174 / 197
皆既日食
172
しおりを挟む
陽に朔也を受け入れてもらうための準備と朔也の一方的なセックスの真似事のせいで、ローションと白濁に塗れた薄い腹と華奢な太腿。
陽を汚してしまったような罪悪感と背徳感と
そして独占欲を満たす満足感。
それでも、このままと言うわけには行くまい。
『シャワー浴びような』
目を覚ましそうにないが一応声をかけて抱き上げる。
シャワーで陽と己の身体を綺麗に流しボディソープを泡立てる。
『んっ ふぅ』
寝言と寝息のちょうど中間のような艶かしい声を漏らす陽に、またも煽られる朔也だが一応大人なのだ。
陽と生活を共にするようになる前は、殆ど発現の機会がなかった忍耐力とやらを総動員する。
気を失うように眠ってしまった陽の内腿を勝手に拝借してしまったのだ。
これ以上は何か許されるわけがない。
陽を丸洗いし柔らかなバスタオルで包む。
バスタオルに全ての水分を移動させたところでバスローブを着せ、改めて寝室へ運ぶ。
朔也が暴挙に及んでも、シャワーを浴びても目を覚まさなかった陽が、ベッドに下ろした瞬間、ゆっくりと目蓋を持ち上げた。
『さくや おしっこ』
大きな大きな後ろめたさのせいで、陽を甘やかしたくなるのは許して欲しい。
再び陽を抱き上げ、トイレまでの移動手段を買って出る。
下衣を下ろし、腰を下ろすところまでを手伝えば、ショロショロと水音が聞こえる。
『さくや …り …ん』
眠気のせいだろう。あまり明瞭とは言えない陽の言葉を聞き返せば
『おしり、へん』
幾分明瞭になった言葉を聞き、朔也は肝を冷やす。
『陽、お尻、痛いか?』
しばらく考えた陽は首を横に振る。
『いたくない。へん。』
確かに、日常生活の中で、何かを挿入することなどない場所だ。
男としては細いとは言え朔也の指を、しかも2本も入れたのだ。
違和感があって当然だろう。始めから予想できたはずなのに、陽に無理をさせている。
それでも痛みはないと言ってくれたことに安堵しつつ、やはり、こんなことはするべきではなかったのだと、後悔に飲み込まれそうになる。
それなのに。
下衣を直しベッドに戻るため陽を再び抱き上げれば、
『おしり あしたも やって』
強請る陽の後ろには、今も悪魔の翼と尻尾が見える。
しかし、そこはご都合主義の朔也だ。飲み込まれそうになった後悔をグッと飲み込み、反省する。正しく反省して、次に繋げようと思う。
だからこそ。
『明日はダメ』
秘蕾の拡張と言うことだけで考えれば毎日の方がいいのかもしれない。
しかし、それと同時に快感を覚えさせようとするのだから、陽の体力との相談になる。
世間では、やりたい盛りの年齢ではあるが、陽にそこまでの体力は備わっていない。
そうなると今まで同様のペース、週に2度ほどとなるのだろうが、秘蕾の拡張となれば、1度だけの吐精で済ませるのは難しいだろう。
『お尻は土曜の夜だけだ』
随分と豊かになった表情が、朔也に不満を伝えているが、己の欲望と陽の望み、そして陽の体力で折り合いをつけるのなら、それ以外は選択不可能だ。
『白いのは、いつでも出すの手伝うから』
そして、その時はまた己のモノも一緒に擦ってしまうだろう。
『一緒に気持ちよくなろう』
それがセックスだから。
文字通り、ご都合主義は都合がいいと変に納得した朔也だった。
陽を汚してしまったような罪悪感と背徳感と
そして独占欲を満たす満足感。
それでも、このままと言うわけには行くまい。
『シャワー浴びような』
目を覚ましそうにないが一応声をかけて抱き上げる。
シャワーで陽と己の身体を綺麗に流しボディソープを泡立てる。
『んっ ふぅ』
寝言と寝息のちょうど中間のような艶かしい声を漏らす陽に、またも煽られる朔也だが一応大人なのだ。
陽と生活を共にするようになる前は、殆ど発現の機会がなかった忍耐力とやらを総動員する。
気を失うように眠ってしまった陽の内腿を勝手に拝借してしまったのだ。
これ以上は何か許されるわけがない。
陽を丸洗いし柔らかなバスタオルで包む。
バスタオルに全ての水分を移動させたところでバスローブを着せ、改めて寝室へ運ぶ。
朔也が暴挙に及んでも、シャワーを浴びても目を覚まさなかった陽が、ベッドに下ろした瞬間、ゆっくりと目蓋を持ち上げた。
『さくや おしっこ』
大きな大きな後ろめたさのせいで、陽を甘やかしたくなるのは許して欲しい。
再び陽を抱き上げ、トイレまでの移動手段を買って出る。
下衣を下ろし、腰を下ろすところまでを手伝えば、ショロショロと水音が聞こえる。
『さくや …り …ん』
眠気のせいだろう。あまり明瞭とは言えない陽の言葉を聞き返せば
『おしり、へん』
幾分明瞭になった言葉を聞き、朔也は肝を冷やす。
『陽、お尻、痛いか?』
しばらく考えた陽は首を横に振る。
『いたくない。へん。』
確かに、日常生活の中で、何かを挿入することなどない場所だ。
男としては細いとは言え朔也の指を、しかも2本も入れたのだ。
違和感があって当然だろう。始めから予想できたはずなのに、陽に無理をさせている。
それでも痛みはないと言ってくれたことに安堵しつつ、やはり、こんなことはするべきではなかったのだと、後悔に飲み込まれそうになる。
それなのに。
下衣を直しベッドに戻るため陽を再び抱き上げれば、
『おしり あしたも やって』
強請る陽の後ろには、今も悪魔の翼と尻尾が見える。
しかし、そこはご都合主義の朔也だ。飲み込まれそうになった後悔をグッと飲み込み、反省する。正しく反省して、次に繋げようと思う。
だからこそ。
『明日はダメ』
秘蕾の拡張と言うことだけで考えれば毎日の方がいいのかもしれない。
しかし、それと同時に快感を覚えさせようとするのだから、陽の体力との相談になる。
世間では、やりたい盛りの年齢ではあるが、陽にそこまでの体力は備わっていない。
そうなると今まで同様のペース、週に2度ほどとなるのだろうが、秘蕾の拡張となれば、1度だけの吐精で済ませるのは難しいだろう。
『お尻は土曜の夜だけだ』
随分と豊かになった表情が、朔也に不満を伝えているが、己の欲望と陽の望み、そして陽の体力で折り合いをつけるのなら、それ以外は選択不可能だ。
『白いのは、いつでも出すの手伝うから』
そして、その時はまた己のモノも一緒に擦ってしまうだろう。
『一緒に気持ちよくなろう』
それがセックスだから。
文字通り、ご都合主義は都合がいいと変に納得した朔也だった。
10
あなたにおすすめの小説
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる