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休日のおでかけは、ファンタスティック!

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 「ちょっと~!起きて~!」



 次の日の朝、私は大きな声でたたき起こされた。
スマホを見たら、まだ5:20



 「早く起きないと、朝食が間に合わないわよ!」



まだ半分眠ってる頭でもわかった。
それが、手島さんの声だってことが。



 「は、はい…今、起きます。」

 私は頭と体を無理やりに動かして起き上がった。



 「いたた……」

 起きた途端に、足やら腰が痛んだ。
もしかして、昨日、はしゃぎすぎたせい??
あ~、やだやだ、年は取りたくないもんだ。
でも、もっと年を取ったら、二~三日してから痛むらしいから、すぐに痛みが出るのはまだマシってことか。



 「おはようございます。」

 無理に笑顔を浮かべる。



 「まずは雨戸を開けて来なさいよ。
 私は部屋で待ってるから、準備が出来たら呼びに来て。」

 手島さんは極めてクールにそう言った。



 「はい。」

とりあえず、私はそのまま雨戸を開ける作業に取り掛かった。



まさか、こんな早くに戻って来るとは思わなかったよ。
この時間だと、始発で来たのかな?
 手島さんも本当に元気だね。

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