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柚琉視点
「んにゅ…ぅ」
「お目覚めでしょうか?」
「旦那様もお帰りになられましたよ」
「ほんと!?」
たもつくんのとこ行きたいって言わなきゃ!!
「ぱぱー!!」
「ただいま、柚。…なにそれ」
「たもつくんあげる!!つれてって!!」
「え?」
「つれてって!!」
「…昨日あったばっかりだよね…?」
でも行きたいもん。
ダメなの?
めんめーなの?
「…ふゅ…」
やだもん。
たもつくんにお届けするんだもん!!
「『たもつくんのおーちいく!!』」
「ちょ!!」
「ふぇ?」
おーち…?
「ふにゅ、たもつくんのおーち…?」
なんか文字書いてあるけど読めない…。
「…あら?」
僕の目の前のドアが開いて中からたもつくんのママが出てきた。
「どうしたの?ゆずちゃん」
「あのね、たもつくんにね、おとどけきたの」
「ごめんなさいね、惟はまだ学校なの。…お父さんかお母さんは?」
ふるふると僕は首を横に振った。
「ぱぱめんめしたからね、ぼくひとりできたのー」
「え?」
ひとりで僕お出かけできるもん。
でもひとりでお出かけするとパパに怒られちゃうんだもん。
「あ…」
ひとりでお出かけしたから…怒られちゃう?
「ふぇ」
「あらあら、私ね、今からお買い物に行こうとしてたの。お父さんとお母さんには連絡してあげるから惟が帰ってくるの一緒に待ちましょうか」
「うん!!」
そして僕はたもつくんのママと手を繋いでお買い物に向かった。
「んにゅ…ぅ」
「お目覚めでしょうか?」
「旦那様もお帰りになられましたよ」
「ほんと!?」
たもつくんのとこ行きたいって言わなきゃ!!
「ぱぱー!!」
「ただいま、柚。…なにそれ」
「たもつくんあげる!!つれてって!!」
「え?」
「つれてって!!」
「…昨日あったばっかりだよね…?」
でも行きたいもん。
ダメなの?
めんめーなの?
「…ふゅ…」
やだもん。
たもつくんにお届けするんだもん!!
「『たもつくんのおーちいく!!』」
「ちょ!!」
「ふぇ?」
おーち…?
「ふにゅ、たもつくんのおーち…?」
なんか文字書いてあるけど読めない…。
「…あら?」
僕の目の前のドアが開いて中からたもつくんのママが出てきた。
「どうしたの?ゆずちゃん」
「あのね、たもつくんにね、おとどけきたの」
「ごめんなさいね、惟はまだ学校なの。…お父さんかお母さんは?」
ふるふると僕は首を横に振った。
「ぱぱめんめしたからね、ぼくひとりできたのー」
「え?」
ひとりで僕お出かけできるもん。
でもひとりでお出かけするとパパに怒られちゃうんだもん。
「あ…」
ひとりでお出かけしたから…怒られちゃう?
「ふぇ」
「あらあら、私ね、今からお買い物に行こうとしてたの。お父さんとお母さんには連絡してあげるから惟が帰ってくるの一緒に待ちましょうか」
「うん!!」
そして僕はたもつくんのママと手を繋いでお買い物に向かった。
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