【完結】エルフを狩る者 ~世界から見捨てられた殺し屋の男とダークエルフの少女は、エルフに戦争を仕掛ける~

吉田定理

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7、皮膚を破る

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 その夜、カラスは町の屋台で晩飯を済ませ、安宿の部屋に帰ってきた。目抜き通りから一本入っただけで、嘘のように静かになる。階段をのぼり、廊下の一番奥まで進み、建て付けの悪いドアを閉めた。暗がりの中であくびをして、脱いだ上着を椅子の背にかけ、硬いベッドに寝転んだとき、懐に何か当たるような感触があった。まさぐると、手のひらにおさまるほどの宝石が入っていた。
「いつの間にこんなもの……」
 と不審に思ってすぐ、ノーラに魔石をもらったことを思い出して合点がいった。エリシア襲撃の直前に渡されて、懐にしまったのだ。カラスは仰向けに寝転んだまま、魔石を顔の上に掲げて眺めた。今も怪しい紫色の光を、ぼんやりと放っていた。
 ふと、この魔石はなぜこんな色をしているのだろうかと思った。見る者によっては美しいかもしれないが、禍々しいと感じる者もいるかもしれない。
「裏切られた、か」
 カラスは魔石を眺めながら、ノーラが言っていたことを知らず知らず思い出している。
「裏切りなんて、ありふれたことだ。だが……」
 ダークエルフの里の去り際に言った、自分の言葉が気にかかる。自分は確かに――。
「いや、本気で待つわけない。バカか俺は」
 自嘲的な笑いをこぼし、魔石を懐に戻した。目を閉じて早く眠ろうとした。明朝からまた長旅が待っているのだから。
 それなのに、どうも気持ちが悪い。歯の間に何か挟まっているような、もどかしさ。愚鈍な奴に物を説明しても一向に理解されないときのような、苛立ち。一を為すのに十の時間をかけている輩を見たときの、抑え難い老婆心。
「だあああああああああああッ!!」カラスはいきなり絶叫した。「畜生ッ! 糞がッ! 糞がぁあああああ! イライラする! 糞ッ! 殺しておくべきだった! あのガキ! どうして殺さなかった!? なんてことしたんだ俺は!!」喉を、胸の奥を、掻き毟りたい衝動で、カラスは気が狂いそうになった。いや、狂っているのは誰だ? 間違いなくダークエルフの連中だ。あいつらのせいでこっちまでおかしくなった!
 カラスは上着と荷物を引っつかんでドアを蹴り飛ばすと、闇の中へ疾駆した。


 夜が明けたのは、深い森に差し込むわずかな光で分かった。夜の森を歩くのは自殺行為だと分かっていたが、じっとしていることもできなかった。珍しく衝動的に行動し始めたわけだが、森のかなり深いところまで来てから、そもそもダークエルフの里を見つける方法がないことに思い至った。だからといって、何もしないまま町へ引き返すのも情けない。こんな馬鹿なことは、普段であれば絶対にしない。いよいよ頭がおかしくなったようだ、とカラスは確信した。
 無策のまま探索を続けるしかなかった。少なくとも歩き回っている間は、掻き毟りたいような衝動はおさまってくれた。次第に同じところをぐるぐる回っているような錯覚に陥った。腹も減ったし喉も乾いた。眠気も襲ってくるようになった。もしかしたら、すでにダークエルフの里を通り過ぎて、見当違いの場所にいるのかもしれない。そうだとしても、今はただ己の勘と運とを信じて歩くほかなかった。
 歩いても歩いても、里には辿り着けなかった。カラスはついに足を止め、幹に寄り掛かって休んだ。当たり前のことだ。魔力を持たない人間が魔法で隠された里を探すのは、さすがに無理だ。
 懐の魔石を取り出してみる。手掛かりになるのはこいつだけ――。
「なんだこれ!?」
 カラスは思わず声を上げた。魔石は昨晩見ていたときは紫色だったのに、今はそこらへんに転がっているような何の変哲もない石に変わっていた。
「いつの間に石ころになったんだ? おい」
 カラスは石ころをナイフで叩いたり擦ったりしてみたが、どう見てもただの石だ。
「糞! 魔石じゃなかったのか!?」
 石を放り投げると、茂みの中に消えていった。これでもうダークエルフと自分を繋ぐものは何もない……。
「そこにおられるのは、カラス様でございますか」
 ため息を吐いたのと、聞き覚えのある声が聞こえたのは同時だった。姿は見えないが、ロイドに間違いない。
「そうだ俺だ」
 茂みをかき分けて、生え際の後退した銀髪の頭が現われた。カラスは安堵した。
「ロイド、いいところに来てくれた」
「ご無事でしたか。どうしてまだ森の中に?」
「ちょっとな」
「そうでございますか。よろしければ私が森の出口までご案内を」
「いや、里に入れてくれ」
「里に?」
 ロイドはカラスの頼みの意図を考えているようだった。
「単なる忘れ物だ」
「……かしこまりました。こちらへ」
 ロイドに従って、来たほうへ戻ることになった。
「この辺りの森を一人で歩き回るのはオススメいたしません。里の周辺には呪いの罠が設置されておりますゆえ」
「おまえは森の中で何をしていた?」
「罠の発動が感知されたので、確認に来たのでございます。そうしましたら、カラス様がおられました」
「俺は罠にかかったのか? 特に何もないようだが」
「呪いの履歴によると、魔石が発動して打ち消しております。だから無事だったのでしょう」
「気づかないうちに魔石が発動していたのか」
 だから魔石は力を失ってただの石ころに成り果てた、というわけか。部外者が下手にダークエルフの里を見つけようなどと考えないほうがよいらしい。
 そう遠くない場所から里に入ることができた。
 ノーラは地面に座ったまま膝を抱いて眠っていた。しかもカラスが去り際に「そこで待ってろ」と指示した場所から、一歩も動いていない。
「ノーラがカラス様を待っておりました。わたくしや長が説得しても動こうと致しませんでした」
「あいつは頭がおかしいのか? 俺が戻ってこなければ、一生あそこにいるつもりなのか?」
「どこまで本気か分かりませんが、ノーラはそういう子でございます」
「イカれているとしか思えんな」
「わたくしも、ここは様々なものが、少々歪んでいるとは思います。ところで、カラス様の忘れ物とやらは……」
「そこにある」
 カラスの視線の先には、ノーラ。
「おまえたちの契約変更を、俺は拒否した。今更それをどうこうしようとは思わない」
 ロイドが無理に柔和な笑みを浮かべて、頷いた。
 哀れな老エルフを見下ろして、カラスは続ける。
「だから改めて、今度は俺から提案する。俺はエリシアが泣いて命乞いするような屈辱を味わわせたい。これは俺の個人的趣味だ。おまえたちが俺に協力しろ」
 ロイドは言っていることがすぐに飲み込めないらしく、目をパチパチさせたり頭を振ったりした。
「そ、それは、つまり、どういう……」
「戦争だ。エルフ族を完膚なきまでにぶっ潰す。俺がおまえたちに協力を求める以上、対価を払うのは俺だ。あいにく手持ちは多くないんだが、今ここにある金貨全部でどうだ?」
「お、おお……おぉぉ……。カラス様……、なんと……、なんとお礼を申し上げれば……」
「やめろ、くっつくな」
 亡霊のごとく腕にすがりついてくるロイドを冷たく振り払うと、カラスはノーラに近づき、頭を揺さぶった。
「おい、起きろ」
 ノーラは眠そうに目をこすり、それから見上げた。
「ふぁ……? カラス?」
「さっさと起きろ」腕を引っ張って無理やり立たせる。
 寝起きの少女はたたらを踏み、「からす、なぜ?」と尋ねた。
「戦争するぞ」
「せんそう……?」その言葉を舌の上で転がすと、頭が冴えたのか、「する、せんそう!」と意気込んで言った。
「だったら付いて来い。おまえは俺の駒だ。全ての作戦は俺が立案指揮する。あの女には、必ず地面を這いつくばらせてやる」


 それからたった二週間の間に、戦争の準備が急ピッチで進められた。そんな短期間の準備で戦争ができるはずもないし、実際、万全の態勢とは程遠かったが、そう思っているのは相手も同じこと。つまり準備ができていないのはお互い様だ。もしもこちらの動きに気づかれたとしても、平和ボケしたエルフたちが即戦闘態勢に入るのは難しいはず。逆にどちらも万全の状態で正面から戦ったら、実力的に上回るエルフに軍配が上がるのは当然である。だからむしろこれでいい。
 決行の夜、カラスはノーラだけを連れてエルフの郷の結界を越えた。結界も王宮も警備の度合いは以前より少し高まった程度で、大したことはなかった。要人の居城にたびたび侵入して暗殺や盗みを働いてきたカラスにとっては、穴だらけと言えた。夜明けとともにダークエルフとオークの軍勢が郷を蹂躙することなど、想像だにしていないだろう。平和ボケも強者の余裕もありがたい。
 魔石をいくつも懐に抱き、魔法による呪い除けや対抗呪文を幾重にもかけてもらい、準備が整った。ダークエルフは魔力で圧倒的にエルフに劣る。だがノーラほどの才能があれば、時間とエネルギーさえかければエルフに匹敵する魔法を行使することもできるのだ。
「歩けるか?」カラスは魔力の使い過ぎでふらついている様子のノーラを気遣う。「ダメなら地下水路に隠れててもいいぞ」
「あるく、かのう。まほう、しょうへき、かいじょ、ひつよう」
「なら足手まといになるなよ」
 二人は王宮の周囲に立ちはだかる塀を越えて、敷地内に降りた。魔的な障壁と物理的な施錠を外して、建物に侵入。寝静まった廊下を進んだ。これまでに拉致して凌辱した女たちから、王宮の構造やエリシアの寝室の位置は聞き出してある。
 ついに目的の扉の前に辿り着いた。鍵はかかっていなかった。二人は不審に思いつつも、顔を見合わせ、扉を開けた。
「私の寝室にノックもしないで入ってくるなんて、いい度胸をしているわね」
「…………!?」
 一本のろうそくがゆらゆらと揺れて、部屋の中を照らしていた。胸元の大きく開いた白のネグリジェ。優雅な金髪。青い瞳には動揺も怯えもなく、天蓋付きのベッドに浅く腰かけた女性からは、余裕と、はっきりとした敵意が感じられる。
 王女、エリシアだ。
 鋭い目がわずかに大きく見開かれたのは、こちらの正体に気づいたからだろう。
「この前は私の護衛を殺してくれてありがとう。今度こそ名を名乗りなさい。生かしておいて後で聞くのは面倒だから」
 カラスの隣でノーラが半歩後ずさった。……怯え。魔力を持つ者だけが感じる圧力のようなものが存在するのだろうか。それにしても、本当にこんな女が王女だとは。二人を睨みつける目は尖っていて、汚らわしいものを見下すような軽蔑が色濃い。
「どうして俺たちが来るのが分かった?」
「私は勘が鋭いの。そんなことより、こんな時間に起こされて、正直今、めちゃくちゃ機嫌が悪いんだから。三秒以内に名乗りなさい」
「ノーラ」
 名乗ったわけではなく、命令の合図だ。ひるまず動けるかという懸念はあったが、ノーラは瞬時に詠唱を開始。音や光を外へ漏らさないための簡易結界を展開する。同時にカラスが獲物を抜き放ってエリシアに飛び掛かった。対してエリシアは文字通り一息で魔法を詠唱した。カラスへと至近距離で放たれた魔法が、カラスを吹き飛ばすか八つ裂きにするはずだった。少なくともエリシアの中では……。
「!?」
 しかし実際はカラスは無傷でエリシアを押し倒し、細い首を鷲づかみにして押さえ付けた。うめき。気を失うであろう一歩手前で手を緩め、猿ぐつわを噛ませた。さらに両腕両足もベッドの四隅の柱にそれぞれ結び付け、手足を伸ばした格好にさせた。これで魔法は使えないし、抵抗もできない。
「まあ、対抗呪文がおまえの詠唱を打ち消したわけだが、納得いかないって顔しているな? そりゃそうだろう。呪文と対抗呪文は一対一の対応らしいな。呪文の数は百以上あるってのに、どうしておまえが今日ここで使う呪文の対抗呪文が、あらかじめピンポイントでかけられていたか?」
 念のため、カラスはエリシアの首に手を当て、いつでも絞められるようにしている。エリシアはベッドの上に放射状に髪を散らせ、屈辱と侮蔑にあふれた目でカラスをにらんでいる。
「おまえが待ち構えていることくらい想定していた。だが百以上ある呪文の中で、おまえがどれを使うかまで予測するのは不可能だ。だから可能な限り考えられる全ての呪文の対抗呪文を用意しておいた。一瞬で対抗呪文が詠唱できるエルフからすれば、無駄だらけの馬鹿みたいな戦術だが、それだけに予想してなかったようだな」
 カラスはエリシアの反応をいちいち楽しみながら、ゆっくりと丁寧に教えてやった。その気分のいいことといったらなかった。憎かったあの女が、今、自分の手の中にあって、その首をいつでも圧し折ることができる。
 魔法はもう詠唱できない。音も光も周囲には届かない。絶望的な状況にもかかわらず、エリシアは取り乱すことなく、怯えることも震えることもなく、瞳には確かな抵抗の意思を宿していた。その崇高とさえ言っても過言ではない気高さが、カラスを興奮させた。
「ノーラ、よくやった。向こうへ行ってろ。それから念のため周囲を警戒しておけ」
「ふい」
 ノーラを隅に下がらせると、カラスは目の前に横たわる女体を眺め回した。指の腹でネグリジェの上から豊満な乳房の縁をなぞり円を描く。二つの丘の中腹まで指を這わせるが、それより先には登らない。登り詰めるのはエリシアが快楽に屈して自ら懇願したときだ。エリシアは顔色一つ変えず、おまえのような唾棄すべき相手に何をされても軽蔑の感情以外何もないという様子だった。
 カラスは捲れ上がったネグリジェの裾の下の、太ももに手を伸ばす。内側の柔らかくて滑らかな肌は、少し冷えていて、いつまでも触っていたいほど心地よい感触だ。薄闇にぼうっと浮かぶ白い肌をなぞりながら、ネグリジェをさらに捲り上げていく。指が太ももの付け根の辺りまで来ると、秘所を隠すショーツがさらけ出された。さらにネグリジェを捲り上げ、へそと腰のくびれが見えるようになった。カラスは柔らかい腹と下腹部に触れた。それから両手で包むようにくびれをさすり、腰骨の形を確かめた。エリシアの反応は冷めたものだった。
「いかんいかん。のんびりしているわけにはいかないな。ノーラ、あれを出せ」
「ふい」
 ノーラは腰の道具入れから『あれ』を取り出し、カラスに渡すと、また元の位置に戻った。カラスが準備してきたのは薬液の入ったアンプルと注射器だ。
「こいつが何か分かるか?」薬液をエリシアの見える位置で振ってみせた。「俺の専門は暗殺だから出番は滅多にないんだがな。まあ、打ってみれば分かる」
 アンプルの細くなっている先の部分を指でパキンと圧し折った。注射器で薬液を吸い上げる。そこでエリシアが初めて身をよじり、抵抗する気配を見せた。何か言葉にならない声で唸っている。
「おまえのためにアンプルはたくさん持ってきてやったからな。存分に楽しめ」
 針の先をエリシアの腕に近づける。動くので、空いているほうの手で腕を押さえつけた。エリシアが激しく唸るが、カラスは無視した。針先が肌に接近し、皮膚を突き破った。薬液にわずかに血の色が混ざった。ゆっくりとピストンを押し込み、中身を注入していく。シリンダーが空になると、針を抜いた。誰かが雪原にリンゴ一つ忘れていったみたいに、紅い玉が浮いた。
「まずは一本」
 鉄面皮に恐怖の色が混じり始めていた。
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