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本編~2ヶ月目~
第30話~機械の彼~
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~飯田橋・揚場町~
~てしごとや ふくの鳥 飯田橋店~
シフェールは手に持ったお猪口に残る獺祭をぐいと飲み干すと、一つ息を吐いて口を開いた。
「土曜日の豊島園は、それは凄い人入りだった。特にイベントなどをやっている期間ではなかったはずだが、やはり遊園地ということかな、見渡す限りの人だ。
私も御苑さんもそれは覚悟の上だったし、アトラクションで待ちが出来るのも織り込み済みだったんだが……」
そこから語り始めたシフェールのデートの一部始終は、だいぶ予想の斜め上を飛び越えていた。
~練馬区・向山~
~豊島園~
「ロッキンタグ、なかなかスリルがありましたね」
「そうですね。ユルツィガーさんは酔ったりしませんでしたか」
アトラクションを降りて一息つく私は、心配そうに声をかけてくる御苑さんに微笑みを返した。
やはりと言うか、御苑さんは今日も涼しい顔をしてくすりとも笑わなかった。
折角のデートと言うのに、今日もいつものように長袖に身を包んで汗一つかかないし、表情は硬いまま。
緊張しているのか、とも思わなくはなかったが、だとしてもこの鉄面皮はそれでは説明づかない。
「ちょっと、喉が渇きました。飲み物を買ってきますが、何か飲みたいものはありますか?」
「あ、はい。私は大丈夫です。ここで待っていますね」
視界に入る自動販売機を指さす御苑さんに、軽く首を振ってみせる。御苑さんは目を数度瞬かせると、くるりとこちらに背を向けてすたすたと歩いて行った。
その迷いのない背中を見つめて、私は力なく肩を落とした。何と言うか、こちらに気があるのならもう少し、思わせぶりな反応があってもいいようなものなのだが。
なんとも事務的というか、機械的な反応ばかりで、肩透かしを食らうばかりだ。
ふぅ、と小さく息を吐いた私の前に、すっと影が落ちる。
何事かと顔を上げると、御苑さんではない、長身で痩せこけた体格の、ちゃらちゃらした風貌の男が二人、私を見下ろしていた。
「ねーちゃん綺麗だねー、一人?」
「こんなとこ一人でいたってつまんないでしょ、俺らと遊ぼーよ」
一瞬、事態を飲み込めないまま目を見開く私。だがすぐに理解した。これはつまりナンパだと。
チェルパだと人間以外の異種族が普通に存在して街中を歩いているものだから、あまり自分の外見について意識することはなかった。
だが、エルフで、金髪碧眼、線の細い美麗な、ぱっと見20代の女性。声を掛けられるのに、これほどまで条件の整った女性もいるまい。
要するに目の前にいる男にとって、私はちょうどいいカモということか。
この手合いにどれほどまでに効果的か分からないが、なるべく冷徹に見えるように感情を殺して男を睨みつける。
「何の用ですか、あなた方のような連中に興味はありません。私は人を待っています」
「えー、つれないねぇねーちゃん」
「そんな奴なんてほっといていーじゃんさー、俺らといれば楽しくなるって」
私の睨みつけは功を奏しなかったか、さらに距離を詰めてくる男たち。
そして一人が私の腰へと手を回してくる。さぁっと私の背中に怖気が走る。
どうしたものか、いっそこの無礼な輩の顔面に拳を叩きこんでやろうか、そう思案した最中に。
「私の連れに何をしているのですか」
いつもより数段冷たさを纏った御苑さんの声が耳に届く。
正面に視線を向けると、お茶のペットボトルを手にした御苑さんが私の両脇に立つ男をねめつけて立っていた。
「彼女から手を離しなさい。貴方方のような無頼の輩が手を触れていい女性ではありません」
「あぁん!?あんだとこのスカシ野郎!」
「俺等の邪魔をしようってのか!?」
私から手を離した男たちが、気炎を吐いて御苑さんに噛みついていく。
男の意識が私から離れた隙に、その場から離れることも出来た私だが、御苑さんを置いて逃げ出すのも忍びない。
それに彼は私を守ろうとしてくれている。口調こそ冷淡で平坦だが、その口ぶりには確かに怒りが見て取れた。
結局私はその場に留まったまま、事の行く末を見ていた。
そうこうするうちに男の一人が御苑さんに掴みかかる。
「あ……!」
私は思わず声を上げた。彼が危ない。
だが。
「汚らわしい」
「ぐっ……!?」
掴みかかった男がその場に崩れ落ちた。胃の内容物をまき散らしながら、げえげえと喘いでいる。
腹を押さえて蹲る男の向こうで、御苑さんの右手が力強く握られているのが分かった。
だがただの拳の一撃で、そこまでのダメージを負わせられるものだろうか?
仲間がやられたことに、もう一人の男が激高したらしい。懐から取り出したのは折り畳みナイフ。ステンレス製であろう刃がきらりと光る。
この国では刃物の携帯及び使用は厳しく制限されているはずだ。
私もそれを学んでからというもの、護身用のナイフ一本すら持ち歩かずに生活しているというのに。
だが御苑さんは本物の刃物を前にしても冷徹な仮面を剥ぐことはなかった。
男の持つナイフを一瞥すると、私の方へと視線を投げかける。
「ユルツィガーさん、すみません。お見苦しいところをお見せします」
そうして一言謝るや否や、彼の――御苑さんの右腕の、肘から先の服が爆ぜた。
そこから現れたのは鈍色に輝く巨大なブレードだ。男の手に握られたナイフより何倍も大きく、威圧感を持っている。
ブレードが伸びる根本、御苑さんの腕はというと、こちらも鈍色、細かな部品やケーブルやらで覆われている。
あぁ、なるほど。だから彼はこの夏の最中でも長袖に身を包んで。
私がそうして一つの答えを得ている間に、御苑さんの腕のブレードが鋭く振るわれる。
「がは……っ!!」
ナイフを構えた男が大きく吹き飛ばされた。宙を舞った身はそのまま、ナイフを取り落として私の背後に設えられた植え込みの中へ突っ込んでいく。
足だけを植え込みから出した状態で、足をばたつかせることもなく静かになった男。まさか死んではいないと思うが、放置していてもいいものだろうか。
そう逡巡する私に、御苑さんがすっと腕を伸ばしてきた。腕のブレードが機械音と共に腕の中へとしまわれていく。
「ユルツィガーさん、もう大丈夫ですよ」
「あ……」
そうして初めて表情を緩め、優しく私に微笑みかけてくる御苑さんの身体に、私は思わず駆け寄り、そして抱き着いた。
抱き着いた胸板は硬質的で、ほんのりと機械油のにおいがした。先程までは気付くことのなかったにおい、知らなかった質感だ。
彼がそっと私の後頭部を撫でてくる。
「申し訳ありません、驚かせてしまいましたね」
「……あなたは、一体」
筋肉とはまた異なる硬い胸板にそっと手を添えると、彼は身をかがめてそっと耳打ちしてきた。
言うことには。
「アシュトン・フランシスカン・御苑。異世界「マキナルディア」出身の機械人です。
貴女と同じ、異世界出身の者です」
~新宿区・飯田橋~
~てしごとや ふくの鳥 飯田橋店~
「……とまぁ、そんな具合でな。件の彼も人間ではなかったということを、その時知ったわけだ」
「はー……無表情だなとは思っていたが、機械の身体じゃそりゃーなぁ」
語り終えたシフェールの手に持たれたお猪口に、日本酒を徳利から注ぎながらアンバスが嘆息した。
なるほど、と言うしかない。腕にそんなギミックが仕込まれているなら、隠すために長袖を着るしかないか。
だが、どことなく嬉しかった。あの彼とシフェールが親密になれたこともそうだが、彼女らが互いに互いの共通点を見つけられたことが、だ。
「でも、よかったじゃないか。これからもいい感じに関係が続くといいな」
「ありがとう、マウロ……まぁ、それはこれから、だな」
紅潮し始めた頬を緩めて、柔らかな眼差しでシフェールは微笑んだ。
彼女の行く先は、きっと実り多いものになるんだろう。そう予感させる微笑みだった。
~第31話へ~
~てしごとや ふくの鳥 飯田橋店~
シフェールは手に持ったお猪口に残る獺祭をぐいと飲み干すと、一つ息を吐いて口を開いた。
「土曜日の豊島園は、それは凄い人入りだった。特にイベントなどをやっている期間ではなかったはずだが、やはり遊園地ということかな、見渡す限りの人だ。
私も御苑さんもそれは覚悟の上だったし、アトラクションで待ちが出来るのも織り込み済みだったんだが……」
そこから語り始めたシフェールのデートの一部始終は、だいぶ予想の斜め上を飛び越えていた。
~練馬区・向山~
~豊島園~
「ロッキンタグ、なかなかスリルがありましたね」
「そうですね。ユルツィガーさんは酔ったりしませんでしたか」
アトラクションを降りて一息つく私は、心配そうに声をかけてくる御苑さんに微笑みを返した。
やはりと言うか、御苑さんは今日も涼しい顔をしてくすりとも笑わなかった。
折角のデートと言うのに、今日もいつものように長袖に身を包んで汗一つかかないし、表情は硬いまま。
緊張しているのか、とも思わなくはなかったが、だとしてもこの鉄面皮はそれでは説明づかない。
「ちょっと、喉が渇きました。飲み物を買ってきますが、何か飲みたいものはありますか?」
「あ、はい。私は大丈夫です。ここで待っていますね」
視界に入る自動販売機を指さす御苑さんに、軽く首を振ってみせる。御苑さんは目を数度瞬かせると、くるりとこちらに背を向けてすたすたと歩いて行った。
その迷いのない背中を見つめて、私は力なく肩を落とした。何と言うか、こちらに気があるのならもう少し、思わせぶりな反応があってもいいようなものなのだが。
なんとも事務的というか、機械的な反応ばかりで、肩透かしを食らうばかりだ。
ふぅ、と小さく息を吐いた私の前に、すっと影が落ちる。
何事かと顔を上げると、御苑さんではない、長身で痩せこけた体格の、ちゃらちゃらした風貌の男が二人、私を見下ろしていた。
「ねーちゃん綺麗だねー、一人?」
「こんなとこ一人でいたってつまんないでしょ、俺らと遊ぼーよ」
一瞬、事態を飲み込めないまま目を見開く私。だがすぐに理解した。これはつまりナンパだと。
チェルパだと人間以外の異種族が普通に存在して街中を歩いているものだから、あまり自分の外見について意識することはなかった。
だが、エルフで、金髪碧眼、線の細い美麗な、ぱっと見20代の女性。声を掛けられるのに、これほどまで条件の整った女性もいるまい。
要するに目の前にいる男にとって、私はちょうどいいカモということか。
この手合いにどれほどまでに効果的か分からないが、なるべく冷徹に見えるように感情を殺して男を睨みつける。
「何の用ですか、あなた方のような連中に興味はありません。私は人を待っています」
「えー、つれないねぇねーちゃん」
「そんな奴なんてほっといていーじゃんさー、俺らといれば楽しくなるって」
私の睨みつけは功を奏しなかったか、さらに距離を詰めてくる男たち。
そして一人が私の腰へと手を回してくる。さぁっと私の背中に怖気が走る。
どうしたものか、いっそこの無礼な輩の顔面に拳を叩きこんでやろうか、そう思案した最中に。
「私の連れに何をしているのですか」
いつもより数段冷たさを纏った御苑さんの声が耳に届く。
正面に視線を向けると、お茶のペットボトルを手にした御苑さんが私の両脇に立つ男をねめつけて立っていた。
「彼女から手を離しなさい。貴方方のような無頼の輩が手を触れていい女性ではありません」
「あぁん!?あんだとこのスカシ野郎!」
「俺等の邪魔をしようってのか!?」
私から手を離した男たちが、気炎を吐いて御苑さんに噛みついていく。
男の意識が私から離れた隙に、その場から離れることも出来た私だが、御苑さんを置いて逃げ出すのも忍びない。
それに彼は私を守ろうとしてくれている。口調こそ冷淡で平坦だが、その口ぶりには確かに怒りが見て取れた。
結局私はその場に留まったまま、事の行く末を見ていた。
そうこうするうちに男の一人が御苑さんに掴みかかる。
「あ……!」
私は思わず声を上げた。彼が危ない。
だが。
「汚らわしい」
「ぐっ……!?」
掴みかかった男がその場に崩れ落ちた。胃の内容物をまき散らしながら、げえげえと喘いでいる。
腹を押さえて蹲る男の向こうで、御苑さんの右手が力強く握られているのが分かった。
だがただの拳の一撃で、そこまでのダメージを負わせられるものだろうか?
仲間がやられたことに、もう一人の男が激高したらしい。懐から取り出したのは折り畳みナイフ。ステンレス製であろう刃がきらりと光る。
この国では刃物の携帯及び使用は厳しく制限されているはずだ。
私もそれを学んでからというもの、護身用のナイフ一本すら持ち歩かずに生活しているというのに。
だが御苑さんは本物の刃物を前にしても冷徹な仮面を剥ぐことはなかった。
男の持つナイフを一瞥すると、私の方へと視線を投げかける。
「ユルツィガーさん、すみません。お見苦しいところをお見せします」
そうして一言謝るや否や、彼の――御苑さんの右腕の、肘から先の服が爆ぜた。
そこから現れたのは鈍色に輝く巨大なブレードだ。男の手に握られたナイフより何倍も大きく、威圧感を持っている。
ブレードが伸びる根本、御苑さんの腕はというと、こちらも鈍色、細かな部品やケーブルやらで覆われている。
あぁ、なるほど。だから彼はこの夏の最中でも長袖に身を包んで。
私がそうして一つの答えを得ている間に、御苑さんの腕のブレードが鋭く振るわれる。
「がは……っ!!」
ナイフを構えた男が大きく吹き飛ばされた。宙を舞った身はそのまま、ナイフを取り落として私の背後に設えられた植え込みの中へ突っ込んでいく。
足だけを植え込みから出した状態で、足をばたつかせることもなく静かになった男。まさか死んではいないと思うが、放置していてもいいものだろうか。
そう逡巡する私に、御苑さんがすっと腕を伸ばしてきた。腕のブレードが機械音と共に腕の中へとしまわれていく。
「ユルツィガーさん、もう大丈夫ですよ」
「あ……」
そうして初めて表情を緩め、優しく私に微笑みかけてくる御苑さんの身体に、私は思わず駆け寄り、そして抱き着いた。
抱き着いた胸板は硬質的で、ほんのりと機械油のにおいがした。先程までは気付くことのなかったにおい、知らなかった質感だ。
彼がそっと私の後頭部を撫でてくる。
「申し訳ありません、驚かせてしまいましたね」
「……あなたは、一体」
筋肉とはまた異なる硬い胸板にそっと手を添えると、彼は身をかがめてそっと耳打ちしてきた。
言うことには。
「アシュトン・フランシスカン・御苑。異世界「マキナルディア」出身の機械人です。
貴女と同じ、異世界出身の者です」
~新宿区・飯田橋~
~てしごとや ふくの鳥 飯田橋店~
「……とまぁ、そんな具合でな。件の彼も人間ではなかったということを、その時知ったわけだ」
「はー……無表情だなとは思っていたが、機械の身体じゃそりゃーなぁ」
語り終えたシフェールの手に持たれたお猪口に、日本酒を徳利から注ぎながらアンバスが嘆息した。
なるほど、と言うしかない。腕にそんなギミックが仕込まれているなら、隠すために長袖を着るしかないか。
だが、どことなく嬉しかった。あの彼とシフェールが親密になれたこともそうだが、彼女らが互いに互いの共通点を見つけられたことが、だ。
「でも、よかったじゃないか。これからもいい感じに関係が続くといいな」
「ありがとう、マウロ……まぁ、それはこれから、だな」
紅潮し始めた頬を緩めて、柔らかな眼差しでシフェールは微笑んだ。
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~第31話へ~
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