328 / 839
幼児編
216
しおりを挟む
「とうさん!!おかえり!!」
僕は玄関に置いてもらったソファからかけられた毛布などをぽいっと捨てて勢いよく立ち上がった。
…丸まってたら色々かけられたんだもん。
ポンチョ着せられて、湯たんぽくれて、毛布も2枚かけられて、ニット帽かぶってたの。
…ちょっとウトウトしちゃったじゃないか。
「柚!?なんでこんな寒いところに…」
「おでむかえ!!」
「いや体調悪いんだよね!?」
それはいいの!!
薬飲んだら治ったもん。
「ねぇねぇぼくのスマホのメールアドレスおしえて?」
「メアド?…何を企んでるのかな?このいたずらっ子は」
いたずらじゃないもん。
夏に教えてもらった『あかうんととーろく』するだけだもん。
ちなみに夏はちゃんと自分で把握してました。
くすん…僕には教えてくれないのに。
「柚には教えません」
「……ふぇ」
「え!?泣くの!?ごめん!!教える!!教えるから!!泣き止んで?パパに柚の可愛いお顔見せてごらん?」
…僕は可愛くないもん。
ぷくぅと頬を膨らませ、バタバタ暴れて父さんの腕の中から抜け出した。
「とうさんなんてしらない!!」
「なんで!?柚!!待ってよ!!」
僕は全速力で逃げ出した。
途中、何もない所でつまづいて転んだら後ろから父さんと使用人の人達の悲鳴が聞こえたけど起き上がって走った。
「むにゅぅぅ!!」
階段を駆け上がり、部屋に入った。
…夏の。
「ゆず?どうしたの?ゆずからきてくれるなんてっ!!」
「かくれさせて!!」
「?かくれんぼでもしてるの?いいよ~」
僕は奥の寝室へ向かい、ベッドの下へ入った。
…なんか色々ゲームの箱とかあったから僕の体を覆うように色々設置したよ。
くふふ、これでもう見つけられないだろっ!!
僕は玄関に置いてもらったソファからかけられた毛布などをぽいっと捨てて勢いよく立ち上がった。
…丸まってたら色々かけられたんだもん。
ポンチョ着せられて、湯たんぽくれて、毛布も2枚かけられて、ニット帽かぶってたの。
…ちょっとウトウトしちゃったじゃないか。
「柚!?なんでこんな寒いところに…」
「おでむかえ!!」
「いや体調悪いんだよね!?」
それはいいの!!
薬飲んだら治ったもん。
「ねぇねぇぼくのスマホのメールアドレスおしえて?」
「メアド?…何を企んでるのかな?このいたずらっ子は」
いたずらじゃないもん。
夏に教えてもらった『あかうんととーろく』するだけだもん。
ちなみに夏はちゃんと自分で把握してました。
くすん…僕には教えてくれないのに。
「柚には教えません」
「……ふぇ」
「え!?泣くの!?ごめん!!教える!!教えるから!!泣き止んで?パパに柚の可愛いお顔見せてごらん?」
…僕は可愛くないもん。
ぷくぅと頬を膨らませ、バタバタ暴れて父さんの腕の中から抜け出した。
「とうさんなんてしらない!!」
「なんで!?柚!!待ってよ!!」
僕は全速力で逃げ出した。
途中、何もない所でつまづいて転んだら後ろから父さんと使用人の人達の悲鳴が聞こえたけど起き上がって走った。
「むにゅぅぅ!!」
階段を駆け上がり、部屋に入った。
…夏の。
「ゆず?どうしたの?ゆずからきてくれるなんてっ!!」
「かくれさせて!!」
「?かくれんぼでもしてるの?いいよ~」
僕は奥の寝室へ向かい、ベッドの下へ入った。
…なんか色々ゲームの箱とかあったから僕の体を覆うように色々設置したよ。
くふふ、これでもう見つけられないだろっ!!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,953
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる