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第1章 鮮血の旅路
俺の尋ね人は予想以上にいるらしい。
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門番から聞いた話を頼りに冒険者ギルドという場所に向かう。10分ほどで目当ての場所に着くが違和感がありまくる。
殆どの建物が2階建てなのに冒険者ギルドだけ4階建てとは目立ちすぎる。しかも木造建てではなく恐らくコンクリートみたいだ。中は鉄筋でも入っているのか?店前の道でずっと立ち止まっているわけにもいかず中に入る。ドアはガラス張りの鉄枠か。周りの建物との技術差が激しすぎる。
「いらっしゃいませ。冒険者ギルドにようこそ。」
扉から入ると2、3人の女性の挨拶が唱和して聞こえる。これ、何処の会社だよ?
「すまない。ここに酒場があると聞いて来たんだが。」
端的に目的を話すと、1人の女性用スーツを着た人間もどきがこちらに歩いて来る。
「申し訳ありません。2Fの酒場は商談の場所として使われていまして依頼主と担当の冒険者しか使用出来ないようになっています。」
………なんだろう。この近代的な施設は。地球から来た俺ならこの対応でもなんとか分かるが、農民とかここは入れないんじゃねーか?主にプレッシャーで。
「分かった。では依頼主として勇者の事を詳しく知る者を紹介して欲しい。金額はどの程度になる?」
どうやらギルドを通さないと話が出来そうに無いので依頼として受けてもらおう。これ情報漏れたりしねーのか?
「畏まりました。ではどの勇者様の情報が知りたいのですか?」
…おいおい。そんなに勇者っているのかよ面倒くせえな。
「この国にいる異世界からきた勇者について詳しい人間にしてくれ。」
これで駄目ならもう止めよう。こちらの意図が漏れ過ぎる。
「分かりました。この国の異世界勇者様の情報ですね。こちらには詳しく集められた本など有りますがそれを御覧になられますか?」
もう駄目だ。止めておこう。踵を返すと外に出るため歩き始める。
「お客様?どうなされました?」
こちらを追いかけようとするが無視だ無視。扉を開けて外に出る。あそこにいたら全部こちらの情報が漏れるだけじゃねーか。
街の中を歩いて裏通りのような所を探す。これだけ大きな街になれば綺麗な所と汚い所がある。狭い所に押し詰められたような一角に入り酒場を探す。少しすると賑やかな喧騒が聞こえる場所がある。
そこに入り中を見渡す。ある程度席の埋まった感じて皆陽気に酒を呑んでいる。カウンター席もあり丁度空いていたのでそこに座る。
「いらっしゃい。何にするね?」
小太りのおっさんがこちらに話しかけてくる。店主だろうか?忙しそうなので適当な物を頼むか。
「おすすめで。酒は何がある?」
水を飲んでる人がいないので酒の種類を聞く。地球では日本以外の国では水が売り物だったり、酒の方が安い所もあると聞いた事があるからそういう場所かも知れないしな。
「飯は日替わりが鳥の香草焼きだ。酒はエールとワイン、蜂蜜酒があるぜ?」
軽快に料理を捌きながら対応するおっさん。いい匂いだ。
「飯はそれで。酒はエールで頼む。」
注文すると「あいよ。」と言う言葉と共におっさんが出来た料理を隣の女給に渡す。女給は 奥の方に料理を運んでいった。
「先にエールだ。ツマミはサービスだ。」
見とれているとおっさんがエールとジャーキーのようなものを持ってくる。それを受け取りエールを飲む。日本のビール程ではないがそこそこ飲める。ジャーキーの方は固くて塩辛いがエールとなら合う。ちまちま飲んでると料理が運ばれる。熱々の鶏肉は久しぶりの食事であり感動してしまう。ここのおっさんは殺すなら最後にしてやろう。
「兄ちゃんみかけない顔だな。」
ローブの頭巾部分を下ろして食べていたせいか隣のおっさんが声をかけてくる。料理に夢中で気がつかなかったな。
「今日ここの街に来たばかりだからな。」
そう言いつつ飯を食べる。お代わりすっかな?
「へぇ。仕事でも探しに来たのかい?」
おっさんが興味深そうに聞いてくる他所から人はあまり来ないのか?
「いや。人探しだ。門番に聞いて冒険者ギルドとやらにいったが合わなすぎて出てきた。店のおっちゃん日替わりお代わり。」
一皿目を食い終わり、追加注文をする。するととなりのおっさんが笑い出す。
「そうか兄ちゃんあそこいったのか。初めてならびっくりしたろう。」
笑いながら俺の肩を叩く。このぐらいなら殺すほどでもないし聞きたいこともある。
「田舎モンにあの建物とあの対応はきつ過ぎる。何であそこだけあんな事になっているんだ?」
「そりゃ勇者様達が直々に作った国際冒険者ギルドだからだよ。あそこは勇者様の力で作られているから他のギルドとは全然違うのさ。建物にしたってギルドお抱えの建築士だし冒険者も国際冒険者と言ってそんじょそこらの冒険者とは違うからな。」
何だそりゃ?ここの勇者達は好き勝手してるのか。全く俺をこんなにした勇者を探すのにどれだけ時間がかかるのやら…
殆どの建物が2階建てなのに冒険者ギルドだけ4階建てとは目立ちすぎる。しかも木造建てではなく恐らくコンクリートみたいだ。中は鉄筋でも入っているのか?店前の道でずっと立ち止まっているわけにもいかず中に入る。ドアはガラス張りの鉄枠か。周りの建物との技術差が激しすぎる。
「いらっしゃいませ。冒険者ギルドにようこそ。」
扉から入ると2、3人の女性の挨拶が唱和して聞こえる。これ、何処の会社だよ?
「すまない。ここに酒場があると聞いて来たんだが。」
端的に目的を話すと、1人の女性用スーツを着た人間もどきがこちらに歩いて来る。
「申し訳ありません。2Fの酒場は商談の場所として使われていまして依頼主と担当の冒険者しか使用出来ないようになっています。」
………なんだろう。この近代的な施設は。地球から来た俺ならこの対応でもなんとか分かるが、農民とかここは入れないんじゃねーか?主にプレッシャーで。
「分かった。では依頼主として勇者の事を詳しく知る者を紹介して欲しい。金額はどの程度になる?」
どうやらギルドを通さないと話が出来そうに無いので依頼として受けてもらおう。これ情報漏れたりしねーのか?
「畏まりました。ではどの勇者様の情報が知りたいのですか?」
…おいおい。そんなに勇者っているのかよ面倒くせえな。
「この国にいる異世界からきた勇者について詳しい人間にしてくれ。」
これで駄目ならもう止めよう。こちらの意図が漏れ過ぎる。
「分かりました。この国の異世界勇者様の情報ですね。こちらには詳しく集められた本など有りますがそれを御覧になられますか?」
もう駄目だ。止めておこう。踵を返すと外に出るため歩き始める。
「お客様?どうなされました?」
こちらを追いかけようとするが無視だ無視。扉を開けて外に出る。あそこにいたら全部こちらの情報が漏れるだけじゃねーか。
街の中を歩いて裏通りのような所を探す。これだけ大きな街になれば綺麗な所と汚い所がある。狭い所に押し詰められたような一角に入り酒場を探す。少しすると賑やかな喧騒が聞こえる場所がある。
そこに入り中を見渡す。ある程度席の埋まった感じて皆陽気に酒を呑んでいる。カウンター席もあり丁度空いていたのでそこに座る。
「いらっしゃい。何にするね?」
小太りのおっさんがこちらに話しかけてくる。店主だろうか?忙しそうなので適当な物を頼むか。
「おすすめで。酒は何がある?」
水を飲んでる人がいないので酒の種類を聞く。地球では日本以外の国では水が売り物だったり、酒の方が安い所もあると聞いた事があるからそういう場所かも知れないしな。
「飯は日替わりが鳥の香草焼きだ。酒はエールとワイン、蜂蜜酒があるぜ?」
軽快に料理を捌きながら対応するおっさん。いい匂いだ。
「飯はそれで。酒はエールで頼む。」
注文すると「あいよ。」と言う言葉と共におっさんが出来た料理を隣の女給に渡す。女給は 奥の方に料理を運んでいった。
「先にエールだ。ツマミはサービスだ。」
見とれているとおっさんがエールとジャーキーのようなものを持ってくる。それを受け取りエールを飲む。日本のビール程ではないがそこそこ飲める。ジャーキーの方は固くて塩辛いがエールとなら合う。ちまちま飲んでると料理が運ばれる。熱々の鶏肉は久しぶりの食事であり感動してしまう。ここのおっさんは殺すなら最後にしてやろう。
「兄ちゃんみかけない顔だな。」
ローブの頭巾部分を下ろして食べていたせいか隣のおっさんが声をかけてくる。料理に夢中で気がつかなかったな。
「今日ここの街に来たばかりだからな。」
そう言いつつ飯を食べる。お代わりすっかな?
「へぇ。仕事でも探しに来たのかい?」
おっさんが興味深そうに聞いてくる他所から人はあまり来ないのか?
「いや。人探しだ。門番に聞いて冒険者ギルドとやらにいったが合わなすぎて出てきた。店のおっちゃん日替わりお代わり。」
一皿目を食い終わり、追加注文をする。するととなりのおっさんが笑い出す。
「そうか兄ちゃんあそこいったのか。初めてならびっくりしたろう。」
笑いながら俺の肩を叩く。このぐらいなら殺すほどでもないし聞きたいこともある。
「田舎モンにあの建物とあの対応はきつ過ぎる。何であそこだけあんな事になっているんだ?」
「そりゃ勇者様達が直々に作った国際冒険者ギルドだからだよ。あそこは勇者様の力で作られているから他のギルドとは全然違うのさ。建物にしたってギルドお抱えの建築士だし冒険者も国際冒険者と言ってそんじょそこらの冒険者とは違うからな。」
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