこか上の空だった。
『…!なんでもないよ!大丈夫!ごめんね、一緒に食べれなくて、中学時代の友達と話が盛り上がっちゃって…。』
雨宮さんは少し無理してる様に見えた。それに気付いてか気付いてないのか零さんは
『…そうですか。大丈夫ですよ。花が大丈夫なら。明日は一緒に食べましょう?』
『そうだね!一緒に…。』
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次の日もその次の日も雨宮さんは零さんと一緒に食べることは無かった。さすがに零さんも雨宮さんが心配になったのかココ最近一緒に食べていた僕に
『…ごめんなさい、蓮くん。私やっぱり花が心配なので探してきますね。今日は蓮くんのお友達と食べて下さい。』
『全然大丈夫だよ!最近雨宮さん元気ないもんね。心配だよね…。僕は大丈夫だからいってらっしゃい!』
『すみません…。ありがとうございます。いってきます。』
そういうと零さんは教室から急いで出ていった。その後の話を僕は知らない。
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