私の彼女は元上司

にゃる子

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希望さんの元彼女?

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今日は、希望さんの車である場所に向かっている。

希望さんが、自分の元彼女に是非私を合わせたいそうだ。

「すごく素敵な人だから安心してね。」

希望さんが、大学時代に付き合っていたらしいのだが、彼女は画家になるために大学を中退。
そのまま行方不明になったのだけど、最近になり連絡が来たらしい。

だんだん細い山道に差し掛かる。
まるで、熊やら鹿やら出て来そうな車1台がギリギリ通過できるくらいの塗装されていない細い道だ。

「この道をまっすぐ…の筈だけど…」

希望さんが心配そうに車を進める。

しばらくすると、広い場所に出たかと思うと
小さなログハウスがあった。
希望さんが、早速インターフォンを鳴らす。

「のぞみ~!!!
本当に来てくれたんだぁ!!!」

玄関を開けた瞬間ふたりがハグしている。
彼女の名前は明日香さん。
希望さんと同級生

希望さんよりは背が低くてふわふわの茶髪をボブヘアーにしていて、色が白くてふんわりしたイメージの女性。
オーバーオール姿のところどころに絵具が付いているあたり、画家さんなんだなぁ…と改めて思う。

コーヒーを豆から挽いてくれたり、山の暮らしを楽しんでいる様子だ。

壁に飾られている大きな絵…

なんなんだろう?
一体何なのかわからないけれど、ずっと見ていられるような…
吸い込まれるような…

「君が今の彼女さん?
希望はドスケベだから相手大変じゃない?」

「明日香…
ドスケベって」

「あ、変態…の方だっけなぁ?」

明日香さんは、私に興味深々のようだ。

「あれ、明日香さんの作品なんですか?」

話題を変えようと壁の絵に話題を向けた。

「そうだよ。
私の作品、先週できたばかりなんだけど
売約済みだからもうすぐさよならなんだ。」

なんて言っていいかわからないけれど、すごく引き込まれて行く世界観
それが欲しいと言う人が居ても不思議ではない。

「これ、何かモチーフとかあるの?」

希望さんも気になっていたようだ。

「これは、私のおまんこを鏡で見ながら描いた作品なんだよ。」

私と希望さんは、コーヒーを吹き出しそうになった。

彼女の説明によると、もともと女体好きで画家になるために海外に移住したときに今の作風を確立した。
少数のお客様が、高額な絵を購入してくださるそうだけど、そのお客様さえも元は何なのかを知っている人はいないそうだ…

「それ、まぁ…お客様は絵が気に入ったから購入してくださるんだけど、すごい発想ね。」

久しぶりの再会を果たした希望さんも驚いている様子だった…。

明日香さんが、私の方ばかりジーっと見つめている。

「明日香、どうしたの?」
希望さんが心配そうに声をかける。

「希望さんの彼女さん…。
綺麗だなぁと…」

触れようと手を伸ばす明日香さんの手を希望さんが握る。

「私の彼女なんだから、あなたはダメよ?
まだ、そんなにいろいろ知らないんだから。」

ビシッとした声で明日香さんを制する。

「実は…。」
次の新作も頼まれているのだけど、なかなか描けないようだ。

で、私をモデルに何か描きたいそうなんだけど

「那智さん…
どうする?
ここはあなたの気持ち次第よ。」

希望さんは、そうも言いながら
「断れ!」
と言っているようにも聞こえる。

「那智さんには触れませんっ!
見るだけ、だから。
その代わりお代の方ですね…」

ひとつの作品が高額な金額で売れるだけあって、ギャラも破格の金額

「那智さん。
この前は美雨さんがいたから言えなかったんだけど、私が離婚したら私の部屋に住まない?
新しいお家でも、また私がひとり暮らしみたいな感じだから」

真剣な顔をして、希望さんが私の目を見つめる。

「嬉しいんですけど…。
そんなに家賃とかたくさん払えないし…」

私が悩んでいると

「家賃はいらない。
ただ、家具とかは何もないから今のお部屋のものだけでは足りないんじゃないのかと思うの」

大体希望さんが言いたいことが伝わって来た。

つまり…。
引越し費用を作ろう!ということ。

「お茶して喋って帰るだけのつもりだけど、どう?」

「希望さんの元彼女さんなんですよね?
悪い方では無さそうですよね…」

「もちろん!
変なやつだけど、いい子だよ。」

「じゃあやります!」

希望さんへの信用しかなかったけど、やってみることにした。
実際…
何をどうすればいいかわからないけれど。

「明日香、那智さんを使っていいわよっ。」

希望さんがニコッと笑う。

「ただし!!!
ちゃんと契約書を交わすこと。
私もやる。」

何かと思えば、希望さんもモデルとして参加するらしい。

「それでいいの?
希望まで参加してくれるなら、もう1作できそうだし。」

結局、モデルとしてふたりで参加することになった。

「はいっ。
契約書。
ちゃんとふたり分あるからね。」

明日香さんは、自分の作品が完成するのが楽しみで仕方ない様子
私達は、契約書内容を読んでサインした。

人物を特定できなくするために、顔は描かないらしい。

「暗闇でパーツだけライトアップするから、身バレはしないと思うよ。
よっぽど特徴的な身体してるなら別だけど」

今回の作品は、幻想的な夜の森をイメージした作品になるらしい。

「サイン、できたわよ」
希望さんが、私の分とまとめて契約書を明日香さんに渡す。

「ふたりともありがとう!
流石にふたりともお仕事もあるし、泊まってもらうのは難しそうだから、動画でパーツ撮影してあとは私が1人で仕上げるから」

明日香さんは、希望さんの選んだ彼女さんというだけあって、いろいろ気配りもできる方だ。

「契約書もいただいたから、希望から脱いで貰っていい?」
明日香さんが、スケッチブックを取り出す。

希望さんが、スッと立ち上がると上着から順に一枚ずつ服を脱いで行く。
その様子を見ながら、明日香さんはバスローブを用意したり、機材を設定している。

「学生のころからかなり経ってるのに、相変わらずのナイスバディーだね。」
明日香さんが嬉しそうに、靴しか履いていない希望さんの身体をあちこち観察している。

「中も見せてもらっていい?」
「一度出産してるけど、大丈夫?」
「それはそれで素晴らしいと思うけどな。」

躊躇う様子もなく、希望さんは自分のあそこを指で広げて中まで見せている。
希望さんは、きっと私よりもずっと年上の筈だけど、背が高くてモデル体型で全てにおいてバランスがいい。

私まで無言のまま見つめてしまった。

「確かに、学生の時にモデルしてくれてた時より奥行きがあるというか…
希望の場合は、老けるんじゃなくて色艶増してるんじゃない?」

明日香さんとも身を重ねた経験がいっぱいあるんだろうな…
そんなことをいろいろ考えてしまった。

「那智さんも、早く!」

明日香さんに急かされて、私も服を脱ぐ。
バスローブ姿の希望さんが

「私も昔だけどモデルしたことあって、鉛筆画のヌードだったの覚えてる。」

なんて話してくれた。
きっと、私が不安にならないために配慮してくれたんだと思った。

私も靴だけの姿になる

「那智さんは、ラインが綺麗…。
やっぱり私が綺麗と思った通り!
肌が日焼けしてるのも素晴らしいね。
中も見せて」

明日香さんが、嬉しそうだ。

「触っちゃ…」
「ダメだからね!」
希望さんにバッチリ釘を刺されてしまった。

希望さんが後ろから私を抱きしめて、片足をあげさせて指で中を開く。

「すっごい!!!
めちゃくちゃピンクだね。
しかも、黒ズミとかないし私が羨ましい」

至近距離で見られると、だんだん緊張してきて
濡れて余計なものが出ないか心配してしまう

「この子、見られると興奮しちゃうの」

希望さんが、何を思ったのか、私をテーブルに寝かせて両足を開かれた。

「希望が触るのはアリなんだよね?」

明日香さんが、何か考え付いたらしい
 
その場でスケッチブックと鉛筆を持つ
と、明日さんは私のおまんこをスケッチしだした。

触られてもないのに、凝視されてスケッチされている視線と静かな部屋の中に響く鉛筆の音
なんだか心臓がドキドキしてしまう。

「何もしてないのに、濡らしてる?」
明日香さんにバッチリ指摘されてしまう。

希望さんに指で開かれて全部丸見えになっているのが自分でもわかる

「うっ…」

視線だけなのに、愛液がさらに溢れているのがわかる。

「描き終わったよ。」

スケッチブックには、私のおまんこが
鉛筆でリアルに描かれていた。

「イクところも見せて欲しいんだけど…」

明日香さんに案内されて、地下室へと通される。

普段は、絵のモデルさんが来てくれた時用のスタジオとして利用されているらしい。
婦人科であるような内診台がある。

「ここのスタジオは、電気を消すと天井がプラネタリウムみたいになるんだ。
那智さんには、ここで足を開いて貰う。
で、希望が目の前に座って那智さんを気持ち良くさせる。
足の間にあるカメラでイクまでバッチリ撮影できるという作戦」

だから、さっきカメラを設定していたんだ。

部屋は暗くなるけれど、私のおまんこだけが特殊な光で照らされるらしい。

私を感じさせるために、筆やらおもちゃやらがトレーに乗っている。
私が座ると、台がくるりと反転して希望さんの目の前で足を開いた女性になった。

部屋が暗くなり、天井にはたくさんの星がキラキラしている。

「那智さんのおまんこが、綺麗なエメラルドグリーンになったりピンクになったり、すごく綺麗」

希望さんが喜んでいる。
カメラの影響で希望さんの顔を近づけることはできない。

希望さんが手元ににあるコットンに水をつけてピンセットで持ってクリトリスのまわりや花弁の根本を刺激している。

コットンだけの刺激のはずなのに

「あっ…」
声が出てしまう。

さらにローターを手にすると、花弁に当てたり
クリトリスに当てたり
ピンセットを使ってクリトリスの皮まで剥かれる。

「あんっ…」

さらに無言のまま、クリトリスの回りを刺激されたり
膣のまわりだけを刺激される。

「ダメっ…ああっ…」

思わず叫んでしまう

さらに、希望さんの手にはキラキラと光っているバイブレーター

それをゆっくりと膣の入り口に当てられる

まるで「入れほしいの?」と聞いているかのようだ。
バイブがズボッと中に入る。
中で掻き回す感覚でおかしくなりそうになる。

さらに、敏感になったクリトリスを指で刺激される。

「な…なんか出る!!!」
ふと、希望さんの会社で漏らした時を思い出した。
「だめっ。
出ちゃう!!!
あああああっ!!!」

自分でもびっくりするくらいに潮を吹いていた。

「すごいのが撮れたよ。
大丈夫、私しか見ないから。」

倒れるのではないかと思うくらいふらふらしている私の隣で明日香さんは大満足の様子

「よく頑張ったから、何かしてあげようか?」

希望さんが私の耳元で囁く
私が希望さんにキスをすると希望さんが、舌を入れ私の舌を突っついている。
そのままバスローブの中に手を入れて希望さんの乳首を撫でてみたり吸ってみたり…。

私も希望さんの舌で乳首を愛撫される。

その様子をライティングしながら明日香さんが撮影している。

希望さんに、全身愛撫されてさっき盛大に潮を吹いたばかりなのにイッてしまった。

「ふたりとも、いいのが撮れたよ。」
明日香さんがバスローブを持って来てくれた。
この画像を使いながら作品が出来ていく。

ダイニングで、明日香さんが焼きたてのパンを出してくれた。
庭には窯があって、毎日焼きたてのパンをいただけるそうだ。
出来た画像を見せてもらうと、プロジェクトマッピングのような美しい世界観の中で
私と希望さんが繋がっている…

しばらく見惚れてしまっていた。

「パン、美味しい!!!」
何も付けなくても無限に食べられるのではないかと思うくらいに美味しい。

「よかったら持って帰る?」

食パンを私と希望さんの分を焼いて貰った。

「今日は、本当にありがとう。
不便な場所だけどまた来てね!」

明日香さんが玄関まで送ってくれた。
今日は、流石にハードだったのか足がまだガクガクしている。

帰りの車でゆっくり休もう…

助手席に座るとそのまま眠ってしまった。

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