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第三章 日本近海超決戦
第四十二話 真珠湾超海戦②
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「敵機直上!急降下!」
「とーりかーじ!」
ダダダダダ!
この時、急降下爆撃隊の、24機中、8機が投弾した。そして、350㎏爆弾が一発龍鳳甲板に命中。五発が、至近弾であったが、流石、装甲空母。航行、戦闘共に、支障がなかった。しかし、護衛空母(軽空母ではありません)『アドミラル・ビラーフ・シュペー』が、沈没。『アドミラル・ビラーフ・シュペー』は、ドイツのポケット戦艦 アドミラル・グラーフ・ヒッパー級のアドミラル・ビラーフ・シュペーを、提供してもらい、護衛空母に改造。日本最大の護衛空母となり、搭載機数は補用機を合わせ、驚異の49機である。しかし、これも、この真珠湾超海戦にて、甲板に800㎏爆弾が命中。運悪く、格納庫の爆弾、魚雷、航空機用燃料に引火。誘爆を起こし、そのまま爆沈という、形の最後になった。シュペーの損失は、手痛いといえば、手痛かった。
「シュペーがやられたか。シュペーの仇は取る」
「敵第二波来ます!」
「久遠の発艦は準備できたか」
「はい」
「にしても、危なかった。命中するのが数秒でも遅れていれば、久遠に誘爆して、危ないところだった」
「ですね」
久遠戦闘機隊が発艦後、エレベータで風翔が甲板にあげる。久遠が先に発艦した理由は、久遠は風翔と比べ火力は弱いが、発艦速度は速い。そのため、各空母に一編隊のみ、配備されている。ちなみに、これは直掩機用である。
「敵さんもそろそろ、焦ってきたんだろうな。ほら、あれをみな」
外を見ると、SBDドーントレス、TBFアヴェンジャー、F6Fヘルキャットの、約90機ほどが飛んでいる。
「ですね.....」
山口の問いに、参謀はうなずくことしかできなかった。
「艦長、ト20号潜水艦より入電。『敵イギリス海軍ト思ワシキ艦隊ヲ、発見セリ』」
「イギリス海軍だと⁉」
彩雲の見つけたのは、イギリス海軍だったか。大体、ここから1110海里とすれば...駄目だ。敵艦隊に出せる航空機がない。どうしようか.....そういえば、俺の直轄空母で龍鳳と、同系艦で、大鳳があったな。大鳳には、航空機の配備が間に合わなくて、仕方なく、爆装、雷装ともにできる、零戦五三型を搭載しているって聞い.....零戦!零戦なら!
「大鳳に打電!..............................................................................」
「了解!!!」
「とーりかーじ!」
ダダダダダ!
この時、急降下爆撃隊の、24機中、8機が投弾した。そして、350㎏爆弾が一発龍鳳甲板に命中。五発が、至近弾であったが、流石、装甲空母。航行、戦闘共に、支障がなかった。しかし、護衛空母(軽空母ではありません)『アドミラル・ビラーフ・シュペー』が、沈没。『アドミラル・ビラーフ・シュペー』は、ドイツのポケット戦艦 アドミラル・グラーフ・ヒッパー級のアドミラル・ビラーフ・シュペーを、提供してもらい、護衛空母に改造。日本最大の護衛空母となり、搭載機数は補用機を合わせ、驚異の49機である。しかし、これも、この真珠湾超海戦にて、甲板に800㎏爆弾が命中。運悪く、格納庫の爆弾、魚雷、航空機用燃料に引火。誘爆を起こし、そのまま爆沈という、形の最後になった。シュペーの損失は、手痛いといえば、手痛かった。
「シュペーがやられたか。シュペーの仇は取る」
「敵第二波来ます!」
「久遠の発艦は準備できたか」
「はい」
「にしても、危なかった。命中するのが数秒でも遅れていれば、久遠に誘爆して、危ないところだった」
「ですね」
久遠戦闘機隊が発艦後、エレベータで風翔が甲板にあげる。久遠が先に発艦した理由は、久遠は風翔と比べ火力は弱いが、発艦速度は速い。そのため、各空母に一編隊のみ、配備されている。ちなみに、これは直掩機用である。
「敵さんもそろそろ、焦ってきたんだろうな。ほら、あれをみな」
外を見ると、SBDドーントレス、TBFアヴェンジャー、F6Fヘルキャットの、約90機ほどが飛んでいる。
「ですね.....」
山口の問いに、参謀はうなずくことしかできなかった。
「艦長、ト20号潜水艦より入電。『敵イギリス海軍ト思ワシキ艦隊ヲ、発見セリ』」
「イギリス海軍だと⁉」
彩雲の見つけたのは、イギリス海軍だったか。大体、ここから1110海里とすれば...駄目だ。敵艦隊に出せる航空機がない。どうしようか.....そういえば、俺の直轄空母で龍鳳と、同系艦で、大鳳があったな。大鳳には、航空機の配備が間に合わなくて、仕方なく、爆装、雷装ともにできる、零戦五三型を搭載しているって聞い.....零戦!零戦なら!
「大鳳に打電!..............................................................................」
「了解!!!」
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