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番外編
柚アレルギー発覚時
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柚2歳
「柚、あーんして」
「あー…」
はむっ。
うみゃぁ。
「…柚は食べるの下手だね。零れちゃってるよ」
にゅ?
口の端からだらだらと離乳食が落ちていった。
あー…落ちちゃった。
「いいよ。拾わなくて」
ぐちゃぐちゃ。
わー手にいっぱいついた。
ぶんぶん手を振ると色んなところにご飯粒が飛んだ。
「わー!!今拭くもの持ってくるから!!大人しくしててよ!!」
なお兄さんがどこかへ行き…僕は机の上にいいものを発見した。
スープだ!!
自分の椅子からなんとか抜け出して机の上に座った。
これ…なんだろう。
卵スープかな?
なお兄さんのご飯?
ちょっと器に触ってみた。
あんまり熱くない。
僕でも飲めるかも?
ちょっとだけ下でぺろっと舐めた。
お行儀悪いけど持てないもん。
美味しいっ!!
赤ちゃんの味薄いもん!!
またぺろぺろと舐めているとなお兄さんが戻ってきた。
「柚!!ダメだよ!!」
「うきゃぁ!!」
カップを取り上げられた。
僕のー!!
ちゅる、ととりあえず口の周りについていたものを口に入れた。
あ、これ美味しい。
「母さん!!柚が卵食べちゃった!!まだ検査してないんだよね!?」
「はぁ!?柚!!ぺっしなさい!!」
嫌だもん!!
「やぁ!!」
僕絶対やだからね!!
「柚、あーんして」
「あー…」
はむっ。
うみゃぁ。
「…柚は食べるの下手だね。零れちゃってるよ」
にゅ?
口の端からだらだらと離乳食が落ちていった。
あー…落ちちゃった。
「いいよ。拾わなくて」
ぐちゃぐちゃ。
わー手にいっぱいついた。
ぶんぶん手を振ると色んなところにご飯粒が飛んだ。
「わー!!今拭くもの持ってくるから!!大人しくしててよ!!」
なお兄さんがどこかへ行き…僕は机の上にいいものを発見した。
スープだ!!
自分の椅子からなんとか抜け出して机の上に座った。
これ…なんだろう。
卵スープかな?
なお兄さんのご飯?
ちょっと器に触ってみた。
あんまり熱くない。
僕でも飲めるかも?
ちょっとだけ下でぺろっと舐めた。
お行儀悪いけど持てないもん。
美味しいっ!!
赤ちゃんの味薄いもん!!
またぺろぺろと舐めているとなお兄さんが戻ってきた。
「柚!!ダメだよ!!」
「うきゃぁ!!」
カップを取り上げられた。
僕のー!!
ちゅる、ととりあえず口の周りについていたものを口に入れた。
あ、これ美味しい。
「母さん!!柚が卵食べちゃった!!まだ検査してないんだよね!?」
「はぁ!?柚!!ぺっしなさい!!」
嫌だもん!!
「やぁ!!」
僕絶対やだからね!!
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