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中学生編
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「柚、楽しかった?」
「うん!!」
「じゃあ帰ろうか」
え…?
「なんで驚いてるの?これ以上ここにいるのは柚の体に毒だし夏の競技も終わったから帰るんだよ?」
「え…最後まで見ないの…?」
「うん。夏ももう帰る気みたいだし」
「そうだよ?だってあとはつまんないんだもん。体調不良ってことにして抜けてきたっ!!」
夏は僕にぎゅーっと抱きついた。
「今日は柚が嫉妬してくれてすっごい嬉しかった!!普段なら気にも止めない子を助けてよかった!!」
「…しっと…?」
「樹から聞いたよ?もやもやしてたって。柚は口に出さなくても分かっちゃうから。夏からも見えたよ?『どうして?』って顔してた」
僕そんな顔してたの?
「柚安心してねっ!!夏は柚だけのものだよ!!」
「…夏?何言ってるの…?」
「はいはい。夏、そんなにまくし立てないの。柚がまた知恵熱出しちゃうよ?」
「え!?やだぁ!!」
な…夏暑い。
そんなに引っ付かないで…。
「帰ってアイスでも食べようか」
「「わぁい!!」」
アイスー!!
チョコ味食べるー!!
「柚琉様!!車椅子なんですから暴れないでください!!」
「ふぇっ…」
「泣かないでください…あとでちゃんとおやつあげますから」
…泣いてないもん。
目にゴミが入っただけだもん…。
「うん!!」
「じゃあ帰ろうか」
え…?
「なんで驚いてるの?これ以上ここにいるのは柚の体に毒だし夏の競技も終わったから帰るんだよ?」
「え…最後まで見ないの…?」
「うん。夏ももう帰る気みたいだし」
「そうだよ?だってあとはつまんないんだもん。体調不良ってことにして抜けてきたっ!!」
夏は僕にぎゅーっと抱きついた。
「今日は柚が嫉妬してくれてすっごい嬉しかった!!普段なら気にも止めない子を助けてよかった!!」
「…しっと…?」
「樹から聞いたよ?もやもやしてたって。柚は口に出さなくても分かっちゃうから。夏からも見えたよ?『どうして?』って顔してた」
僕そんな顔してたの?
「柚安心してねっ!!夏は柚だけのものだよ!!」
「…夏?何言ってるの…?」
「はいはい。夏、そんなにまくし立てないの。柚がまた知恵熱出しちゃうよ?」
「え!?やだぁ!!」
な…夏暑い。
そんなに引っ付かないで…。
「帰ってアイスでも食べようか」
「「わぁい!!」」
アイスー!!
チョコ味食べるー!!
「柚琉様!!車椅子なんですから暴れないでください!!」
「ふぇっ…」
「泣かないでください…あとでちゃんとおやつあげますから」
…泣いてないもん。
目にゴミが入っただけだもん…。
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