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第13話:クエスト受注
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剣を振るうたび、甲高い音が森に響く。
最近、俺はコシーに剣術の稽古をつけてもらっていた。
もちろん、自分も一緒に戦うためだ。
〔マスター! いきますよ!〕
「ああ、思いっきりきてくれ!」
魔力を注いだので、コシーは俺と同じくらいの大きさだった。
まだ手加減はしてくれているものの素早い一撃がくる。
しっかりと剣の軌道を見て、動きを予想する。
くっ……それっ!
俺は降り下ろされるコシーの剣を弾き返した。
〔お見事です、マスター。今朝の訓練はこのくらいにしておきましょうか〕
「ありがとう、コシー」
汗を拭い剣をしまう。
いい汗をかいたな。
日々、俺も強くなっている気がする。
剣の修行は早朝にやっていた。
エイメスに見られると怒られそうだからだ。
この時間なら彼女はまだ寝ているはずなのだが……。
〔何やってるの? 二人とも〕
いつの間にか、俺の後ろにエイメスがいた。
〔エ、エイメスさん!? ど、どうして、こんな時間に!? べ、別に何でもないですよ! 隠れてやっていただけで!〕
「その言い方は誤解を招くって!」
頭を抱える。
単純に、剣の修行と言ってくれ~。
何か悪いことをしていたみたいじゃないのよ~。
エイメスはちょうどいい具合に汗だくの俺を見る。
〔……〕
激しい雷が彼女をまとう……。
「ま、待って! コシーに剣の修行をつけてもらっていたんだよ! エイメスを起こしちゃうとまずいから、朝早い時間にお願いしていたんだ!」
〔剣の……修行?〕
「そう! 剣の修行! ほら、これ見て!」
俺は持っている剣を見せながら言った。
エイメスの雷は少しずつ収まっていき、やがて完全に消えた。
俺とコシーはバレないように小さなため息を吐く。
〔なんだぁ、そうならそうと早く言えばいいのにぃ! 勘違いしちゃった!〕
とても強い力で引っ張られ、俺(+コシー)は連行される。
「さ、さぁ、ごはんを食べたらギルドに行こうか」
もしかしたら、剣術の修行よりエイメスのご機嫌取りの方が大変かもしれなかった。
□□□
朝食を済ませ、俺たちはギルドに来た。
まだ朝早いのに、もう冒険者たちがたくさんいる。
おはようございまーす、と三人で挨拶すると、みんなの注目が集まった。
「おーい、みんなぁ! ギルドのエース様がいらっしゃったぞ!」
「我らがアイトのお通りだー!」
「アイトを見ると、元気がでるぜ!」
中に入るや否や、冒険者のみんなが色めきだつ。
今やすっかり、俺はギルドの中心になってしまった。
〔マスターなら当然です〕
〔アイトは強いからね〕
「なんだか恥ずかしいな」
冒険者たちに謙遜していると、ケビンさんがカウンターの奥から出てきた。
「よお、アイト! 今日も調子は良いみたいだな!」
「〔おはようございます〕」
「さぁ、今日はどんな手柄を立ててくれるんだ?」
「そ、そうですねぇ。何がいいかな」
俺たちはクエストボードを見る。
まぁ、しばらくは低ランクが安定かな。
「そうだ、アイト。お前のランクは今どれくらいだ?」
「え?」
「エイメスをテイムしたから、またランクが上がっているかもしれないぞ」
「あっ、たしかにそうですね」
冒険者ランクか。
最低でも黄色になってくれてればいいな。
等級魔石を確認すると……なんと白色だった。
「ケ、ケビンさん、Aランクになってます!」
「凄いぞ、アイト! こんな短期間でAランクになった奴を俺は見たことない。Aランクになるには、俺だってもっと時間がかかったな」
ケビンさんも等級魔石を見て驚く。
とうとう、俺はAランクまできたのか……。
こういうのを感慨深いって言うんだろうな。
〔でも、マスターのランクはSではないのですか? 絶対にSランクはあると思うのですが〕
〔アイトの等級魔石は壊れてるんじゃないの?〕
俺はもう十分過ぎるほど嬉しかったが、コシーとエイメスは納得いかないようだった。
彼女らの話を聞いて、ケビンさんは思い当たった様子で話した。
「たぶん、身体能力がまだ追いついていないんじゃないか?精神や魔力だけでなく、体も鍛えないといけないんだろうよ」
「なるほど……」
そういえば、手引書にも書いてあったな。
冒険者は常に身体と精神の両方を鍛えるようにと。
「アイト、Aランクダンジョンから秘薬を取ってくるクエストがあるんだがな。どうだ? やってみないか?」
「Aランクダンジョン……ですか」
「エイメスは元Sランクダンジョンだから、余裕で攻略できるかもしれんぞ。もちろん、油断は禁物だがな」
確かに、今の俺らなら十分すぎるだろう。
「では、そのクエストを受注します」
まさか、自分がAランクダンジョンを攻略しに行くなんて、想像もつかなかった。
成長したなぁ……。
なんだかしみじみしちゃう。
「じゃあ、手続きを済ませてくるから、コシーとエイメスは向こうで待ってて」
〔わかりました、マスター〕
〔は~い〕
俺は一人で受付にいく。
もちろん、サイシャさんのカウンターだ。
「サイシャさん、手続きをお願いします」
「……はい」
毎回元気に対応してくれるのに、今日のサイシャさんは何となく不機嫌な様子だ。
いつもよりそっけない気がする。
「あ、あのぉ……サイシャさん?」
「……さんは……ですか?」
サイシャさんは作業しながら、小声で何か言っていた。
良く聞こえないので聞き返す。
「すみません、もう一度言ってもらえますか?」
「アイトさんは……私のことどう思ってるんですか?」
聞き返すと、サイシャさんは大きめの声で言った。
しかも、ちょっとだけ怒ったような感じだ。
「え゙? そ、それはどういう意味……でしょうか」
デ、デンジャラスな質問だ……。
俺はエイメスの方をチラチラ見る。
コシーと一緒にクエストの準備中だ。
幸いなことに、彼女はまだ気づいていない。
――こんなところを、エイメスに見られたら……!
今朝だって、一触即発の事態があったばかりだ。
「可愛い女の子に囲まれて、嬉しいのはわかりますけど……もっと、私のことも見てくださいね」
いつもより強い力で受領印を押された直後、エイメスがやってきた。
ニアミスに心臓が跳ね上がる。
〔アイト~、何やってるの?〕
「い、いや! クエストのことを聞いていただけだよ!」
〔ふ~ん〕
「じゃ、じゃあ、ダンジョンに向かおうか」
こっちは常に緊張しっぱなしだ。
しかし、サイシャさんはすでにすまし顔で仕事に戻っていた。
女の人って……怖い。
最近、俺はコシーに剣術の稽古をつけてもらっていた。
もちろん、自分も一緒に戦うためだ。
〔マスター! いきますよ!〕
「ああ、思いっきりきてくれ!」
魔力を注いだので、コシーは俺と同じくらいの大きさだった。
まだ手加減はしてくれているものの素早い一撃がくる。
しっかりと剣の軌道を見て、動きを予想する。
くっ……それっ!
俺は降り下ろされるコシーの剣を弾き返した。
〔お見事です、マスター。今朝の訓練はこのくらいにしておきましょうか〕
「ありがとう、コシー」
汗を拭い剣をしまう。
いい汗をかいたな。
日々、俺も強くなっている気がする。
剣の修行は早朝にやっていた。
エイメスに見られると怒られそうだからだ。
この時間なら彼女はまだ寝ているはずなのだが……。
〔何やってるの? 二人とも〕
いつの間にか、俺の後ろにエイメスがいた。
〔エ、エイメスさん!? ど、どうして、こんな時間に!? べ、別に何でもないですよ! 隠れてやっていただけで!〕
「その言い方は誤解を招くって!」
頭を抱える。
単純に、剣の修行と言ってくれ~。
何か悪いことをしていたみたいじゃないのよ~。
エイメスはちょうどいい具合に汗だくの俺を見る。
〔……〕
激しい雷が彼女をまとう……。
「ま、待って! コシーに剣の修行をつけてもらっていたんだよ! エイメスを起こしちゃうとまずいから、朝早い時間にお願いしていたんだ!」
〔剣の……修行?〕
「そう! 剣の修行! ほら、これ見て!」
俺は持っている剣を見せながら言った。
エイメスの雷は少しずつ収まっていき、やがて完全に消えた。
俺とコシーはバレないように小さなため息を吐く。
〔なんだぁ、そうならそうと早く言えばいいのにぃ! 勘違いしちゃった!〕
とても強い力で引っ張られ、俺(+コシー)は連行される。
「さ、さぁ、ごはんを食べたらギルドに行こうか」
もしかしたら、剣術の修行よりエイメスのご機嫌取りの方が大変かもしれなかった。
□□□
朝食を済ませ、俺たちはギルドに来た。
まだ朝早いのに、もう冒険者たちがたくさんいる。
おはようございまーす、と三人で挨拶すると、みんなの注目が集まった。
「おーい、みんなぁ! ギルドのエース様がいらっしゃったぞ!」
「我らがアイトのお通りだー!」
「アイトを見ると、元気がでるぜ!」
中に入るや否や、冒険者のみんなが色めきだつ。
今やすっかり、俺はギルドの中心になってしまった。
〔マスターなら当然です〕
〔アイトは強いからね〕
「なんだか恥ずかしいな」
冒険者たちに謙遜していると、ケビンさんがカウンターの奥から出てきた。
「よお、アイト! 今日も調子は良いみたいだな!」
「〔おはようございます〕」
「さぁ、今日はどんな手柄を立ててくれるんだ?」
「そ、そうですねぇ。何がいいかな」
俺たちはクエストボードを見る。
まぁ、しばらくは低ランクが安定かな。
「そうだ、アイト。お前のランクは今どれくらいだ?」
「え?」
「エイメスをテイムしたから、またランクが上がっているかもしれないぞ」
「あっ、たしかにそうですね」
冒険者ランクか。
最低でも黄色になってくれてればいいな。
等級魔石を確認すると……なんと白色だった。
「ケ、ケビンさん、Aランクになってます!」
「凄いぞ、アイト! こんな短期間でAランクになった奴を俺は見たことない。Aランクになるには、俺だってもっと時間がかかったな」
ケビンさんも等級魔石を見て驚く。
とうとう、俺はAランクまできたのか……。
こういうのを感慨深いって言うんだろうな。
〔でも、マスターのランクはSではないのですか? 絶対にSランクはあると思うのですが〕
〔アイトの等級魔石は壊れてるんじゃないの?〕
俺はもう十分過ぎるほど嬉しかったが、コシーとエイメスは納得いかないようだった。
彼女らの話を聞いて、ケビンさんは思い当たった様子で話した。
「たぶん、身体能力がまだ追いついていないんじゃないか?精神や魔力だけでなく、体も鍛えないといけないんだろうよ」
「なるほど……」
そういえば、手引書にも書いてあったな。
冒険者は常に身体と精神の両方を鍛えるようにと。
「アイト、Aランクダンジョンから秘薬を取ってくるクエストがあるんだがな。どうだ? やってみないか?」
「Aランクダンジョン……ですか」
「エイメスは元Sランクダンジョンだから、余裕で攻略できるかもしれんぞ。もちろん、油断は禁物だがな」
確かに、今の俺らなら十分すぎるだろう。
「では、そのクエストを受注します」
まさか、自分がAランクダンジョンを攻略しに行くなんて、想像もつかなかった。
成長したなぁ……。
なんだかしみじみしちゃう。
「じゃあ、手続きを済ませてくるから、コシーとエイメスは向こうで待ってて」
〔わかりました、マスター〕
〔は~い〕
俺は一人で受付にいく。
もちろん、サイシャさんのカウンターだ。
「サイシャさん、手続きをお願いします」
「……はい」
毎回元気に対応してくれるのに、今日のサイシャさんは何となく不機嫌な様子だ。
いつもよりそっけない気がする。
「あ、あのぉ……サイシャさん?」
「……さんは……ですか?」
サイシャさんは作業しながら、小声で何か言っていた。
良く聞こえないので聞き返す。
「すみません、もう一度言ってもらえますか?」
「アイトさんは……私のことどう思ってるんですか?」
聞き返すと、サイシャさんは大きめの声で言った。
しかも、ちょっとだけ怒ったような感じだ。
「え゙? そ、それはどういう意味……でしょうか」
デ、デンジャラスな質問だ……。
俺はエイメスの方をチラチラ見る。
コシーと一緒にクエストの準備中だ。
幸いなことに、彼女はまだ気づいていない。
――こんなところを、エイメスに見られたら……!
今朝だって、一触即発の事態があったばかりだ。
「可愛い女の子に囲まれて、嬉しいのはわかりますけど……もっと、私のことも見てくださいね」
いつもより強い力で受領印を押された直後、エイメスがやってきた。
ニアミスに心臓が跳ね上がる。
〔アイト~、何やってるの?〕
「い、いや! クエストのことを聞いていただけだよ!」
〔ふ~ん〕
「じゃ、じゃあ、ダンジョンに向かおうか」
こっちは常に緊張しっぱなしだ。
しかし、サイシャさんはすでにすまし顔で仕事に戻っていた。
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