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はじまり2
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音の満ち欠け(第二回)
無事合格することが出来た弘前大学は医学部、人文学部、教育学部、農学部、理学部と揃った総合大学だったが、敷地も少し大きめの高校のキャンパスを彷彿とさせる程度のそれほど大きなものではなかった。
新歓のムードに包まれた学内の中では様々なサークルやクラブ活動の勧誘がそこここで行われていて、その中にその後お世話になる「ロックオフィス」と言う軽音楽サークルもあった。
正直、自分はサークル活動などと言う組織だったものは元来好きじゃなかった。
そのため参加することはなかったが、遠巻きに値踏みはしている自分だった。
そんなある日学内に立て看板が立った。
昭和54年4月21日土曜日、大学構内の「弘前学館」2階のホールにて新入生歓迎ライブがあると言う。
新入生歓迎ライブとの触れ込みでロックオフィスの数バンドが演奏するのだ。
自分はとても興味深くいそいそと出かけて行った。
一階が食堂と大学生協が入ってる「弘前学館」の2階会場はがらんとしていたが、それでも20人程度大学生がまばらにパイプ椅子に腰掛けている。
5つばかりのバンドが出演したが、流石にどのバンドも巧い!
カシオペアやスクウェアなどの当時としては最新の流行と言えるフュージョンバンドは秀逸だったし、ローリングストーンズなど演奏するバンドなどとても良かった。
その中に二つのバンドで掛け持ちで出て来たドラマーがいた。
左利きでドラムが通常の逆にセットしてあったが、この人のプレイは実に気持ちの良いビートを奏でていた。
「うわ~、やっぱり大学生にもなると皆んな上手いなぁ、スゲ~!」
俺もいつかあんな風に人前で演奏してみたいものだ、と満足して帰ったのだが。
後にそのドラムが長く一緒に付き合うことになる男であるとは知る由もなかった。
無事合格することが出来た弘前大学は医学部、人文学部、教育学部、農学部、理学部と揃った総合大学だったが、敷地も少し大きめの高校のキャンパスを彷彿とさせる程度のそれほど大きなものではなかった。
新歓のムードに包まれた学内の中では様々なサークルやクラブ活動の勧誘がそこここで行われていて、その中にその後お世話になる「ロックオフィス」と言う軽音楽サークルもあった。
正直、自分はサークル活動などと言う組織だったものは元来好きじゃなかった。
そのため参加することはなかったが、遠巻きに値踏みはしている自分だった。
そんなある日学内に立て看板が立った。
昭和54年4月21日土曜日、大学構内の「弘前学館」2階のホールにて新入生歓迎ライブがあると言う。
新入生歓迎ライブとの触れ込みでロックオフィスの数バンドが演奏するのだ。
自分はとても興味深くいそいそと出かけて行った。
一階が食堂と大学生協が入ってる「弘前学館」の2階会場はがらんとしていたが、それでも20人程度大学生がまばらにパイプ椅子に腰掛けている。
5つばかりのバンドが出演したが、流石にどのバンドも巧い!
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その中に二つのバンドで掛け持ちで出て来たドラマーがいた。
左利きでドラムが通常の逆にセットしてあったが、この人のプレイは実に気持ちの良いビートを奏でていた。
「うわ~、やっぱり大学生にもなると皆んな上手いなぁ、スゲ~!」
俺もいつかあんな風に人前で演奏してみたいものだ、と満足して帰ったのだが。
後にそのドラムが長く一緒に付き合うことになる男であるとは知る由もなかった。
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