56 / 72
第4章 魔王と英雄
第52話 着ぐるみ士、追い詰める
しおりを挟む
戦い始めてから10分近くが経過しただろうか。俺とギュードリンの試合は、まだ続いていた。
「ふっ、はっ!」
「なんのっ!」
息が上がりかけながらも、俺は動き続ける。爪を振るって、噛み付いて、頭突きをかまして。そうして絶え間なく近接攻撃を仕掛けていくのを、ギュードリンも最小限の動きでかわしながら俺に向かって拳を打ち込んでくる。
しかし、戦い始めから見てみると、ギュードリンの動きは明らかに鈍っていた。あれだけの能力を封身しても持つ彼女だ。長時間の戦闘は不慣れなのかもしれない。
長期戦なら俺に分があるはずだ。フェイントを交えながら再び咆哮して風を飛ばす。
「ぎっ……ガァァッ!」
「うわっ……っと!!」
今度の風牙はクリーンヒットした。顔面に風を受けたギュードリンの身体が後方に倒れ込み、受け身を取った流れで起き上がる。その表情は、血を流しながらもキラキラと輝かんばかりだ。
「やるねぇジュリオ君、風牙の使い方がだいぶ上手くなってきたじゃないか!」
「便利ですねこれ、ほぼノーモーションで使えるんで!」
嬉しそうな彼女の言葉に感想を述べながら、俺は再び彼女に肉薄した。
実際、風牙は随分と便利な魔法だ。フェンリルを始めとした魔狼が得意とするのもうなずける。
長ったらしい詠唱文句を紡ぐことなく、一吠えするだけで魔法を発動させられるのだ。魔力が声に乗っているとは言え、使いやすいと言ったらない。
「そうだろ、狼化していないと使えないのが難点だけどね! これがあるって分かるだけでも、だいぶ違うはずだ!」
俺の振るった前足を両腕を交差させて受け止めながら、ギュードリンは笑った。
ああ、楽しそうだ。心の底から楽しそうだ。そのことに少し嬉しくなりながら、俺はさらに言葉をぶつけていく。
「確かに。それで、どうですか、俺!」
ぐ、と両の前足に力がこもる。ギュードリンの端正な顔と、俺の狼の顔が触れそうなくらいに近づく。
そして俺の額と彼女の額が触れ合う中で、破顔したギュードリンは叫んだ。
「最高だ!!」
「光栄です!!」
俺も叫び返す。同時にギュードリンの両手がかち上げられ、俺の前足を弾き飛ばす。
俺もそれに合わせてジャンプした。後方宙返りをしてギュードリンから距離を取る。その間にも俺は魔法の詠唱を紡いでいた。炎魔法第八位階、噴火。
「爆炎よ爆炎よ、嵐となりて世の一切を焼き払え! 其は高く天へと至り、大気を灼き、星々を焦がすもの! 噴火!!」
ギュードリンも負けていない。俺の前足を弾いてから飛び退いて、その口で魔法の詠唱を発していた。
「罪も徳も全てを押し流し奪い去る! 暗黒の時よ来たれ、其は一切を押し潰し、一切を無に帰してすすぐもの! 大洪水!!」
水魔法第七位階、大洪水だ。彼女にしては珍しく詠唱省略なし。それだけ俺に対して全力で対していると言うことなのだろう。
重複詠唱した第八位階と、重複詠唱していない第七位階。普通なら第七位階の魔法が一瞬で押し潰されるだろうが、そこは神魔王ギュードリン。俺の噴火の炎をしっかと押し留めている。
「ぐっ……!」
「くくく……!」
そのまま始まる、俺と彼女の間での魔法による押し相撲。互いの魔法は拮抗しているかのように見えたが、違う。俺の発する炎が、じわりじわりとギュードリンの放った大波を侵食し、その水を蒸発させていた。
勝っている。俺の魔法が。重複詠唱してブーストを掛けているとは言え、魔法でギュードリンを上回ることが、どれほど困難なことか。今更説明するまでもないだろう。
事実、だんだんと額に汗をかき始めたギュードリンは目を大きく見開いて眼前の光景を見ていた。その瞳には、明らかに驚愕の色が見える。
「はっはははは!! これは驚いた、私が魔法勝負で押し負けるなんて!!」
「ご冗談を……! 俺は重複詠唱をしてこれですからね!」
しかし俺も気は抜かない。MPを最大限につぎ込んで威力の底上げを図る。と、MPの放出をやめたギュードリンが先に動き出した。
「私に詠唱省略をさせない時点で誇れることだ! いいねぇ……久々にぞくぞくしてきたよ!!」
「嬉しいことですね!!」
爆炎が辺り一帯に広がっていく中、その炎を突き破るようにギュードリンが俺に迫る。
対して俺も魔法の維持を止めた。炎が力を失って消えていくのをそのままに、ギュードリンを迎え撃つべく風の刃を何重にも放つ。魔狼形態を取っている今なら、無詠唱で風刃を使えるようになっていた。もしかしたらスキルに追加されているかもしれない。
風刃を身に受けてその身体から血を流しながらも、ギュードリンは俺に向かって突っ込んできた。その拳を爪先で受けるようにしながら後方に引き衝撃を和らげ、同時にもう片方の前足を突き出して殴打を加える。
俺の肉球にギュードリンの顔が激突するのを感じた。痛みはそれほどでもないだろうが、衝撃はかなりあるはずだ。小さく頭を振りながらギュードリンが声を発する。
「それだ! 魔法と近接攻撃を巧みに組み合わせたその戦い方! 多彩な攻撃を瞬時に切り替えて使いこなす様! さすがは着ぐるみ士だ!!」
「これでも、着ぐるみ士としては世界で五指に入る腕前と評判ですのでね!」
彼女の言葉に同意をしながら、俺は開いた口を彼女の喉に向けた。口の中の牙に、彼女の肌が当たる感覚がする。
そのままがちりと噛み付けば傷も負わせられたかもしれないが、ギュードリンはそこに腕を突っ込んできた。このままでは噛めないし動きを封じられる。すぐに頭を引く。
一気に後方へと飛び退きながら、俺は笑みを見せながらうそぶいた。
「ま、とっくに世界で一番ですけど!!」
「違いない!!」
その言葉にからりと笑い、ギュードリンは再び突っ込んできた。今度は先程のように直線的な動きではない。左右にステップしながら俺を翻弄しにかかる。
その、ともすれば分身したかのようなギュードリンが、三方向から同時に魔法を放ってきた。光の槍が彼女の手から伸びてくる。
「光槍!」
「くっ……!」
そのまばゆい光を放つ槍を、俺はどうにか見極めてかわした。実際に分身して撃ってきているわけではないから、飛んでくる魔法は一発だけ。その魔法がどこから飛んでくるかを見分けられれば、ギュードリンの位置も掴める。
はたして、俺はまっすぐ前進した。そのまま地を蹴って、真正面に立つギュードリンに頭からタックルする。全体重を乗せた俺の頭突きに、彼女の足が僅かに浮いた。
「しまっ――」
「ここに来たりて集え! 暴風!!」
その瞬間を俺は逃さない。即座に風魔法第三位階、暴風を放つ。
第三位階という初級クラスの魔法でも、俺くらいのステータスで詠唱省略せずに放てば立派な武器だ。加えてギュードリンは今、地に足がついていない。おまけに俺に頭突きされて後方に向かって力が加わっている。
結果どうなるか。これまでとは比較にならない勢いで、ギュードリンの身体が吹き飛ばされた。飛んで飛んで、大きな岩に身体が激突して止まる。
動かない。勝っただろうか。いや、少しすれば体力が自然回復して起き上がってくるだろう。だが、それでも。
「はぁっ、はぁっ……!」
ギュードリンに、最強の魔王に明確な一撃を加えることが出来た。その事実が俺を高揚させる。疲れ切ってヘトヘトだというのに、尻尾を振ってしまいそうになる。
だが、今は戦いの最中だ、気を引き締めて前方を見る。と。
「ふ、ふふふ……はははは……!!」
ゆらりと立ち上がったギュードリンが、心底からおかしいと言わんばかりに全力で笑っていた。それはもう、大笑いという表現が相応しいくらいだ。
予想だにしない反応に、俺の目が大きく見開かれる。
「ギュ、ギュードリンさん……? あの――」
何が、と問うより先に。
「ごめん、ジュリオ君」
「えっ」
ギュードリンは俺に、謝罪の言葉を述べた。
その意味を俺が理解するより先に、彼女の身体が、魔力が、何倍にも膨れ上がった。
これまでとは比較にならない、それこそ、これまでの彼女がちっぽけに思えてしまうほどの圧だ。そしてその圧を発する彼女は。
「血が沸き立つのを抑えられそうにない。いつぶりかなぁ……ちょっと本気になっちゃいそうだ!!」
それまでの人型じゃない、巨大な狼の姿になったギュードリンが嬉しそうに咆哮を響かせた次の瞬間だ。
その大きな姿が消えて、ほぼ同時。全身を貫かれたような衝撃が俺を襲った。
息を吐き出す間もない。視線を動かす間すらない。分からない。捉えられないとかそういう次元じゃない。何をされたのかが全く分からない。
そのまま、俺の意識は刈り取られて闇に呑まれていった。
「ふっ、はっ!」
「なんのっ!」
息が上がりかけながらも、俺は動き続ける。爪を振るって、噛み付いて、頭突きをかまして。そうして絶え間なく近接攻撃を仕掛けていくのを、ギュードリンも最小限の動きでかわしながら俺に向かって拳を打ち込んでくる。
しかし、戦い始めから見てみると、ギュードリンの動きは明らかに鈍っていた。あれだけの能力を封身しても持つ彼女だ。長時間の戦闘は不慣れなのかもしれない。
長期戦なら俺に分があるはずだ。フェイントを交えながら再び咆哮して風を飛ばす。
「ぎっ……ガァァッ!」
「うわっ……っと!!」
今度の風牙はクリーンヒットした。顔面に風を受けたギュードリンの身体が後方に倒れ込み、受け身を取った流れで起き上がる。その表情は、血を流しながらもキラキラと輝かんばかりだ。
「やるねぇジュリオ君、風牙の使い方がだいぶ上手くなってきたじゃないか!」
「便利ですねこれ、ほぼノーモーションで使えるんで!」
嬉しそうな彼女の言葉に感想を述べながら、俺は再び彼女に肉薄した。
実際、風牙は随分と便利な魔法だ。フェンリルを始めとした魔狼が得意とするのもうなずける。
長ったらしい詠唱文句を紡ぐことなく、一吠えするだけで魔法を発動させられるのだ。魔力が声に乗っているとは言え、使いやすいと言ったらない。
「そうだろ、狼化していないと使えないのが難点だけどね! これがあるって分かるだけでも、だいぶ違うはずだ!」
俺の振るった前足を両腕を交差させて受け止めながら、ギュードリンは笑った。
ああ、楽しそうだ。心の底から楽しそうだ。そのことに少し嬉しくなりながら、俺はさらに言葉をぶつけていく。
「確かに。それで、どうですか、俺!」
ぐ、と両の前足に力がこもる。ギュードリンの端正な顔と、俺の狼の顔が触れそうなくらいに近づく。
そして俺の額と彼女の額が触れ合う中で、破顔したギュードリンは叫んだ。
「最高だ!!」
「光栄です!!」
俺も叫び返す。同時にギュードリンの両手がかち上げられ、俺の前足を弾き飛ばす。
俺もそれに合わせてジャンプした。後方宙返りをしてギュードリンから距離を取る。その間にも俺は魔法の詠唱を紡いでいた。炎魔法第八位階、噴火。
「爆炎よ爆炎よ、嵐となりて世の一切を焼き払え! 其は高く天へと至り、大気を灼き、星々を焦がすもの! 噴火!!」
ギュードリンも負けていない。俺の前足を弾いてから飛び退いて、その口で魔法の詠唱を発していた。
「罪も徳も全てを押し流し奪い去る! 暗黒の時よ来たれ、其は一切を押し潰し、一切を無に帰してすすぐもの! 大洪水!!」
水魔法第七位階、大洪水だ。彼女にしては珍しく詠唱省略なし。それだけ俺に対して全力で対していると言うことなのだろう。
重複詠唱した第八位階と、重複詠唱していない第七位階。普通なら第七位階の魔法が一瞬で押し潰されるだろうが、そこは神魔王ギュードリン。俺の噴火の炎をしっかと押し留めている。
「ぐっ……!」
「くくく……!」
そのまま始まる、俺と彼女の間での魔法による押し相撲。互いの魔法は拮抗しているかのように見えたが、違う。俺の発する炎が、じわりじわりとギュードリンの放った大波を侵食し、その水を蒸発させていた。
勝っている。俺の魔法が。重複詠唱してブーストを掛けているとは言え、魔法でギュードリンを上回ることが、どれほど困難なことか。今更説明するまでもないだろう。
事実、だんだんと額に汗をかき始めたギュードリンは目を大きく見開いて眼前の光景を見ていた。その瞳には、明らかに驚愕の色が見える。
「はっはははは!! これは驚いた、私が魔法勝負で押し負けるなんて!!」
「ご冗談を……! 俺は重複詠唱をしてこれですからね!」
しかし俺も気は抜かない。MPを最大限につぎ込んで威力の底上げを図る。と、MPの放出をやめたギュードリンが先に動き出した。
「私に詠唱省略をさせない時点で誇れることだ! いいねぇ……久々にぞくぞくしてきたよ!!」
「嬉しいことですね!!」
爆炎が辺り一帯に広がっていく中、その炎を突き破るようにギュードリンが俺に迫る。
対して俺も魔法の維持を止めた。炎が力を失って消えていくのをそのままに、ギュードリンを迎え撃つべく風の刃を何重にも放つ。魔狼形態を取っている今なら、無詠唱で風刃を使えるようになっていた。もしかしたらスキルに追加されているかもしれない。
風刃を身に受けてその身体から血を流しながらも、ギュードリンは俺に向かって突っ込んできた。その拳を爪先で受けるようにしながら後方に引き衝撃を和らげ、同時にもう片方の前足を突き出して殴打を加える。
俺の肉球にギュードリンの顔が激突するのを感じた。痛みはそれほどでもないだろうが、衝撃はかなりあるはずだ。小さく頭を振りながらギュードリンが声を発する。
「それだ! 魔法と近接攻撃を巧みに組み合わせたその戦い方! 多彩な攻撃を瞬時に切り替えて使いこなす様! さすがは着ぐるみ士だ!!」
「これでも、着ぐるみ士としては世界で五指に入る腕前と評判ですのでね!」
彼女の言葉に同意をしながら、俺は開いた口を彼女の喉に向けた。口の中の牙に、彼女の肌が当たる感覚がする。
そのままがちりと噛み付けば傷も負わせられたかもしれないが、ギュードリンはそこに腕を突っ込んできた。このままでは噛めないし動きを封じられる。すぐに頭を引く。
一気に後方へと飛び退きながら、俺は笑みを見せながらうそぶいた。
「ま、とっくに世界で一番ですけど!!」
「違いない!!」
その言葉にからりと笑い、ギュードリンは再び突っ込んできた。今度は先程のように直線的な動きではない。左右にステップしながら俺を翻弄しにかかる。
その、ともすれば分身したかのようなギュードリンが、三方向から同時に魔法を放ってきた。光の槍が彼女の手から伸びてくる。
「光槍!」
「くっ……!」
そのまばゆい光を放つ槍を、俺はどうにか見極めてかわした。実際に分身して撃ってきているわけではないから、飛んでくる魔法は一発だけ。その魔法がどこから飛んでくるかを見分けられれば、ギュードリンの位置も掴める。
はたして、俺はまっすぐ前進した。そのまま地を蹴って、真正面に立つギュードリンに頭からタックルする。全体重を乗せた俺の頭突きに、彼女の足が僅かに浮いた。
「しまっ――」
「ここに来たりて集え! 暴風!!」
その瞬間を俺は逃さない。即座に風魔法第三位階、暴風を放つ。
第三位階という初級クラスの魔法でも、俺くらいのステータスで詠唱省略せずに放てば立派な武器だ。加えてギュードリンは今、地に足がついていない。おまけに俺に頭突きされて後方に向かって力が加わっている。
結果どうなるか。これまでとは比較にならない勢いで、ギュードリンの身体が吹き飛ばされた。飛んで飛んで、大きな岩に身体が激突して止まる。
動かない。勝っただろうか。いや、少しすれば体力が自然回復して起き上がってくるだろう。だが、それでも。
「はぁっ、はぁっ……!」
ギュードリンに、最強の魔王に明確な一撃を加えることが出来た。その事実が俺を高揚させる。疲れ切ってヘトヘトだというのに、尻尾を振ってしまいそうになる。
だが、今は戦いの最中だ、気を引き締めて前方を見る。と。
「ふ、ふふふ……はははは……!!」
ゆらりと立ち上がったギュードリンが、心底からおかしいと言わんばかりに全力で笑っていた。それはもう、大笑いという表現が相応しいくらいだ。
予想だにしない反応に、俺の目が大きく見開かれる。
「ギュ、ギュードリンさん……? あの――」
何が、と問うより先に。
「ごめん、ジュリオ君」
「えっ」
ギュードリンは俺に、謝罪の言葉を述べた。
その意味を俺が理解するより先に、彼女の身体が、魔力が、何倍にも膨れ上がった。
これまでとは比較にならない、それこそ、これまでの彼女がちっぽけに思えてしまうほどの圧だ。そしてその圧を発する彼女は。
「血が沸き立つのを抑えられそうにない。いつぶりかなぁ……ちょっと本気になっちゃいそうだ!!」
それまでの人型じゃない、巨大な狼の姿になったギュードリンが嬉しそうに咆哮を響かせた次の瞬間だ。
その大きな姿が消えて、ほぼ同時。全身を貫かれたような衝撃が俺を襲った。
息を吐き出す間もない。視線を動かす間すらない。分からない。捉えられないとかそういう次元じゃない。何をされたのかが全く分からない。
そのまま、俺の意識は刈り取られて闇に呑まれていった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる