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第83話:戦いの結果は
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この世界の人間はおろかどのような生物もたどり着けないこの空間を、デビルピアは"聖域"と呼んでいた。
宇宙空間からの超超超高度攻撃。
それが、数千年前に世界人口の七割も死滅させた所以であった。
沈黙と漆黒が支配する空間で、先に動いたのはデビルピアだ。
宇宙に漂う魔力を吸収して、漆黒の光線を放った。
『《絶死の魔壊閃》!』
数千年前の勇者ですら防げなかった、死の光線だ。
触れた瞬間、生体の細胞にまで致命的な損傷と回復不能のダメージを与える。
ネオンは即座にセントリーの魔力を一カ所に集めた。
――腹部高圧縮粒子砲、発射!
セントリーの腹部に設置された射出口から、太陽の輝きを思わせる白いレーザーが発射された。
《絶死の魔壊閃》に衝突し、莫大なエネルギーが生まれ空間が捻じ曲がる。
(封印される寸前、勇者をも殺した魔法だ。貴様の光魔法諸共消し去ってくれる!)
拮抗したのは一瞬で、粒子砲は死の光線を簡単に切り裂き、デビルピアに直撃した。
『がっはっ……おのれっ! ……だが、余を殺すことなどできん!』
高出力の粒子砲がデビルピアの胸部を貫いたが、すぐに再生が始まる。
――やはり、再生するか。それなら……。
粒子砲を拡散させ、目も潰れるほどの閃光を放った。
(目眩ましか!)
視界を奪った一瞬の隙をついて、膨大な魔力を纏わせた拳で殴りかかる。
落雷の100倍の高電圧、100億ボルトの電気がデビルピアを襲った。
『ぐ、ああああああっ!』
――まだだ!
デビルピアを殴りつけたまま、セントリーは空に落ちる。
大気圏突入による空力摩擦が生じ、徐々に両者の全身は赤く染まる。
空気の膨大な摩擦により、あっという間に摂氏3000度もの高熱に包まれた。
(ぐっ……まずい! 再生が間に合わん!)
本来なら、膨大な魔力の鎧で防御してから大気圏に突入する。
だが、電撃と準備の時間を与えない突入により、デビルピアの身体には再生し切れないほどのダメージが蓄積し始めた。
空気摩擦を強めるため、セントリーはフル出力を発揮する。
両者はものの数十秒で大気圏を突破し、全身の焼けただれたデビルピアが遥か上空に見えた。
ネオンは留めを刺すため、<神裂きの剣>に魔力を込める。
己の運命を悟ったデビルピアは、流れる走馬灯とともにネオンの真価に気づいた。
(勇者の再来……? ……いや、それ以上の……!)
天をも貫く巨大な剣が眼前に迫り、思考はそこで途切れた。
「<極大冥撃>!」
『ぐ…………あああああああ!』
デビルピアの断末魔の叫びが地上にまで轟く。
ネオンの生み出した魔力の巨大な剣は、デビルピアだけでなく雲を切り裂き、大気を貫き、宇宙に飛び交う隕石すらも切り裂いた。
ゴドン!とデビルピアの亡骸が地面に衝突する。
――そうだ、使い魔たちは!?
周りを見ると、四体の使い魔はブリジットやスパイ三人の他、地底エルフや領民、国家元首の護衛たちが力を合わせて既に討伐していた。
地面に横たわる亡骸に勝利を確信したネオンは、嬉しさに拳を強く握る。
「勝った……領地を守れたんだ……!」
ネオンの雄叫びに呼応するように、領地にいる全ての人間がネオンに駆け寄った。
真っ先に、国家元首たちが喜びと感謝の言葉を叫ぶ。
「あのデビルピアを倒すとは……ネオン少年、これは歴史に残る大偉業だ! 朕は……朕は感激だ!」
「ありがとう、ネオン少年! 君のおかげで僕たちは救われた! 連邦は救世主として讃え続ける!」
「一度ならず二度も命を救ってくれるなんて、お主はどこまで想像を超えれば気が済むんじゃ!」
何か答える間もなく、彼らの娘たちが屈強な三人を押しのけ現れる。
「パパを、そして私たちを助けてくれてありがとう、ネオン君! ……ああ、もう! 他に感謝の言葉が思いつかないのが悔しいわ!」
「あなたには世界中の誰も追いつけないわ~! いくら感謝してもしきれないとはこのことね~!」
「ネオン……かっこいい……! 大好き……!」
さらに続けてスパイ三人も領民もジャンヌも地底エルフたちも、ウニ猫妖精たちも……全員が喜びを爆発させる。
「よくやったぞ、ネオン! まさしく、お前は世界最強だ!」
「ありがとうネオン君! 君がここにいてくれたから、僕たちは今生きている!」
「ネオンさん、心の底から感謝申し上げます! あなたのおかげで、また楽しい人生が送れます!」
『お前は際限なしに強くなるの! こんなすごい人間が仲間にいるなんて、妾も鼻が高い!』
『悪いヤツをやっつけてくれてありがとウニー! ネオンがいれば何も怖くないウニ!』
「「ネオン様、このご恩は一生忘れません!」」
彼らを見ながら、ネオンは静かに思う。
――みんなの笑顔が守れてよかった。
揉みくちゃにされるネオンの横に、そっとブリジットが寄り添う。
「ネオン様、やっぱりあなた様こそ至上最高の領主で、そして旦那様ございますね。隣にいられるのが本当に幸せです。これからも一生ついてまいります」
「ありがとう、みんなのおかげだよ。そして……これからもよろしくね」
ネオンを讃える歓喜の声は、いつまでも絶えることがなかった。
宇宙空間からの超超超高度攻撃。
それが、数千年前に世界人口の七割も死滅させた所以であった。
沈黙と漆黒が支配する空間で、先に動いたのはデビルピアだ。
宇宙に漂う魔力を吸収して、漆黒の光線を放った。
『《絶死の魔壊閃》!』
数千年前の勇者ですら防げなかった、死の光線だ。
触れた瞬間、生体の細胞にまで致命的な損傷と回復不能のダメージを与える。
ネオンは即座にセントリーの魔力を一カ所に集めた。
――腹部高圧縮粒子砲、発射!
セントリーの腹部に設置された射出口から、太陽の輝きを思わせる白いレーザーが発射された。
《絶死の魔壊閃》に衝突し、莫大なエネルギーが生まれ空間が捻じ曲がる。
(封印される寸前、勇者をも殺した魔法だ。貴様の光魔法諸共消し去ってくれる!)
拮抗したのは一瞬で、粒子砲は死の光線を簡単に切り裂き、デビルピアに直撃した。
『がっはっ……おのれっ! ……だが、余を殺すことなどできん!』
高出力の粒子砲がデビルピアの胸部を貫いたが、すぐに再生が始まる。
――やはり、再生するか。それなら……。
粒子砲を拡散させ、目も潰れるほどの閃光を放った。
(目眩ましか!)
視界を奪った一瞬の隙をついて、膨大な魔力を纏わせた拳で殴りかかる。
落雷の100倍の高電圧、100億ボルトの電気がデビルピアを襲った。
『ぐ、ああああああっ!』
――まだだ!
デビルピアを殴りつけたまま、セントリーは空に落ちる。
大気圏突入による空力摩擦が生じ、徐々に両者の全身は赤く染まる。
空気の膨大な摩擦により、あっという間に摂氏3000度もの高熱に包まれた。
(ぐっ……まずい! 再生が間に合わん!)
本来なら、膨大な魔力の鎧で防御してから大気圏に突入する。
だが、電撃と準備の時間を与えない突入により、デビルピアの身体には再生し切れないほどのダメージが蓄積し始めた。
空気摩擦を強めるため、セントリーはフル出力を発揮する。
両者はものの数十秒で大気圏を突破し、全身の焼けただれたデビルピアが遥か上空に見えた。
ネオンは留めを刺すため、<神裂きの剣>に魔力を込める。
己の運命を悟ったデビルピアは、流れる走馬灯とともにネオンの真価に気づいた。
(勇者の再来……? ……いや、それ以上の……!)
天をも貫く巨大な剣が眼前に迫り、思考はそこで途切れた。
「<極大冥撃>!」
『ぐ…………あああああああ!』
デビルピアの断末魔の叫びが地上にまで轟く。
ネオンの生み出した魔力の巨大な剣は、デビルピアだけでなく雲を切り裂き、大気を貫き、宇宙に飛び交う隕石すらも切り裂いた。
ゴドン!とデビルピアの亡骸が地面に衝突する。
――そうだ、使い魔たちは!?
周りを見ると、四体の使い魔はブリジットやスパイ三人の他、地底エルフや領民、国家元首の護衛たちが力を合わせて既に討伐していた。
地面に横たわる亡骸に勝利を確信したネオンは、嬉しさに拳を強く握る。
「勝った……領地を守れたんだ……!」
ネオンの雄叫びに呼応するように、領地にいる全ての人間がネオンに駆け寄った。
真っ先に、国家元首たちが喜びと感謝の言葉を叫ぶ。
「あのデビルピアを倒すとは……ネオン少年、これは歴史に残る大偉業だ! 朕は……朕は感激だ!」
「ありがとう、ネオン少年! 君のおかげで僕たちは救われた! 連邦は救世主として讃え続ける!」
「一度ならず二度も命を救ってくれるなんて、お主はどこまで想像を超えれば気が済むんじゃ!」
何か答える間もなく、彼らの娘たちが屈強な三人を押しのけ現れる。
「パパを、そして私たちを助けてくれてありがとう、ネオン君! ……ああ、もう! 他に感謝の言葉が思いつかないのが悔しいわ!」
「あなたには世界中の誰も追いつけないわ~! いくら感謝してもしきれないとはこのことね~!」
「ネオン……かっこいい……! 大好き……!」
さらに続けてスパイ三人も領民もジャンヌも地底エルフたちも、ウニ猫妖精たちも……全員が喜びを爆発させる。
「よくやったぞ、ネオン! まさしく、お前は世界最強だ!」
「ありがとうネオン君! 君がここにいてくれたから、僕たちは今生きている!」
「ネオンさん、心の底から感謝申し上げます! あなたのおかげで、また楽しい人生が送れます!」
『お前は際限なしに強くなるの! こんなすごい人間が仲間にいるなんて、妾も鼻が高い!』
『悪いヤツをやっつけてくれてありがとウニー! ネオンがいれば何も怖くないウニ!』
「「ネオン様、このご恩は一生忘れません!」」
彼らを見ながら、ネオンは静かに思う。
――みんなの笑顔が守れてよかった。
揉みくちゃにされるネオンの横に、そっとブリジットが寄り添う。
「ネオン様、やっぱりあなた様こそ至上最高の領主で、そして旦那様ございますね。隣にいられるのが本当に幸せです。これからも一生ついてまいります」
「ありがとう、みんなのおかげだよ。そして……これからもよろしくね」
ネオンを讃える歓喜の声は、いつまでも絶えることがなかった。
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