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第2章 勇者大戦
魔王の臣下のユニコーンとバイコーン
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ユニコーン…白い体に一本の角を持つ伝説の馬。
俺でも知っているモンスターだ。
奴の視線はずっとアヤハを追っている。
アヤハはその視線を特に気にしてないようだったが青崎のあの狼狽ぶりがきになる。
《さぁ! 我が乙女よ! 共に旅立とうではないか! 我と汝のウェディングロードへと! 》
すこしカチンと来たので魔力で体を強化して駄馬を殴る。
《ゔぉっっっっっぶ⁈ 》
良い感じで横に吹き飛ぶユニコーン。
それを見たアヤハは嬉しそうにこちらを見ている。
俺は追撃を掛けようとするが、ユニコーンは直ぐに立ち直り、俺を睨みつけてくる。
《この我に触るどころか殴るなど…万死に値する!》
更に魔力を高めるユニコーンだが、此方も負けていない。
左手に魔力を込め、ミスリルの鱗が体を覆う。
溢れた魔力が髪から放出され黒から紅へと変わっていく。
体に紋様が浮かび上がり、俺の吐息が炎となる。
《な、何と!なぜこのような所に魔王がいるのだ? 我と娘との交際を認めぬつもりか!我と娘は既に…
全てを言わせるつもりは無い。左手の拳はユニコーンの右頬を打ち抜き、20m以上木々を薙ぎ倒しながら吹き飛んでいく。
「ケイスケ凄い!流石魔王! 」
アヤハまで俺が魔王だと勘違いしたじゃないか!
俺は憂さを晴らすべくユニコーンをゲシゲシと蹴り続ける。
《ま、待て! 我は降参する。人質への暴力は人道的に反するぞ!》
踏まれ続けるユニコーンが小癪な事を言い出した。
「お前は馬だろうが! うちのアヤハ狙ってきておいてよくそんな事が言えるな。手前の粗末な『ナニ』を切り落とせばちょっとは大人しくなるか試してみようか? あぁ? 」
俺の言葉にその場で震え続けるユニコーン。
既に神々しさの欠片もない。
「流石ケイスケ、魔王は違う」
心底感心したように俺を見ているアヤハ。
「圭介さんがあんなに…これが異世界の洗礼だと言うの?」
木の陰から俺を震えながら見てる青崎。
何か理不尽なものを感じながら俺は奴の子孫を断つために魔力の刃を生み出す。
そして、
《お待ちに待ってください!魔王様!》
どこの誰だか知らないがいきなり魔王呼ばわれする奴がこの場に現れる。
《そ奴は我が連れ。魔王様のお連れに無礼を働いた事は誠に申し訳無いと思っております。ですが! 何とぞご慈悲を頂けないでしょうか!》
木の陰から現れ俺達の目の前に現れたのはユニコーンと同じ大きさの馬である。
しかし、体毛は艶が良い黒毛であり何より角が二本もある。
「…バイコーンですって?」
青崎の声がかすれて聞こえる。
何だそれは?俺はそこまでファタジーに詳しくないので青崎に説明してもらう。
「バイコーンとはユニコーンの対をなすものとして神話などにでる生物です。その…ユニコーンが純潔を体現するものに対してバイコーンは、その…」
熊なのに顔が赤くなる青崎を見て大体のは想像はついた。
「しかし、このユニコーンを見てると単に女好きにしか見えないがな」
《何を言う!我は乙女のみの守護者よ!その辺のババァ…
《あんたは! いつもいつも! 女の餓鬼に欲情して! 私がどれだけ!苦労してるのか! 分からないのかい‼︎ 》
今の言葉で、どうやらユニコーンはバイコーンの怒りを買ったようだ。
ドスドスと踏まれるユニコーンに怒りに満ちた顔でユニコーンを踏み続けるバイコーン。
「あわわわ。魔王さ、圭介さん、流石に止めないと死んじゃいますよ!」
青崎め、完全に魔王って言ってるじゃないか。
ん?…丁度いい脚になりそうだな、少し脅してみるか?
「おいお前ら、夫婦喧嘩はそこまでにしろ。お前達に提案がある。断ってもいいがよく考えて答えろよ?」
俺の言葉に動きが止まり、平伏するユニコーンとバイコーン。
驚くほど素直になった二匹に俺は無慈悲な提案をする。
「簡単な話だ。俺達の足として働くなら今回の事は水に流そう。断るならそれなりの覚悟で言っていると捉えるからな。どうする?」
どう考えても最後通告にしか聞こえない言葉に二匹は顔を見合わせながら俺の方に顔を向ける。
《足になれと言うからには我々は魔王様の配下になると考えてよろしいのですか?》
バイコーンの方が俺に問いかけてきたが俺はそれに頷く。
別に殺したい訳でもないからな。
《そ、それはそこの乙女にも乗ってもらえると考えていいのか?》
ユニコーンの方は煩悩全開だな。
隣のバイコーンに噛み付かれている。
《アンタは黙って言う事聞くんだよ!生きているだけで良かったと思いな!》
《はい…すいませんでした》
嫁の方が力が上のようだ。俺は聞かなかったことにして話を進める。
「では契約に同意すると言うことだな」
俺の言葉に二匹共、首肯する。
俺はカーズの魔法をかけ、俺達の足となる限り配下として守る事を確約する。
《おぉ…俺達が魔王様の家来に》
《アンタもこれでやっと就職出来たねぇ…》
何か違う気もするがこれで俺達は足となる仲間を手に入れることが出来た。
俺でも知っているモンスターだ。
奴の視線はずっとアヤハを追っている。
アヤハはその視線を特に気にしてないようだったが青崎のあの狼狽ぶりがきになる。
《さぁ! 我が乙女よ! 共に旅立とうではないか! 我と汝のウェディングロードへと! 》
すこしカチンと来たので魔力で体を強化して駄馬を殴る。
《ゔぉっっっっっぶ⁈ 》
良い感じで横に吹き飛ぶユニコーン。
それを見たアヤハは嬉しそうにこちらを見ている。
俺は追撃を掛けようとするが、ユニコーンは直ぐに立ち直り、俺を睨みつけてくる。
《この我に触るどころか殴るなど…万死に値する!》
更に魔力を高めるユニコーンだが、此方も負けていない。
左手に魔力を込め、ミスリルの鱗が体を覆う。
溢れた魔力が髪から放出され黒から紅へと変わっていく。
体に紋様が浮かび上がり、俺の吐息が炎となる。
《な、何と!なぜこのような所に魔王がいるのだ? 我と娘との交際を認めぬつもりか!我と娘は既に…
全てを言わせるつもりは無い。左手の拳はユニコーンの右頬を打ち抜き、20m以上木々を薙ぎ倒しながら吹き飛んでいく。
「ケイスケ凄い!流石魔王! 」
アヤハまで俺が魔王だと勘違いしたじゃないか!
俺は憂さを晴らすべくユニコーンをゲシゲシと蹴り続ける。
《ま、待て! 我は降参する。人質への暴力は人道的に反するぞ!》
踏まれ続けるユニコーンが小癪な事を言い出した。
「お前は馬だろうが! うちのアヤハ狙ってきておいてよくそんな事が言えるな。手前の粗末な『ナニ』を切り落とせばちょっとは大人しくなるか試してみようか? あぁ? 」
俺の言葉にその場で震え続けるユニコーン。
既に神々しさの欠片もない。
「流石ケイスケ、魔王は違う」
心底感心したように俺を見ているアヤハ。
「圭介さんがあんなに…これが異世界の洗礼だと言うの?」
木の陰から俺を震えながら見てる青崎。
何か理不尽なものを感じながら俺は奴の子孫を断つために魔力の刃を生み出す。
そして、
《お待ちに待ってください!魔王様!》
どこの誰だか知らないがいきなり魔王呼ばわれする奴がこの場に現れる。
《そ奴は我が連れ。魔王様のお連れに無礼を働いた事は誠に申し訳無いと思っております。ですが! 何とぞご慈悲を頂けないでしょうか!》
木の陰から現れ俺達の目の前に現れたのはユニコーンと同じ大きさの馬である。
しかし、体毛は艶が良い黒毛であり何より角が二本もある。
「…バイコーンですって?」
青崎の声がかすれて聞こえる。
何だそれは?俺はそこまでファタジーに詳しくないので青崎に説明してもらう。
「バイコーンとはユニコーンの対をなすものとして神話などにでる生物です。その…ユニコーンが純潔を体現するものに対してバイコーンは、その…」
熊なのに顔が赤くなる青崎を見て大体のは想像はついた。
「しかし、このユニコーンを見てると単に女好きにしか見えないがな」
《何を言う!我は乙女のみの守護者よ!その辺のババァ…
《あんたは! いつもいつも! 女の餓鬼に欲情して! 私がどれだけ!苦労してるのか! 分からないのかい‼︎ 》
今の言葉で、どうやらユニコーンはバイコーンの怒りを買ったようだ。
ドスドスと踏まれるユニコーンに怒りに満ちた顔でユニコーンを踏み続けるバイコーン。
「あわわわ。魔王さ、圭介さん、流石に止めないと死んじゃいますよ!」
青崎め、完全に魔王って言ってるじゃないか。
ん?…丁度いい脚になりそうだな、少し脅してみるか?
「おいお前ら、夫婦喧嘩はそこまでにしろ。お前達に提案がある。断ってもいいがよく考えて答えろよ?」
俺の言葉に動きが止まり、平伏するユニコーンとバイコーン。
驚くほど素直になった二匹に俺は無慈悲な提案をする。
「簡単な話だ。俺達の足として働くなら今回の事は水に流そう。断るならそれなりの覚悟で言っていると捉えるからな。どうする?」
どう考えても最後通告にしか聞こえない言葉に二匹は顔を見合わせながら俺の方に顔を向ける。
《足になれと言うからには我々は魔王様の配下になると考えてよろしいのですか?》
バイコーンの方が俺に問いかけてきたが俺はそれに頷く。
別に殺したい訳でもないからな。
《そ、それはそこの乙女にも乗ってもらえると考えていいのか?》
ユニコーンの方は煩悩全開だな。
隣のバイコーンに噛み付かれている。
《アンタは黙って言う事聞くんだよ!生きているだけで良かったと思いな!》
《はい…すいませんでした》
嫁の方が力が上のようだ。俺は聞かなかったことにして話を進める。
「では契約に同意すると言うことだな」
俺の言葉に二匹共、首肯する。
俺はカーズの魔法をかけ、俺達の足となる限り配下として守る事を確約する。
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