シルバーアイス

2話 1話目が多かったので3つに分けています!なので内容は変わりません!

レンの紹介をした瞬間一瞬でみんながざわつき始めた。
「おい、もしかして…」「まさか!」
と色んな所から声が聞こえた。
「レンさんはリリさんと血がつながっていますか?」
と質問され
「ええ、そうです!私の兄です!」
と自慢げにリリが答えた。リリが答えると
羨ましいなどの男子の声が聞こえた。

レンははぁとため息をついた。
「リリ、あんまり注目されたくないんだ。」
というとリリが
「なぜです!お兄様はとても凄い人なんですよ!
注目しないのがおかしいのです!お兄様は…」
するとはぁというため息が聞こえ
「少しは静かにできないのですか…」と誰かが言った。
そして、その声が聞こえた方を二人が振り返ると少し機嫌の悪いリーフがいた。
「その人のどこがいいのかよく分かりません。まぁ、本当に妹もバカなんですね!」
言われた瞬間
「なんですって!私はいいけどお兄様を侮辱するなんて「リリ、少し黙ってろ…あと俺から離れておけ」
少し言いたげな顔で
「分かりました…お兄様…」
と返事した。
「妹がバカとはどういうことだ」
レンが言った瞬間教室が氷の世界になっていた。天井には氷柱があり机や床などが白くなり冷気が教室の中に満ちていた。

リーフが「俺の足が…!」という声でみんながリーフの足を見た。そこには、リーフの足が氷で固められじわじわとその氷が膝などに上がってきた。