78~運命のカード

ルカ(聖夜月ルカ)

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新たな結界

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「つまり、術で結界を破ろうとしたら、その術の力が結界に吸収され、さらに強い防御効果を生み出す…とそういうことですか?」

「はい、いかにも、その通りです。」

「では、どうすれば結界は破れるのですか?」

「言うなれば無敵の結界です。
もし、どうしても破ろうと思えば、結界の構造を知り、一から解いていくしかありません。」

「結界を、解く……」



魔導士ではないネストルには、その方法は皆目わからなかったが、それがとても難しいことだということは、漠然と理解した。







「まずは、入山証を渡す。」

ネストルは、二人に入山証を手渡した。



「絶対になくすなよ。
これさえあれば、どこの宿舎にも入れるし、好きな時に食事をすることが出来る。」

「へぇ、至れり尽くせりだな。」

「それと、その入山証は、麓にある結界も通れるからな。」

「リンガーはしっかりしてるんだな。
ここでは綻びから入るような奴はいないのか?」

「リンガーには、綻びなんてものはない。」

言い切ったネストルに、ロマノスは目を丸くした。



「それで頂上の結界は…」

「それなんだがな…」

ネストルは、ロダンから聞いた話を二人に話した。
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