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幼児編
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樹視点
「柚が起きた?…よかった」
「はい。ですが…私が行った時には既にトイレに篭っており、嘔吐してしまいました」
「…嘔吐?別にそんな前兆なかったよね」
「はい」
ここ数日何もなかった…はず。
柚琉様が僕に何か隠していなければ。
「今は?」
「眠っておられます」
「…寝られるならまだマシなのかな。樹、柚についててあげて。寝ている間に吐くと喉に詰まらせちゃうし」
「かしこまりました」
…タオルも持っていくか。
「柚琉様、失礼します」
頭を少しだけあげ、タオルを敷いた。
…ベッド汚すと柚琉様が落ち込むからね。
別にシーツもマットレスも予備があるしいざとなったら前に使っていた柚琉様と夏羽様の部屋に移動すればいいんだし。
「…ふふ」
「柚琉様…?」
眠ってるよね?
今笑った?
…気のせいかな。
僕は柚琉様に布団をかけた。
「柚が起きた?…よかった」
「はい。ですが…私が行った時には既にトイレに篭っており、嘔吐してしまいました」
「…嘔吐?別にそんな前兆なかったよね」
「はい」
ここ数日何もなかった…はず。
柚琉様が僕に何か隠していなければ。
「今は?」
「眠っておられます」
「…寝られるならまだマシなのかな。樹、柚についててあげて。寝ている間に吐くと喉に詰まらせちゃうし」
「かしこまりました」
…タオルも持っていくか。
「柚琉様、失礼します」
頭を少しだけあげ、タオルを敷いた。
…ベッド汚すと柚琉様が落ち込むからね。
別にシーツもマットレスも予備があるしいざとなったら前に使っていた柚琉様と夏羽様の部屋に移動すればいいんだし。
「…ふふ」
「柚琉様…?」
眠ってるよね?
今笑った?
…気のせいかな。
僕は柚琉様に布団をかけた。
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